- ベストアンサー
フェデラーのサーブのフォームは理想的なのか?
フェデラーのサーブは理想的だの、良いフォームだの雑誌などで見かけます。 自分がサーブが苦手なので色々なサーブを見ているうちに、ちょっと疑問が沸いてきました。 本当はフェデラーのサーブのフォームはそれほど良いフォームじゃないのかなと感じてきました。 そして、ロディックはやはり良いフォームに見えます。 同じように綿織もちょっと変です。 ラケットダウンからインパクトに掛けて、いかにスムーズに回せているかを無意識に感じ取って判断しているようです。 結果として、やはりフェデラーのスピードは遅くなっているのではと思います。 同じように感じている方みえますか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ロディックのサービスのフォーム、自分も凄いと思います。 有明で生で見たり、あとATPテニスマガジンという番組で、今でもCM前後にロディックのサービスが出てきたりするんですが、いつ見ても「美しい」と感じています。 ロディックのサービスの特徴は、上体の回転幅の大きさ・速さでしょうか。 かつ、トロフィーポーズでのひじの位置が低く、ラケットがかなり下から・後から出てくるので、「ラケットを充分に加速している」印象を強く受けます。 「良いピッチャーの条件」といわれているものと同様、「腕が遅れて出てくる、しなってる」という感じですね~。 なので、単純にラケットをより加速させるという目的でフェデラーのフォームと比べれば、ロディックのフォームが上でしょう。そこは質問者様に同意します。 実際にフェデラーの最速は225km/h、ロディックは249km/hですので、実績からも明らかです。 が、ラケットの加速がロディックに比べて足りないフォームだから、フェデラーのフォームがよくない、とは思いません。 フェデラーのフォームは、足・ひざ・腰・上体・肩・腕と、パワーの伝わり方が非常にスムーズなところが特徴だと思います。 局部にチカラが入ってない、実に自然体で打ってる印象。 これはストロークでも同様ですね。 ラケットの加速はロディック以下ですが、そのパワーの伝わり方の部分で、フェデラーのフォームは「理想的」と言われるのかもしれません。 実際に、サービスエースの数でも、例えば両者が決勝で当たった2009年ウィンブルドンでは、ロディック1位(187本)に対してフェデラー3位(127本)ですので、戦力としては超一流です。 それと、自分に置き換えてみた場合のハナシですが、真似しようと思うと、ロディックのようなダイナミックなフォームはかなり難しいです。 すなわち、あんなに大きく上体を回したら、あんなに速く回せないし、ラケットも加速できない。 なおかつ、コントロールが悪くなるでしょう。 ゴルフで、アマチュアプレイヤーに対して「プロのように可動域を広げろ」というのと同じですね。 できればいいですけど、言うは易し。 それに比べれば、フェデラーのスムーズなパワー伝導の方がまだ真似できる可能性があると思ってます。 故障が多かったロディックに比べて、フェデラーが怪我をしないというのも、その自然なフォームが一因かもしれません。 あと、プレイヤーのレベルにもよりますが、自分のレベルだと、サービスはスピードよりもコースの方が圧倒的に大事です。 試合でいくらフラットがバキバキに入っても、コースが甘ければ、ゲームの後半ではきっちりリターンされてしまいますが、ライン間際にコントロールできたサービスは、よりポイントにつながりやすいです。 スピードはそこそこでも、狙ったコースに打てるようにするには、サービスに限らずコンパクトなスイングで加速できる方がよいと思ってます。 (逆にあれだけ振り回してスピードもコントロールも追求できてるロディックが凄いのですが) ちなみに蛇足ですが、2009年ウィンブルドンでのエースの数2位は、カルロビッチという選手でして、この人のサービスはさらにすごいです。 最速251km/hは、ロディックを超えてます。 では、そのカルロビッチのフォームはどうかというと、なんというか、プロっぽくないんですね。 http://www.youtube.com/watch?v=BV6t_KyzMxI 練習でも試合でもこんな打ち方です。 いくら身長に恵まれているとはいえ、このフォームで251kmが出ちゃうとは、ロディックとは逆に凄いです。 この人はストロークも手打ちのような感じですので、これがカルロビッチの理想のフォームなんでしょうね。 もう一個蛇足ですが、サービスでは今一番ホットなのが、楽天オープンで錦織くんの決勝の相手をしたラオニッチという選手です。 この人も、フラットのスピードは250km/hで現役最速に近いですが、それ以上に、球種やコースの多彩さがあります。 スピードに頼らずにエースを量産している感じ。 http://www.youtube.com/watch?v=zPLj0QHnq2M&NR=1 ラオニッチもフェデラーのように、チカラの抜けたフォームで、同じ体制からでいろんなサーブが打ててます。 ただし、ラオニッチは打点がものすごく前です。 これだけ遠い打点で叩くには、筋力ではなく、よほど強靭な体幹がないとダメでしょうね。 ラオニッチも実際に有明で見ましたが、初めて見たときは、ゆったりしたフォームから破壊的な球が出てくることに、ホントに驚愕しました。 錦織くんのサーブは以前より良くなったと思いますが、彼の場合は腹筋に古傷を抱えてますので、おそらくそれと折り合いながらのフォームにならざるを得ないかもしれませんね。 ということで、No.2の回答者様の回答とカブりますが、いずれの選手も、その人の身体的要件に合致したフォームで最大限能力を発揮し、みんな違ってみんないい、というのが自分の言いたい回答というか感想かな。 以上、好きなジャンルなもので長文大変失礼しました。
その他の回答 (2)
- merciusako
- ベストアンサー率37% (909/2438)
単純に「フェデラーのサーブは理想的だ、良いフォームだ」とは言えません。 サーブは、第1に「サーブの効果」を考えますので、その効果を得るためにどのように身体を動かすかが重要ですから。 まず、その人にとっての身体的条件の問題があります。 骨格、筋肉の付き方、関節の可動領域など、各人がそれぞれ異なります。 これを無視して「良いフォーム」などありえません。 身体的条件が同じであれば理想のフォーム、良いフォームというのはあるでしょうが、各人が異なっていれば、その人なりの理想ということになりますね。 「フェデラーのサーブは理想的だ、良いフォームだ」というのは、サーブにおける絶対必要な身体の使い方やリズムなどが理想的という意味です。 また、フェデラーは「同じ打点でフラット、スライス、スピンを打ち分ける」といわれていますが、これも相手にサーブの種類を読ませないためであって、本来のフラット、スライス、スピンの理想的な打点ではありません。 本来の打点であれば、もっと速いフラット、もっと切れるスライス、もっと弾むスピンが打てるはずです。 ということは、厳密に言えば打点に向かう身体の動きが理想的ではないということになります。 これをもって「理想的だ、良いフォームだ」とは言えないでしょう。 サーブの素振りだけしているわけではなくて、実際にトスアップしたボールを打つわけですから。 さらに、ラケットの問題もあります。 反発力の高いラケットにすれば、「サーブのスピードを上げる」ということについては簡単です。 それをしないということは、自分のテニススタイルを総合的に判断してのことでしょう。 確かにフェデラーのサーブは以前より遅くなっていますが、これはフェデラーのテニススタイルの変化によるものでしょう。 以前は、サーブ&ボレーヤーでしたので、相手のリターンを限定できれば良かったのですが、ラケットの進化によって相手のレシーブを限定できなくなっています。 簡単にパスされたり、ローボレーを打たされて次にパスされるなど。 そこで、オールラウンダーを目指してサーブを改良したのだと思います。 サーブのスピードが遅くなっても、それなりに打ち分けられれば、その次で自分の展開に持ち込めるということです。 「フェデラーのサーブが遅くなっているかどうか」のご質問については、確かにその通りなのですが、その背景も考えてみるとおもしろいですね。
お礼
回答ありがとうございます。 私もそうですが、プロでもラケットダウンのやり方に色々な方法があります。 みんな苦労して自分のやり方を編み出したか、自然とそうなったのかも知れませんが、結構色々なやり方があります。 その中でも出来れば、一応このフォームが理想なんだろうなというフォームがあるとするとフェデラーはちょっと違うかもと思いました。
- 0988970335joo
- ベストアンサー率0% (0/1)
う~ん・・・難しいですね。 自分はど素人なのでうまく説明は出来ませんが、ただ一つ言えることは、メジャー17度優勝の選手であること。 果たして、スピードが全てではない様な・・・。 コントロールや、ドロップショットetc・・・そしてやはりメンタルでしょうね。
お礼
なんか質問と回答が合ってないような・・・
お礼
回答ありがとうございます。 これはフェデラーのウォーミングアップの動画ですが、私のサーブがこんな感じで、何か変だなと自分で思っています。 http://www.youtube.com/watch?v=xzMqaMUnecw 私の場合は、本当にスイング遅いのでボールが遅く、改良したサーブがラオニッチのようなフォームです。 頭の後ろで素早く、くるっと素早くラケットを回すことで、速いサーブが打てるようになりました。 しかし、フィーリングが自分に合わずに止めて、現在取り組んでいるのが、まさに、カルロビッチのフォームです。 プロっぽくないとは思いませんが、一般のサーブとは違いますよね。 色々見ていると結構みんなサーブのフォームは異なります。素人だともっと色々ちがいますね。