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小説初心者なんですが・・・・
私は比較的読書が好きで、ノンフィクションの書物はよく読みます。 けれど小説は今まで積極的に読む事はありませんでした。しかし今後は小説も楽しみたいと思っています。 そういうわけで、初心者にお薦めの小説があれば教えてください。比較的容易で日本語を楽しめるような文章を読みたいと思っています。 ご回答お願い致します。
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こんにちは。 梶井基次郎『檸檬』なんていかがですか?短編ですし。 話として面白いとかではないのですが、日本語を楽しむには良いと思います。 読むと檸檬の鮮やかな色や手に持った時の重さ、ひんやりとした質感がありありと思い起こせるというか・・・。 描写として綺麗な印象があります。 1の方お薦めの川端康成も、窓から風景を眺めるような感覚で描写を楽しむには良いと思います。 初めて読んだ時は(若かったからか)、どこが良いのか不思議に思いましたが・・・。 あと、谷川俊太郎『ぺ』とか・・。 表題作を含めて「何だこれは?」という感じです。 詩人さんなので、詩の方がお薦めですが、言葉が生きている感じがします。 清水義範なんかも、結構面白いですよ。 古いですが『永遠のジャック&ベティ』が好きです。 表題作は英語の教科書のパロディで、笑えます。 ただ、たくさんまとめて読むと疲れますが。 筒井康隆も好きなんですが、グロテスクな表現が苦手なら読む作品をよく選んだ方がいいと思います。 そうでもないのもありますが、作品によってはかなり表現が・・・。 その点、星新一は無難で読みやすいと思います。 ミステリなら、綾辻行人『十角館の殺人』がお薦め。 無駄のない文章だと思うんですけど・・・。 ただ、いかにも作り物っぽい話が苦手なら本格ミステリはどうかという気はします。 他にも色々思いつきますが、収集がつかなくなってきたので失礼します。 長々とお邪魔してすみません。
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- sima777
- ベストアンサー率21% (35/163)
小説といってもどういうジャンルが良いんでしょうね? 歴史とかミステリとか、希望があれば紹介誌安んですけど…… とりあえず、直木賞を受賞された江國香織の小説をおすすめします。まだ話題ですよね。 詩に近い繊細な日本語で気持ち良く書かれた文章は読みやすいし、 書いてあることも分かりやすいです。 どの小説からはいってもいいと思うのですが、 受賞作も「号泣する準備はできていた」は、短編集、 一つのお話が短時間で読めますよ。 あと私の好きな「きらきらひかる」「こうばしい日々」(新潮文庫)もおすすめしておきます。 「日本語を楽しめるような」とおっしゃっているので、笙野頼子の「レストレス・ドリーム」も紹介します。でもひんしゅくを買うかな(笑)……、といっておきます(笑)。難解ですけれど、日本語ってすごい!と思うし、私は読んでいて楽しいです。けれど、笙野頼子はちょっと生理的に受け付けない人もいると思うので、中身を確かめてみて下さい。
お礼
著者の字が書けないですが、“レストレス・ドリーム”は面白そうですね。とても興味をそそられます。 江国香織さんの短編集も読みたいと思います。 ご回答有難うございます。
- elkiti
- ベストアンサー率17% (53/300)
易しい日本語で、簡単に読める、でも低俗ではない。正統なところで 星 新一さんの小説。ショートストーリーなので話のまとめ方とか上手だと思います。 あと好きなのは安倍 公房さんの小説です。「砂の女」などです。今やってる「砂の器」とは関係ないですよ。
お礼
星新一さんと安部公房さんですか。ショートストーリーはいいですね。こまぎれの時間で読めるのは魅力です。書店で見てみます。 ご回答ありがとうございます。
- h13124
- ベストアンサー率29% (172/591)
宮城谷さんの中国物は、如何ですか。周の終わりの頃の春秋、戦国時代を中心に書かれた物が多いです。登場人物が魅力的で、会いたい気がします。 古代の中国と言うことで、独特な漢字の読み方をすることがあります。文庫本では、新しいページごとに読み仮名を振ってあり、読みやすいと思いました。 参考URLの「宮城谷昌光氏」の所をご覧下さい。
お礼
HPを見させていただきました。中国史は全く知らないので勉強がてらにも、一冊読んでみたいと思います。 ご回答有難うございます。
- kissa
- ベストアンサー率35% (13/37)
「日本語を楽しめる」というご質問を誤解していたら失礼なのですが、実験的小説を多く残し日本語の奥深さを堪能できる作家として、筒井康隆さんをお勧めします。「残像に口紅を」はある意味日本語を楽しむ(言葉を楽しむ)真骨頂かと思います。 そういうことではなく、「ひたすら楽しい」小説ということであれば、腐るほどありますが、とりあえず恩田陸さんや東野圭吾さんの作品をお勧めします。多くの作品があります。 また、名作と言われる作品であれば川端康成さんでしょうか。洗練された日本語という意味であれば一押しです。
お礼
筒井康隆さんの“残像に口紅を"は日本語を楽しむ真骨頂ですか。非常に興味あります。書店で探してみます。 ご回答有難うございました。
お礼
筒井康隆さんの作品はグロテスクなんですね。少しそういうのも興味がありますので、読んでみる事にします。 たくさん挙げていただいて有難うございます。