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あさって16日に解散 得する人と損する人の分かれ目
党首討論で16日解散を宣言した形となった野田総理ですが、12月16日かと思ったら、よく聞くと、あさってという事で、民主党に一分の利益もないように思えます。何が狙いで、結局どのような形態に落ち着くのでしょうか、どなたか教えてください。
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>何が狙いで、結局どのような形態に落ち着くのでしょうか 何が狙いというよりも、早晩衆院が過半数割れに到る事がほぼ確実という情報が、野田総理の耳に入ったからでしょう、内閣不信任案可決後の惨めな苦し紛れ解散だけは避けたいという、ごく常識的な判断に依るものと思われます。 実際解散宣言以降既に2人の離党並びに6人の離党届提出者が続出して、事実上の民主系議員は衆院に於いて現状238人に過ぎず、更に今後駆け込み離党が続出するのは必至の情勢。 >あさって16日に解散 得する人と損する人の分かれ目 恐らく早期解散(我々の感情論からすれば、遅きに帰した感はあるが))に最も喜んでいるのは公明党、何しろ彼らが忌み嫌う衆参同時選挙を回避出来たのですから。 ほぼ浮動票を持たない特異政党である公明党の基礎票は、その殆んど全てを創価学会に依存した凡そ700万票強(そこに自民他との比例バーター票が100~200万程度上乗せされるのが通常ですが)に過ぎず、その決して多くはない基礎票を有効に配分して最大の効果を狙うのが創価学会=公明党の特色ですが、衆参同時選挙となると学会員を総動員した機動力が有効に機能しなくなる訳です。 次いで自民党に言及しますが、この時期に於ける解散は彼らにさほどのメリットは齎さないでしょう(因みに私が考える自民党最良のシナリオは、来夏の衆参ダブル選挙での圧勝というもの)。 一刻も早い政権奪還をという意図は理解しますが、自公で過半数を制する可能性は現状低いと言わざるを得ない、とすれば少数与党になる事態を回避する為、外部勢力との連携を模索せねばならないが、この点が中々難問です。 日本維新の会・太陽の党・みんなの党他、現状自民党の補完勢力と成り得る何れの政党も、自らのプレゼンスを全面に押し出すでしょうから、自民党にとって公明党の如き従順なポチである可能性は極めて低く、政権崩壊に到る爆弾を内包する可能性は否定出来ない。 しかも現状は自公合算で参院での過半数に十数議席及ばない訳で、民主党政権と同様衆参の捻れ現象が継続する可能性が極めて高く、外交・予算案件以外の法案が殆んど通らないという、悪夢の再来も有り得ます。 更には権力の現住所は批判に晒されがちであるというごく常識的な判断からすると、来夏の参院選挙に於いて自公が苦戦する可能性は否定出来ません。 民主党の場合、解散を先延ばしにするよりは、現状での解散の方が遥かにましでしょう、何れにしても木っ端微塵の敗戦は免れないでしょうが。 更には第3極を標榜する日本維新の会他の少数政党にも、年内解散でのさほどのメリットは感じられない事を鑑みれば、野田総理の苦し紛れ且つ抜き打ち的な解散は、ズタボロの民主党政権が現状考えられる最良の選択肢であったかも知れませんよ。
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- casper_t
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これについて私も色々と考えてみました。 まず、野田さんの考えていたことは; 自身が中心となって進めていた施策についてゴールに近づけるために解散を引換えにして、それをやってのけています。 ただし、ゴールに近づくのかどうかは100点満点でなくても良かったのでは。むしろかけひきに負けて「法案が全く進展しないで解散だけさせられてしまう」みたいないわゆるコケにされて民主党ひとり負けば絶対に避けたかったのではないでしょうか。そのため解散時期は明確にしていませんでしたね。 終わりの日を決めてしまうと野党から法案について十分な検討ができない事を理由に解散総選挙後に審議する方が良いなどの理由で先延ばしされてしまうか、解散日を遅くしていると「近いうち」ではないとして、それ自体が問題として審議が拒否されてしまう可能性があったと思います。 そのため嘘つき呼ばわりされても挑発に乗らなかったのだと思います。最も効果的なタイミングで相手に対して「してやったり」となるように考えていたのだと思います。確かに、策略家としては安倍さんとは相当、格の違いを見せつけられたと思います。何か小泉元首相的な明快で潔さをアピールできたと思います。 一方、野田さんは民主党のためにと考えていたのでしょうか。 ここからは私の思いっきりの推測ですが; 誰もが思っているように民主党は末期状態なのですが振り返れば、小沢さんのグループが離れ、その後沈没船から逃げるように離党者が出ています。こんな状況を乗り切ることは誰にも出来ないでしょう。また、総選挙で大敗することは避けられないでしょう。 そうなると守ることのできるもの、と言うか最低、守らなくてはいけないものは野田さん自身の事ですね。例えば、「組織はつまらなかったがあの人は状況判断が確かで動く時はブレずに目的に向かって命を懸ける人」みたいな評価が残る方が後のために良いと思います。安倍さんではありませんが、この御時世、一度や二度こけてもいくらでもよみがえることができるのですから。ただし、民主党からではないと思います。むしろ野田さんも離党したかったのかもしれませんね。最後に首相の仕事を納得いく形で成し遂げたのはあの人らしいと思いますが(赤点ギリギリで)。 ばらばらと書いてしまいましたが、野田さんの狙いといいますか落ち着きどころはこんなところではないでしょうか。 どうぞ、コメントお願いします。
お礼
あえて岡田を民主党の代表として言わせていただきます。 解散してすべてを失った民主党が本日行ったこと、それは生活保護金額の引き下げです。「最低所得者よりも生活が良いから」「就労意識を与えるため」、という理由ですが、考え方がマ逆で、最下層の人たちを救う気持ちがまったく見られない、就労意識を芽生えさせるには、まずは(就労先)が必要なのだ、ということに頭が及ばない、政治家にならないほうが良い人の行動をとっています。 強きを助け弱きをくじく、その性質は相変わらずのようです。この人たち、本当に人間なんですかね。ご回答ありがとうございました。
- apiapi_2006
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逆でしょう 民主党に利益が最もあると思いますが、、、(今の時点では) これはTVの解説者も言っていました(私も同感) 皆 この時点で解散をするとは思っていなかった(自民もでしょう) ギリギリ月末まで引っ張る、もしくは年明けかも、、と多くの人が考えていた。 そう思わせておいて、突然「解散」それも2日後に、、、キッパリ 潔い という感触が残ります。 多くの人が「え~ 早いね!(思ったより)」と思ったでしょう。 これは民主にとってはメリットですね。 ギリギリまで引っ張って、党内で野田下ろしや、ゴタゴタを見せない(これからあるかもしれませんが)ことは好材料でしょう。解説者も言っていましたが、この後ゴタゴタしたり解散反対の声を党内からドンドン出すと、足を引っ張るとなる、と言っていました。 今の時点だと 客観的に最も効果的解散だと思います。 (私は入れませんが、、、)
お礼
人間という種を残すためには、個の人間を犠牲にしてもかまわない、といった感じで、じつに人間的な発想です。迷惑なのは、民主党という種を生き残らせるために犠牲になる党メンバーです。みんな少しでも名誉を挽回しておこうと必死の時期に、たった3人の秘密の場所で計画が成されたかと思うと、これはもはや党ではないな、といったふうに見えます。 第3極は、連合には至っていませんが、反既存という気持ちは同じですから、安倍さんのうれしそうな顔が、来年も見れるかどうかは、保証できないように思います。 民主党の方々は、小沢元環境大臣のように即座に第3勢力に身を移して、国民が支持する方向を目指すべきです。それが個の取る正道で、間違っても自民党に鞍替えするような無節操なことだけは、遠慮してほしいものですね。ご回答ありがとうございました。
- sudacyu
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<参考> 質問者さんの見解と全く異なる理解をしています。 基本的に、早期解散であればある程、民主党にとっては利益があると考えています。 先ず、国民の立場から言えば、『近い将来解散』と口にした上に、民主党は次の総選挙で、『ほぼ100%、敗北して与党から野党に』という情勢から、一日でも早く『国民の意思に基づいた次の政権』を作ってもらうのが、国民にとっての最大の利益です。 この国民の利益に反する行動を取れば取るだけ、与党への支持率は下がり続けます。 従って、早期解散することが民主党の利益、支持率維持につながります。 それに反して、一日でも長く議員をやりたいと解散に反対する『個々の落選確実な民主党議員』は、個人益だけを追求しているのであって、民主党の党益さえも無視しています。 このような、党益さえも無視した『議員個人の利益追求』に従って、解散の先送りを行えば、民主党所属で選挙基盤の強固な中堅有名議員さえも、どんどん落選する事態となるでしょう。 また、平成25年度予算を民主党主体の政府が国会に提出し、その後すぐに野党に転落されたのでは、どの党も責任を取らない予算年度が1年間発生することとなり、日本の景気対策・年金改革・少子化対策・財政再建・防衛体制整備などが、1年遅れることにもなりまねません。 個人の主義主張を超えて、誰が見ても、100%国益に反するそのような行為をやる政党は、国政担当能力が全くないと言わざるを得ません。 今回の解散表明で、少なくとも「国政に責任を持っている」ということの自覚があることだけは、証明したことになるでしょう。 民主党は、『自民党からの政権奪取』だけを旗印に、自民党右派と同じ考えの人から、社民党左派と同じ考えの人まで、また『政治理念』よりも『数の力学』で政権奪取を目指す小沢一郎まで、全く異なる政治理念を持つ人たちが集まったものでした。 従って、政権奪取後は、常に党内分裂含みで、『政策』も、具体化の過程で党内妥協の産物となり、ねじれ国会による野党との妥協も加わって、マニフェストに示したものとは、全く別物となってしまいました。 今回の選挙では、 1、政策よりも数の論理優先である、小沢一郎が離党 2、小沢一郎が、本人の政治的資質に関わらず、水増し立候補・当選させた個人利益優先・見識のない1年生議員の落選 3、TPP参加表明・消費税値上げという具体的政策を掲げたことで、党内の最左派・最右派の整理・切り捨てが進む これらによって、議員数は減少するが、民主党の最大の弱点であった、「反自民」以外に所属議員の共通点がないという党としての最大の弱点が解消し、「マニフェスト」が本当の意味での共通政策として機能する体質になる可能性があります。 更に付け加えるなら、自民党は郵政選挙で圧勝後、 ・小泉政権 ・安部政権 ・福田政権 ・麻生政権 と、ほぼ1年ごとに首相が交代し、 麻生政権では、発足当初から「解散総選挙せよ」との大合唱で始まり、その結果、首相自身に大きな問題がないにもかかわらず、支持率は常に低位のままでした。 民主党も ・鳩山政権 ・菅政権 ・野田政権と一年ごとの首相交代が続き、 仮に、野田の次の民主党首相が、政権を作ったとしても、当人の政治力など無視して、当初から「解散総選挙せよ」との国民・マスコミの包囲網に包まれることとなったでしょう。 『決断力』のなさで、長期自民党政権を続け、 『判断力』のなさで、民主党政権を誕生させ、 『忍耐力』のなさで、1年で民主党を見放し、ねじれ国会にして、政治的政策決定ができないようにし 今度は、『記憶力』のなさで、自民党政権に戻すことになるのでしょうか・・・・ 我々国民は、失敗を糧にして、政治力をアップさせる存在でありたいものです。 加えて、できることなら、この三年間をが無駄にならないように、国民にとって政権を持たせることのできる政党が「自民党」1個から、「自民党・民主党」の2個になるように、民主党には、政権担当した経験を必死になって生かしてもらいたいものです。 同様に、自民党は野党に転落した反省をもとに、大幅な党内改革を実施してもらいたいものです。 長々期政権は、無駄を生みます。国民の利益=国益を守るためには、ある程度の期間を置いた政権交代が必要です。 また、少子高齢化は国の活力を低下させ、国際情勢も一筋縄ではいきません。 政権担当経験のある自民党・民主党の、必死の努力を期待するものです。
お礼
当然のことながら、党は個の集まりです。党が生き残っても、中の人間が死んでしまっては、党の意味がありません。数多くの人が離党することは、どのようにしても防ぐことはできませんが、せめて新党に移籍し、次期選挙後は協力関係を保てるようにすべきで、全員死ぬという結末は、気持ちの良いものではありません。 私は実務経験者が新しいリーダーのもとに集結する事によって日本政治が変わることを望みます。選挙には、友人知人全員で行きますが、当然、維新の会にしか入れません。ご回答ありがとうございました。
- yasuto07
- ベストアンサー率12% (1344/10625)
年内はないでしょう、シノゴノイッテ、新年でショウ、政党助成金は1月1日現在に政党が機能していることですから、それせ、何百億円ももらえるのですから、私なら、ズルズル、来年まで伸ばしますよね。
お礼
さすがに後戻りはできそうにありませんね。ご回答ありがとうございました。
- yingtao7
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総理の狙いは民主党内の「野田おろし」を警戒しての解散です。 総辞職などもっての外ですからね。 国民も4人目の民主党の総理などと言ったら怒り爆発です。 大敗するだろうと予想される民主党ですが、 野田総理は安倍総裁に定数削減を約束させたし 第三局の集約も時間切れに持ち込んだ。 負けを出来るだけ小さくしようと努力しましたから、 民主党議員は怒るより総理に感謝すべきです。 今後は自公政権は間違いなしですが、 民主党が分裂しなければ維新より議席は取れるでしょうが、 ボロボロと離党しそうです。
お礼
しかしウサン臭い3人の、密室でのダマシ計画には、何かの終わりを感じさせられます。ご回答ありがとうございました。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
> 12月16日かと思ったら、よく聞くと、あさってという事で、民主党に一分の利益もないように思えます。 もう少しよく聞くと、自分達の出した法案を通すのに協力したら解散、と言っています。 で、その法案って定数削減を少数政党に不利な形で、とか、小選挙区比例代表並立制を温存する、とか、要するに野党の内部分裂を誘うような条項が入っていたりしています。他にも、「身を切る為に歳費削減」とか言っていますが、辞めるんだったら自分の身は切らないですよね。 この法案が通れば「定数削減を断行した」と、選挙に向けてアピールすることができます。 しかも、「解散と公定歩合はウソをついてもよいと教えられた」と言っており、これを変えなければならない云々と言ってその後に正直者アピールをしていますが、ウソつきほど正直者アピールをするものです。今までが今までですからね。 > 何が狙いで、結局どのような形態に落ち着くのでしょうか 参議院の絡みもあるので、明後日はちょっと難しいような気もしますが、年内に解散・総選挙、来年度予算は新政権が作る、という辺りになるのではないかな? 大量に離党者が出て維新・太陽に流れ込む、という図式もありそうですね。 あとは選挙結果次第ですね。
お礼
日本国民が愚かでない事が証明される選挙となれば良いのですが・・・ご回答ありがとうございました。
- Tigers2005
- ベストアンサー率35% (23/65)
そうでもないと思います。 かなりのダメージを受けるのは民主党と思いますが・・・・ 維新の会や太陽の党など第三極はどうでしょう。 年明け早々ぐらいに思っていたでしょう。 まだ準備が出来ていません。 十分な準備ができないうちに選挙をやったほうが多少でも得票数は上がると思いませんか? 民主党にとっても、自民党にとっても! 昨日の党首討論は筋書きのある出来レースと思いませんか? そして野田おろしを画策した民主党議員の大量離党もあるかもしれません。 スリムになった民主党と自民党で連立なんてこともあるかもしれません。 考えすぎですか?
お礼
3人の密室計画ではなく、プラスワン安倍というのは無きにしも非ずでしょうが、メリットが少なすぎるとも思います。ご回答ありがとうございました。
- sayuliy
- ベストアンサー率16% (207/1282)
こんにちは。 きちんと仕事をしていれば いつ解散されても困らない筈です。 乃田さんは元々誠実な人だったのでしょうが周囲が悪すぎて二進も三進もいかなくなりましたね。 腰石なる何一つ益のない重しを背負っていたのですから疲れたのでしょう。 乃田さんは唯一にして最大の仕事をするだけですね。 参考にしてください。
お礼
解散権は、味方を困らせるために使うものではないように思います。ご回答ありがとうございました。
お礼
地球が優先か生命が優先か、の問題ですよね。この極秘プロジェクトが関係して、一気にパワーバランスが移行しています。むしろ心配なのは、民主党が、自民のポチになりかねない事です。ご回答ありがとうございました。