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植物をみて「これは〇〇科かな…」と呟けるようになり
植物(植物学)好きの知人は、旅先で出会った植物を手に取って、「これは〇〇科かな…」などと呟いたりします。また、雑談の中で、植物に話題が及ぶと、「〇〇も〇〇科だからなあ」などとコメントしたりします。とても恰好がいいと思います。 しかし私は植物学の素養はおろか、植物に興味を持ったことすらあまりありません。 その知人は、「牧野富太郎あたりから読めばいいんじゃない?」と言うのですが、私はどうも牧野富太郎の文体になじめません(ある程度植物学に入り込んだあとなら、読めるようになるかもしれません)。 質問ですが、 ・植物学の入門書として、牧野以外におすすめのものがあればご教示ください。 ・植物をみて「これは〇〇科かな…」と呟けるようになるためには、どうすればよいと思いますか? ・手ごろな植物辞典でも買って、身近な植物の名前を覚えるのが第一歩なのでしょうか…? 馬鹿げた質問と思われるかもしれません。でも、「植物にたいする趣味がないなら、植物学なんかやらなくていいじゃないか」などと言わないで、「植物学はこんなに面白い」と思えるようになる方途をご存知であれば、ご教示いただけないでしょうか。
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- tenkomo
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だいぶ遅い回答ですが… 前の回答者の方と同じく、山と渓流社の図鑑がとっつき易くて宜しいと思います。 初心者が見分け易いのは、やはり花ですね。例えば キク科…舌状花(タンポポの周囲の花びらみたいなもの)、頭状花(タンポポの真ん中付近のボサボサした感じの部分)あるいはその両方の花の集まりが一つの花に見える。 アブラナ科…基本的に花弁(花びら)は4つ 等。 食べられる野草から入るのもいいかもしれません。 フキ:キク科 カラスノエンドウ:マメ科 イタドリ:タデ科 等。 家庭菜園で育てた野菜と野草の見較べも面白いですよ。 ほうれん草:アカザ科 最近のほうれん草にはほとんどありませんが、昔のほうれん草の葉に付いていた粉っぽい粒々、野草のアカザやシロザに付いている赤い粉や白い粉の名残なんですよ。 とにかく、よく観察して、沢山見て、共通点を見つけて慣れるのが一番です。 頑張って下さい。
- savarez
- ベストアンサー率33% (11/33)
大学で雑草の生態をやっていました。 はじめは、なかなか見分けがつかないんですよね。 1年ぐらいかかってやっと、ある程度は分かるようになりました。 まずはお近くの書店に行ってみて、園芸用のコーナーに行ってみてください。 2000円ぐらいで「ポケット図鑑」があります。 山と渓谷社のものがポピュラーかとは思いますが、いくつか種類があると思います。 内容も、「街路樹・庭木」、「校庭で見る雑草」、「山野草」などいろいろあります。 あと、植物の写真が載っているものがいいです。 牧野などはスケッチで描いてあるので意外と判別しづらいです。 一番初めに手に取る植物ガイドはそういったものでいいと思います。 それを散歩などするときに持ち歩くor草を持って帰って調べるところから 始めてはいかがでしょうか。 分野は質問者様の興味のある所からでいいと思います。 それで慣れてくると、植物名が分からなくても葉の形状などから科が 推定できるようになってきます。 個人的には牧野の図鑑は初心者の方にはハードルが高いと感じます。 農学系の学生や知人の方のようなある程度植物の知識をお持ちの方であれば、 基本と言える図鑑なのですが。
- kaze_oohay
- ベストアンサー率0% (0/1)
自然に目に付く植物から覚えていけばいいんじゃないでしょうか。科名は花の特徴で分類したものなので、特に花に注目するといいかもしれません。 共通の科名を持つ植物は付く害虫が同じだったりと他にもいくつか共通点があります。 恐らくもっとも身近な植物と言えば野菜や果樹といったものとなるでしょうが、例えばバラ科。当然、バラはバラ科です。そしてイチゴ(野菜)やウメ(果樹)もバラ科です。どれも果実は食用になりますね。 別の例では、シソ科。同じようにシソはシソ科ですが、ラベンダーやバジルもシソ科です。どれも葉や花の香りが特徴的です。 今特に思い出してほしいのは花です。姿形を想像するだけでも似ていることがわかりますよね?(見たことがなければ是非調べてみてください) 「似ている」「共通している」そんなことから覚えると上達が早いかもしれません。 それに葉や花が似ていれば、間違っていても、「~科かなぁ」という疑問を口にすればそれだけで憧れの知人のように見られるかもしれませんよ。 植物に触れるうえで疑問を持つことはとても大切なことです。 もし誰かに間違いを指摘されてもそれは恥ずかしいことではありません。 気負いせずじっくりと付き合ってみては? まずは簡単な図鑑やハンドブックを眺めてみてはどうでしょうか。 読んでいくうちにその辺に生えている植物が目につくようになったりならなかったり。。。 それに知っていると思っていた植物でも知らないことがたくさんあったり、身近にあってもあまり詳しく知らかったりだとかが出てくると思います。 「ある意味」裏切られると興味が湧いてくるかもしれませんね。
- nature-spirit
- ベストアンサー率26% (54/203)
サクラ が バラ科 だとご存知でしたか? タンポポ が キク科 だとご存知でしたか? 私はあまり植物についての専門家ではありませんが、植物は好きです。 サクラとバラはあまり共通点が見当たりませんが、タンポポとキクって言われてみれば花の形はそっくりですよね。 春に野原に咲いているカラスノエンドウは、食べることはできませんが見るからにマメ科ですよね。 あまり専門的な本で勉強するのではなくて、身近な植物や花なんかを観賞しながら、興味をもった植物について植物事典で調べてみたり、してはいかがでしょうか? その方が楽しいし、植物を見る目が養われると思います。 だんだん慣れてくると、花の形や葉っぱのつき方で、何となく「これは○○科かな?」 というのが察しがつくようになると思います。 そして本やインターネットで調べてみて、自分の勘が当たっていたらうれしいものです。