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うつ病克服者への質問:弱ったメンタルを鍛える方法はありますか?
- うつ病を経験した方々に質問です。私は最近、うつ病経験者ではありませんが、メンタルの弱さに悩んでいます。新しい仕事でプレッシャーや責任を感じると逃げ出したくなってしまいます。どのようにメンタルを鍛えることができるでしょうか?
- うつ病を克服した方々にお尋ねします。私は最近、自分のメンタルの弱さに悩んでいます。新しい環境で緊張し、プレッシャーや責任を感じると逃げ出したくなってしまいます。メンタルを鍛えるための方法はありますか?
- うつ病を経験した方々にお聞きしたいです。私は最近、緊張やプレッシャーに弱く、新しい仕事や責任に前向きになれません。メンタルを鍛える方法はありますか?
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質問者が選んだベストアンサー
私自身、過去に「双極性障害II型」(昔で言うところの「躁うつ病」)と過去に3回診断されました。原因は全て人間関係、過労、職場環境、管理職という事もあり、過剰なストレスと、非常にありがちな事ばかりでした。そして現在、最終的に自律神経失調症となり、不眠症や気分変調症状に悩まされています。 恥かしい話、私自身、実は保険薬剤師であり、数回に渡る転職先でも常に「管理薬剤師」という重責を背負う立場に立たされ、休みもロクに無く、仕事量とは割に合わない待遇で、性格も段々荒んできて、ミスの多い、或いは仕事の遅い部下に怒鳴り散らす毎日が続きました。ですがこの世界(医療界)は人の生命に関わる任務を背負う仕事なのですから、これが当たり前であり、パワーハラスメント等には当たらないのです。 これが私の「メンタルの脆弱さ」の具現化した姿である事に、ある時気付いたのです。 相談者様は「上司が威圧的」と仰いましたが、むしろどのような業界でも、これは至極ありがちなものであり、寧ろ頼りない上司に付くよりは恵まれていると思わなくてはいけません。さもなくば、何時までも自身の精神が鍛え上げられる事がありません。結果、将来的に嘆く事になるでしょう。 それより気になるのは、相談者様の現状の精神状態です。鬱状態の「揺り戻し」現象かも知れません。手厳しい事をお話しますが、当然ながら、その原因は相談者様自身の「メンタルの弱さ」にあるのでしょう。決して人の所為にされてはいけません。 プレッシャー等、多かれ少なかれ誰にでもあるものですし、前向き(ポジティヴ)な心を持つ様になれないのも、自身の考え方一つです。精神神経用薬だけで何も解決しません。風邪薬の様に「症状を抑制しておく」対症療法などでは決してありませんが、「自己の仕事に対する意識」を自己改革しないと、何度でも同じ事の繰り返しですよ。抗うつ薬の効果で何か自身に「きっかけ」が生まれ、治ってゆく事も多々ある事ですし、再度、「自己再生」からやり直されては如何でしょうか。ご自身で「段階」を設定してみましょう。 「自己再生」とは「再度の治療(服薬を含める)」の事。相談者様の場合、症状の重さの程度が解らないので、如何とも言いにくいのですが、本文からして「重症」ではないと確信します。従って、休職などせずに「働き続ける」事を考えてみて下さい。決して「逃げ」を打つのはいけません。→決して「ある程度」ではなく、「完治」したと自分自身で自信と確証を持てるようになったら、抗うつ薬の減量や変更の可否を医師に相談し、最終的にまた「0」にリセット出来る事を目指しましょう。 あと、カウンセリングは当たり外れが大きすぎます。カウンセラーとの相性の問題もあるでしょうが、中にはいい加減な事しか言わない者も少なからずいます。少なくとも私は1回カウンセリングを受けただけで「時間と金の無駄遣い」と思いました。そんな事より、もっと身近な人(家族や友人等)と話をした方が良いです。 うつに加え、更に症状に拍車をかけている併発疾患として社会不安障害(SAD)、全般性不安障害(GAD)等の罹患も考えられますが、これらは全て「SSRI」(効果の面からパキシル、ジェイゾロフト、レクサプロの3つのうちどれかが適していると思います。)一つでかたがつくでしょう。 メンタルの強化は「何か一つ仕事をやり遂げる事、結果を出すまで努力を重ねる事、決して頑張り過ぎない事」。この繰り返しで自ずと鍛えられていく事でしょう。小さな事の積み重ねが、周囲の信頼を生み出し、自身への自信と仕事へのモチベーションへと繋がっていくはずです。 私は現在、自身で保険調剤薬局を1人で経営し、はや1年が経っています。固定患者、固定客も付いてきて、そして新規の患者も増えてきています。1年でここまでの結果がだせましたが、まだまだこれからです。サラリーマンではないので、自分で稼がねばならないという苦労、集患集客の工夫への苦慮、資金繰り、プレッシャーもあります。メンタルの弱かった自分がここまで出来る様になっているのです。相談者様も決して困難から「逃げずに」立ち向かって下さい。