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カバの生存に必要な皮膚の保湿機能とは?
- カバは乾燥したら死んでしまう生物なのか、その生存に必要な皮膚の保湿機能について考えてみました。
- 人間の皮膚の保湿機能が海から陸に上った名残だと言われていますが、動物園にいる鹿や猿なども皮膚に保湿機能があるため、猿も鹿も元々は海の生物だったのかということになります。
- カバは常に水中にいるイメージですが、皮膚が乾燥したら死ぬのか、水中にいる方が過ごしやすいのか、陸生でも生きていくことができるのかについて知りたいです。
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No.3です。 【お礼】 をありがとうございます。 ● > リンク先の解説ではカバが透明な汁を出すのは皮膚を細菌から守るためだと考えているようです。 カバの 「赤い汗」 成分には、紫外線の吸収作用もあるようですね (下記引用1)。 1) かばの赤い汗 (京都薬科大学 創薬科学フロンティア研究センター ) http://www.kyoto-phu.ac.jp/frontier/nature20040527.htm ● > カバの表面から出る透明な汁は表皮をヒビ割れさせて出しているわけではない? > けど、汗腺がないので皮膚がカサカサになってヒビ割れて出るわけですよね。 分泌の仕方には複数あります (下記引用2)。カバの 「血の汗」 の分泌様式が、そのどれに当たるのかは 私には分かりませんが、m(_ _)m カバの生得的な分泌ですので、それ相応の分泌腺 (汗の汗腺のように) などがカバの皮膚には備わっているのではないかと、私は推測致します (下記引用3 にも、分泌腺の存在が示唆されています)。「皮膚がカサカサになってヒビ割れて出る」 だと、いわば 傷口からの出血にも等しいので、絶えず 「血の汗」 を体表に分泌させるには あまり適さないかと…。 2) 分泌 (Wikipedia) ↑ 「放出様式による分類」 の項目をご覧下さい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E6%B3%8C 3) カバ印の抗菌日焼け止めローション (日本語バイオポータルサイト ジャビオン) http://www.bioportal.jp/ja/Column/2004/06/post_4.html また、「血の汗」 は、カバが水から上がった状態で分泌される という形で、現在の帳尻が合っているのでしょうから、現在の水陸両用の生活であればまだしも、24時間陸上生活になった場合にまでも 「血の汗」 の分泌が適応できるのか? について、ちょっと疑問が浮かびました (長い時・世代を掛けて適応していく などは、可能なのかも知れませんが)。 今回引用のサイトは、全てよそさまのサイトです。ありがとうございます。m(_ _)m あくまでも推測です。「カバが死ぬか?」 に対しては、やはり単純な結論は出せませんが、失礼致しました。m(_ _)m
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- pseudos
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「カバに詳しい人」 ではありませんが、お邪魔致します。m(_ _)m > カバはいつも水中にいるイメージなんですが、カバは皮膚が乾燥したら死んでしまうのでしょうか? > それともカバは水中にいる方が過ごしやすいので水中にいるだけで、陸にあがって皮膚が乾燥しても生きていけるのでしょうか? カバは、皮膚が薄く弱いので (下記引用1)、皮膚の乾燥には耐性がないはずです。死んでしまうか? までは、何とも申し上げられませんが、m(_ _)m 乾燥した環境での生存には向かないでしょう。ですので、その弱い皮膚を保護するために、先のNo.1さまも書いておられますが、俗に 「血の汗」 と呼ばれる赤色 (に見える) の分泌物を、体表に分泌しています。 そのため、この 「血の汗」 には、紫外線からの保護成分 などが含まれているのでは? などと考えられていましたが、このカバの汗状の分泌物に含まれる成分については、日本人の研究グループによる画期的な研究が進んでいます (下記引用2・3)。 1) カバ (ちきゅうのいき) http://www.chikyu-no-iki.net/G1/mammalia/HippopotamusAmphibius.html 2) カバの汗?はなぜピンク色? (たろうの雑学カフェ・別館) http://blogs.yahoo.co.jp/zatsugakucafe/29893745.html 3) 私と科研費-カバの赤い汗についての化学的研究 (独立行政法人 日本学術振興会) http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/31_result/rikou/38_hashimoto.html 今回引用のサイトは、全てよそさまのサイトです。ありがとうございます。m(_ _)m
お礼
回答ありがとうございます。 赤い汁は透明でカバの表面の細菌によって赤く変色すると初めて知りました。 リンク先の解説ではカバが透明な汁を出すのは皮膚を細菌から守るためだと考えているようです。 透明な汁を出すのに表皮をヒビ割れさせて出す方がバイキンにヤラれそうです。 カバの表面から出る透明な汁は表皮をヒビ割れさせて出しているわけではない? けど、汗腺がないので皮膚がカサカサになってヒビ割れて出るわけですよね。 体表をコーティング出来るならカバは乾燥したところでも生きて行けそうな気がしました。 結論が出ませんでしたけど。
- trajaa
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>動物園にいる鹿や猿なども皮膚に保湿機能があるわけで、猿も鹿も元々は海の生物だったということになります。 保湿機能の云々はそうかも知れないが、猿や鹿が海の生物というのはどういう事? 一生の殆どを水中で過ごすという生態を取った結果、皮膚の保湿に関する機能が縮退したと考えるべきでないのか? 同じような話で言えば 洞窟で生息する両生類とか魚類などには、洞窟という特殊な環境に適応した結果、目という器官が無くなった種族もある だからと言って、動物には目がありませんという話にはならない。 特殊な状況に適応した種族と、動物一般という広い対象の話をごちゃ混ぜにしてしまうと話が纏まらない。 で、カバの話になるが カッパのお皿で無いので乾燥=死ではない<-取りあえず、粘膜状のモノを排出して凌ぐことは出来るらしい。 しかし、乾燥がカバに取って望ましい環境では無いことは確か
お礼
回答ありがとうございます。 猿や鹿が海の生物というのは猿や鹿にも皮膚に保湿機能があるので、 人間の皮膚の保湿機能は海から陸に上った名残だと考えられているというなら猿や鹿ももともとは海に生息していた海の生物ということになるかなと思った次第です。 逆にいま海にいる生物が保湿機能を縮退させたと考えることも出来ますね。 というか魚もネバネバしているので保湿機能があるような気がしてきました。 全ての生物に保湿機能はありますね。 本題のカバが死ぬかどうかですが微妙ということですね。
河馬は、血の汗をかくと思いました。 多分、死にます。 すみません。うろ覚えです。
お礼
回答ありがとうございます。 死ぬのですか。
お礼
回答ありがとうございます。 汗腺ではなく他の分泌腺から出ていると考えるのが普通ですね。