- ベストアンサー
『3大学の不認可問題』について詳しく教えて下さい。
最近忙しくてニュースを見ていなかったのでイマイチこの問題が分かりません。 特に政府から許可が出ていないのに校舎建設が始まってたり、 許可出てすぐに開校準備が整ってたり、大学の生徒が足りないらしいのに更に大学が増えたりと疑問だらけなので この疑問を含め詳しい経緯と問題の解説お願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「誰でも教育の機会を」と言う観点から、大学の設置認可制度については、H16年度より「事前規制」から「事後チェック」へ大幅に緩和されています。 そのため、大学設立をする当事者は、設立準備と共にその申請書類を整えることができます。書類作成に当たっては監督省庁と相談しながら不備なく作成できるので、ほとんどが申請即認可が実態のようです。 不認可の可能性があるならば、監督省庁に事前相談した段階で言われるのでしょう。 そうでなければ、認可が下りてからの設立では、土地を買って(これが時間がかかる)、建築して、講師を集めて、…では数年近くかかってしまい、そのころにはその専門分野は不要になって… これではスピーディな教育提供は不可能です。 学生が集まらない大学が多いのになぜ新たに大学を作るのかは、地域や専門性などの違いがあり、なんともいえません。 入学競争がない大学なら場所はどこでも分野は何でもよい、と言う入学希望者だけではないはずです。 分野にも流行があるのでしょう。自然淘汰はやむをえないのではないでしょうか。 さて、今回の問題は、このように準備して書類も出して、校舎も準備して講師も揃えて、認可の通知を待つばかり、と言うところで、「認可の審査を、これから新たに決める基準でやり直す」(不認可の可能性がある)と、従来の規則を無視した意向を表明したことです。 本来ならば、新たな基準の適用は相当の期間を経た後に適用するものですが、この大臣は、過去にさかのぼって適用とした発言でした。 この大臣は、かつての9.11事件直後(当時は外務大臣)に「関係機関をXXに移す」と言う米政府の日本への内示を「即日マスコミのまえでしゃべちゃった」と言う、危機感が全く無いお人のようです。 関係機関の移動はテロの継続攻撃から逃れるため(ゆえに極秘事項)で、日本への内示は連絡維持のため、と言うのはわかりそうなのですが、どうもお父上の器には遠そうです。 ま、目立たずこつこつと実績を作るということは嫌いで、何か大きいことをして存在を示さないと、と言う意識が強そうで、過去(外務大臣時代)に更迭された意味を微塵も感じていないようです。 なお、関連事項はネットにごろごろしています。いろいろお読みになって、偏った意見に左右されないよう、ご注意を。
その他の回答 (2)
- 1964orihime
- ベストアンサー率49% (682/1372)
こちらのブログをご覧になるとわかりやすいかもしれません。 http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000892.html http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000893.html http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000894.html >大学の生徒が足りないらしいのに更に大学が増えたり 今回は、大学の新設と言っても、専門学校から大学、短大から大学と言うように、レベルアップを考えてという意味があったのでしょう。 専門学校や短大の募集定員を減らしているようですから、生徒数は変らないです。 あらかじめ決められていたルールで申請したのに、大臣の気持ち一つで認可されたり不認可にできたりすれば、利害関係によって結果が変る可能性もあるので、良くないと思っています。 しかしながら、大学ばかりいくつもできると言うのは、補助金のことなどを考えると税金の無駄遣いと考えてしまう部分もあります。 この二つの問題は切り離して考えないといけないもののように思います。
補足
すみません、そちらのブログは難しくて最後以外はよく分かりませんでしたm(__)m
- p-tenshi
- ベストアンサー率21% (339/1551)
田中の大臣が来春開校予定の大学を大臣の権限で開校を認めないと言ったことがことの発端です。 すると当然開校予定の大学は「それはないだろう」当然反発します。 今年度の途中で今までのルールを突然変えてしまうのだから。 結局今回の3大学については来春開校を認めることになりましたが、大臣の言いたいことは、今の少子化の時代に大学の増設を簡単に認めて、大学の質の低下や破綻する大学が出て来ていることをどうするかと言うことです。 開校をいきなりダメと言うことは唐突ですが、今後この問題は考えて行かなければなりません。
補足
凄く分かりやすく丁寧な回答有難うございます。