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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:マイクプリアンプの必要性)

マイクプリアンプの必要性

このQ&Aのポイント
  • マイクプリアンプの必要性について
  • マイクプリアンプを使用することでボーカルに芯が生まれる
  • マイクプリアンプの導入により音の厚みや奥行きが感じられる

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

端的に言えば、マイクプリは一種のエフェクタです。考え方はいろいろですが、大きく分ければ、 (1)できるだけクリーン(何も足さず、何も引かず)で録音して、あとはDAWで処理すれば良いという考え方と、 (2)目的に合ったマイク、マイクプリなどを使って音作りした上で録音して、あとはできるだけ手を加えない方が良いという考え方 に分類できるでしょう。現在はDAW(やプラグインエフェクト)の性能が上がっているので、どちらかと言えば(1)の方向で考える傾向が強いと思いますが、クラシックやジャズなど「手を加えないことが美徳」とされるジャンルでは(2)で、ポピュラー音楽でも「ソフトウェア処理だと音が薄っぺらになる」などの理由でハードウェアにこだわる立場も根強いものがあります。 >> 皆さんはマイクプリに何を求めて使用していますか? // 基本的に、私自身は(2)で考えています。 >> 使用することで厚みのある(芯のある)ボーカルになるのでしょうか? // なりません。たいていの場合、音に芯がないのは、マイクが悪いか、マイクの設置方法が悪いか、失礼ながら歌う人が下手か、のいずれかだと思います。いくらエフェクタと言っても、「別物の音に作り替える」訳ではありません。「ほんのりと色艶を足す」程度に考えないと失敗するでしょう。 言い方を変えれば、「マイクプリの効果が出やすい条件」が整っていないと、いくらマイクプリを替えても期待したような効果は得られません。ボーカリストの上手い・下手は、かなり大きく影響します。 また、オーディオI/F自体のクオリティも問題です。マイクプリからアナログで繋ぐときは、I/Fのアナログ回路やADCが高品質でないと、そこで音質が劣化してしまいます。マイクプリにデジタル出力がある場合には、そのADCの品質がボトルネックになることがあります。 >> ものによると思うので // まさに、ものによります。基本的に、安いマイクプリほど「変わり方が下品」という印象ですが、メーカーや製品ごとの個性もあるので、一概には言えません。

その他の回答 (3)

回答No.4

はじめまして♪ IFやミキサーのマイクアンプに満足出来ない、又は変化を、と言う場合には単体のマイクプリアンプも活用する場合は在るでしょう。 過去に興味本位で安い真空管式のを購入した事が在りますが、実際には暫く試してみただけで元の箱に戻して棚に収まっています(笑) まぁ、私の場合は極端に安い物を買ったためなのか、単に私の好みに合わなかったダケなのでしょう。 元から、USB電源で動作するIFなどの内蔵マイクアンプに期待はしていませんし、最初からオーディオミキサーと単機能のIFを組み合わせる方向からのスタートでしたから、マイクプリは音色の変化を試してみたいという感覚だけでした。 単体マイクプリに対して予算的にしっかり気合いを入れて購入していたらどう感じたかはワカリマセンが、今の私には安物なら無用というところですよ。

  • John_Papa
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回答No.3

私も、回答先輩2氏に賛成です。 マイクプリに要求するのは、マイクアンプ全般に当てはまりますが、ノイズの少なさと充分なゲインです。 『厚みのある(芯のある)ボーカル』という表現には当てはまりませんが、 電気的なノイズに邪魔されないと、ゆとりというか懐の広さを感じます。 ルームアコースティックとか暗雑音(あんざつおん)と言われる空間のノイズ(天井・床・壁の反射音も含まれる)で、まさにその部屋で聞ける音が収音されるのです。それを自然な音と感じる訳です。『奥行き』と感じるのは、こういった暗雑音によるものです。 もっとも暗雑音は部屋環境を如実に表しますので、近隣の余分な音まで入るという悩みが発生する場合も有り、収録場所を選びます。でも、電気的なノイズに邪魔されるよりは多くの場合マシです。 ちなみに、マルチ録音で存在感を出したいパートに掛けるリバーブは、上記ルームアコースティックを意識的に創ります。逆に引っ込めたいパートには、引っ込むタイプのリバーブを掛けます。 電気的なノイズの多い(作りが安物の)コンデンサマイクでは、良いマイクプリを使ったところでどうしようもありませんけど。ダイナミックマイクなら良いマイクプリで救いはあるでしょう。 ホワイトノイズなど電気的なノイズのせいで、『スカスカ=奥行きが無い』に聞こえるのであれば、マイクとマイクアンプの出力/ゲインの設定がうまく合致していないのでしょう。 対策は、マイクプリを使って見かけ上のマイク出力を上げてあわせるのも良し、コンデンサマイクしか選択肢が無くなりますが、高出力ローノイズの物(←重要ポイント)に買い換えるのも良しでしょう。 現在の機材環境がわかりませんので、ざっくりとした回答しかできませんが、ゲイン合わせだけで「これだけの違いは有るよ」という回答でした。

回答No.1

私が生録に凝っていた頃の Mic' Amp' は単純に Gain Amplifier、つまり Recorder に接続するには低すぎる出力 Level を Recorder の入力感度に合う Level にまで増幅するためのもので、近接効果による低音域の膨らみを抑える Low Filter を Mic' に入れる以外には特に電気的に音作りをするものではなく、電気的な音作りは Track Down の際に行なっていました。 しかし、真空管式 Amplifier を用いた Condenser Microphone だけは昔から別格で、Mic' Amp' 部での音決めも重要な要素の 1 つでした。 下写真は 10 年前にヒビノ音響で 1 Set 26 万円で販売されていた Recording Studio 用の真空管式 Condenser Microphone Set である M222/NT222DC のものです。 私は DC Model しか知らないのですが、DC Model が Distortion (Harmonizer) Switch が 1 基であるのに対して AC Model は Selector Knob の部分が Distortion Selector になっていて、下写真右図のように 5 段階に Distortion Level を選択できるようになっていました。 計測上は 110dB SPL などという大音量をかけても Harmonizer On と Off との間に差異が生じるものではなく、130dB SPL という限界音圧付近で初めて歪率が 1% 近くに上がってくるというものですので、Spec' 表を見る限りは「音色変化などなるのか?」とも思ってしまいがちですが、Amplifier の歪特性というものは面白いもので、Clip 歪ならば気付かないような 1% 以下の歪率でも音の立ち上がりや輪郭部の硬さ柔らかさ、暖かみ、線の太さといった感覚的なものには随分と違いがでてくるものです。 こうした感覚的な音色を Track Down 時のような Post Production で調整するには Effecter を用いねばなりませんので初めから狙い通りの音色にできるのであれば大いに利用すべきものでしょう。 現在では http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.asp?Item=181%5EMIC200%5E%5E のような安価な面白い製品がありますので、これで積極的に音作りするのも楽しいでしょうね。 更にこの製品は 12AX7 というありふれた真空管を使っていますので、同じ 12AX7 真空管でも EH (Electro Harmonix) 社製の真空管を用いるか Vintage Sound 社や Svetlana 社、Soctec 社や Tung-sol 社などの真空管を用いるかでも音色が変わります。 一聴して直ぐに判るほどの大きな音色変化は製品に Preset された Switch を切り替えて得られるものでしか得られないでしょうが、何度も聴き直して微妙な音色に気が付くようになると真空管の違いによる音色の違いも判ってきます。 真空管の音色は一般に柔らかくて Smooth というのが通説ですが、12AX7 真空管では安価な製品によく用いられている EH 社の黒箱真空管や高額の Amp' に用いられていたりする Mullard 社型の真空管によって演出される音が通説となっているようで、他社製真空管では同じ 12AX7 でも音色の傾向が異なります。・・・Tung-Sol 社の真空管なんて Distortion 効かせた Guitar Amp' 用に開発されているのではないかと思うような音ですし・・・。 真空管 Amplifier は Transistor 式や IC Chip 式の Amplifier に較べて超高域まで伸びきったとか Background Noise を感じさせない広い Dynamic Range 感といった方向は苦手である一方で、やや Compression がかかったような圧縮感とか緊張感とか厚みといった音感が得られるものであるのは確かで、回路の Tuning や真空管を選ぶことによって独特の厚み感を保ったまま柔らかくて暖かい包み込むような音から硬くて冷たい突き放すような音まで自在に制御できます。 勿論 Transistor や IC 式の Amplifier も使用する Condenser や Resister の組み合わせを変えることで音色の変化を付けることができるのですが、星の数ほどある Condenser や Resister を組み合わせることによって変化する音色傾向を把握するよりも部品点数が少ないことから覚えることも少なくて済む真空管式 Amplifier を音作りに利用した方が手っ取り早いと言えるかも知れません(汗)。 「真空管の音=暖かみや厚み」とは必ずしも等式で結べない、様々な音色にすることができるものなのですが、上記に紹介した製品はたかだか 16 種類の Preset が基本ですので、覚える音色は頭を悩ませるほど多いものではないですね。 >使用することで厚みのある(芯のある)ボーカルになるのでしょうか? Effecter を用いるよりは遥かに安価で簡便に「できる」と思いますよ。 でも、より完璧に調整するのであれば、せっかく Digital 録音しているのですから、PC Software での調整が最も守備範囲が広いだろうと思います。・・・Software を勉強する量が膨大になりますが(汗)・・・。