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天体写真撮影に必要なものとは?初心者の質問
- 天体写真(星雲)の撮影に必要なものは、オートガイドというシステムが重要です。ビクセンのホームページから入手できるカタログに詳しい情報が載っています。
- カタログには、スカイポッドセットやSX赤道儀セットなどのアイテムが掲載されており、三脚やデジタルアイピース、一眼レフカメラなども必要です。特に後者の望遠鏡は赤道儀が自動追尾機能を持っているものがおすすめです。
- カタログには高価な望遠鏡も掲載されていますが、これらの望遠鏡は肉眼では見えにくい星雲を撮影するために使われます。初心者でもビクセンのカタログを参考にすると良いでしょう。
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質問者が選んだベストアンサー
オートガイドなんぞ不要。(ありゃ楽出来るけど) 自動導入も不要。(自分で対象天体を画角内に入れられるなら、だけど) 要は質問者様の撮りたい対象次第なんだけどね? もしもそれが暗くて小さな天体だってんなら天体望遠鏡を使った直焦点撮影(要は望遠鏡を超望遠レンズとして使うってコト)にならざるを得ず、超望遠であるが故に高精度なガイドが要求されるってことです。 小さな対象を大きく写すってことはつまり僅かなブレも大きく写るってコトに他なりませんから。 で、そういう対象をちゃんと撮れてる人ってのはやはり相応の機材を使ってる訳ですよ。雑誌とかみれば分かるっしょ?伊達に何十万もの機材を使ってる訳じゃーありません。安価な機材で済むなら誰もンなモン買いませんって(笑) あー誤解しないで欲しいのだが、安価な機材じゃハナシにならないって言ってる訳ではないぞ。あくまでも「対象と目的」に応じた機材選択が必然ってだけのことでして。 とは言え、だ。 機材だけありゃそういう写真を誰もが撮れる訳じゃーないってことくらいは常識論。故に段階的なスキルアップをしなければならん訳ですよ。メンドイけどそれがこの世の慣わしです。 で、もしも質問者様の撮りたいのが「暗くて小さな天体」なのだとすればそれはもう何を買おうがスグには上手く撮れるようにはなりません。ある程度は経験値が必要なんですよ。 余計な段階を少しでも省こうってんなら最初に購入すべきは中型赤道儀クラスだろうね。もちろん、小型赤道儀で経験値積んでから上位機種に移行するってんでも全く構わないぜ?っていうかある意味それが王道と言えるしな。 ぶっちゃけ、小型の辛さというか限界を身にしみて理解しなければ何十万もの大金を赤道儀につぎ込もうなんて普通の人は思えないだろうよ。(まぁ世の中には一般人の想像を絶するお金持ちの世界ってのもあるようで、1000万はする高価な天体望遠鏡を子供に買い与える親も実在するみたいだぞw ま、昔の天文ガイドに載ってたハナシなんで実話なんだろうよ?)
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- staratras
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No.2です。新製品の星空雲台という名前のポラリエ赤道儀は使ったことがなく、極軸合わせやガイドの精度についてよくは知りませんので、どのくらいの焦点距離の望遠レンズまで使用可能かはわかりませんが、少なくとも標準~軽望遠レンズ(焦点距離があまり長くない望遠レンズ)で星雲を撮影することはできると思います。ただしこの赤道儀は小型・軽量が最大の特長なので、あまり長焦点の望遠レンズの付いた(重い)カメラを搭載することは無理があり、本来の使い方ではないでしょう。 添付した拙作を撮影したのは、ご質問に添付されたカタログで、ポラリエの次のページに掲載されている「星野赤道儀」(GP2ガイドパックS)の前の型(GPガイドパック)です。この赤道儀はポータブルとはいえ結構がっちりしていて、300ミリ(35ミリ判換算480ミリ)の望遠レンズで3分程度の自動ガイドは十分可能でした。
お礼
回答ありがとうございます。 こういう天体写真の撮り方もあるのですね。
- staratras
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ひとくちに星雲の撮影と言っても、明るく大きな有名どころの天体例えばオリオン座の大星雲やアンドロメダ座のM31を撮影するのと、暗く小さな天体を撮影するのでは、最低限必要な機材のレベルが異なります。前者であれば、極端なことを言えば、デジタル一眼レフに標準レンズ(35ミリ判換算で35~50ミリ程度の焦点距離のレンズ)を付けて丈夫な三脚に載せ、絞りを開けて固定撮影をしても、小さくて形の細部までは無理ですが、星座の中での存在だけは写すことができます。 またこうした明るく大きな星雲であれば、35ミリ判換算で200ミリ~300ミリ程度の普通の一眼レフ用の望遠レンズを使って赤道儀でガイド撮影すれば、ある程度細部まで写すことができます。添付した拙作は初代のEos Kiss digitalに40年以上昔の望遠レンズ(スーパータクマー200ミリF4:35ミリ判換算で320ミリ)を付けて2分ほど簡易型のポータブル赤道儀(ビクセンガイドパック)でガイド撮影したものです。別によく写っているという例ではなく、旧式のデジタル一眼レフにもっと旧式のフィルム時代の望遠レンズを付けて気軽に撮影してもこれくらいは写せますということです。(一部トリミングし明るさ・コントラストは調整しています) このようなポータブル赤道儀に乗せたデジタル1眼レフとあまり長焦点ではない望遠レンズの組み合わせでも、アンドロメダ大星雲やM33などの比較的明るい銀河やメシエナンバーがついている星団などは、フィルム時代と比べれば短時間露出で結構よく写ります。 なお暗い星雲などを拡大撮影したいのであれば、ご質問のようにそれ相当の口径の望遠鏡が必要です。また天文雑誌等をご覧になればわかるようにデジタル1眼レフではない特殊なCCDカメラを望遠鏡に組み合わせて撮影される方も多く、ガイドも大型でがっちりした(重い)赤道儀を使って相応の技術が必要になるので費用もかかります。(私は経験がありません) もちろんこうしたシステムを使えば、より暗く小さな天体まで写せますし、M31なども細部まで写せるようになるでしょうけれど、機材・技術とも上を目指せば限りがないことも確かでしょう。要は質問者様が、天体写真の撮影をどのように楽しみたいとお考えになるかということが重要なので、万人に当てはまる「これが正解」というものはないと考えます。
お礼
回答ありがとうございます。返事が遅くなってすみません。 回答があったときにメール送信するのをONにしていたのですが、こなかったもので・・・。 ビクセンのカタログを見ているのですが、星空雲台ポラリエ三脚セットに一眼レフカメラを取り付けて 撮影しても、天体撮影は可能ですと言われているのでしょうか。
- lowrider_2005
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まぁ確かにこれだけ揃えられたらいうこと無いですね。 でも、30年前にはもっとシンプルな方法でもちゃんと星雲の撮影はできていたわけです。 最低限必要な機材としては: ・カメラ=これは一旦除外。 ・レンズ=カメラのレンズでもいいし、天体望遠鏡にアダプタを使ってカメラボディを取りつけても良いです。いずれにしても撮りたい対象の大きさ次第。星雲なら100mm~200mm程度のカメラレンズの方が軽くて小さくて扱いやすいと思います。軽いということは赤道儀も小さくて(安くて)済みますし、焦点距離が短いほどガイドの精度もゆるくて済みます。 ・赤道儀=経緯台は問題外。載せる機材次第ですが、一眼レフ+180mmレンズ+ガイド鏡程度なら一番安いものでも何とかなるでしょう。モータードライブがあれば楽ですが、昔はガイド鏡の十字線を見つめながら何十分とか何時間とか手動でガイドしたものです。 ・ガイド鏡=ガイド星を捉えるだけなので安物で充分です。アポクロマートも不要です。 ・アイピース=ガイド用の十字が入った物。(昔はボンドで糸を引いて自作しました) 機材なんて上を観ればきりがありません。 モータードライブ付きのしっかりした赤道儀だけ買ってセッティングさえしっかり行っておけば、乱暴に言えばガイド鏡さえいらないかもしれません(露出時間と焦点距離次第)。 資金が潤沢なら別ですが、もう一度自分の撮影対象と機材を見直してはいかがでしょうか。 1.対象をある程度絞る(星団なのか、散光星雲なのか、惑星なのか、星野なのかなど) 2.先人の作品を参考にしながら、カメラとレンズ(主鏡)を決める。<-これ大事 3.2で決まった機材の搭載重量から、適切な赤道儀を選択する。 4.ガイド鏡やプレート、追尾装置などの周辺機材を選ぶ
お礼
回答ありがとうございます。返事が遅くなりました。 メール通知がこなかったもので・・・。 ガイド鏡というのは、対物レンズ?のことなのでしょうか。自分の欲しい望遠鏡は、後者のものです。 大型カラー液晶付きコントローラー STARBOOK(ビクセン)SX赤道儀セットで、天体を自動的に導入して追尾するものです。 Tリングを望遠鏡につけて、一眼レフカメラ(バルブ機能付)で撮影できるのでしょうか。 撮影したい対象は、暗い星団です。
お礼
回答ありがとうございます。 なんとなく理解できたような気がします。 経験と段階ですね。初心者なので、気張らずにじっくりやっていこうと思います。