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物理学の質問に対する回答
- 質量50kgのAさんが1kgの球を10m/sの速さで真正面に投げたとき、Aさんの速さは何m/sで真後ろへ運動するかを計算します。
- バネ定数が0.3N/mのバネを20cm伸ばしたときのバネの位置エネルギーを求めます。
- 20m/sで水平に飛んできた質量500gのボールをバットで打った際にバットがボールに作用した力積の大きさを計算します。
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2.バネ定数が0.3N/mのバネをつり合いの位置から20cm伸ばしたときのバネの位置エネルギー バネの弾性エネルギーU[J]は、バネ定数k[N/m]と自然長からの伸び(または縮み)x[m]とを用いて U=(1/2)・k・x^2 式(ア) で表すことができます。k、xが与えられていますから、単純な代入計算です。ただし k=0.3[N/m] はそのまま使えますが、xは、単位が[cm]の値として与えられていますから、単位を[m]に変換する必要があります。 x=20[cm]=…[m] (ア)に代入して U=…[J] 4.地上10mにある質量5kgの物体Aの重力による位置エネルギーは、地上5mにある質量8kgの物体の位置エネルギーの何倍? 地表付近での重力による位置エネルギーU[J]は、物体の質量m[kg],基準点からの高さh[m],重力加速度g[m/(s^2)]を用いて U=m・g・h[J] 式(イ) で表されます。 ただし、hは、基準点より高ければ正の数,低ければ負の数とします。 2つの物体は、質量が[kg]単位与えられており、高さも、いずれも地上より高い位置なので、hとして、地面からの高さそのものを[m]単位で表した数値を使えば良いだけです。 (a)5[kg]で,基準の地表から10[m]上にある物体の U=5・9.8・10=…[J] (b)8[kg]で、基準から5[m]上に或る物体では U'=8・9.8・5=…[J] 求めるように指定されているのは、(a)のUの値が(b)のU'の何倍かということですから U/U'=…
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1.Aさんと球との間に働いた力は、作用反作用の関係にある力です。これは、Aさんと球との運動量の和が一定であること(運動量保存則が成り立つこと)を意味しています。 最初、両者は静止していたのですから、その運動量(質量・速度(速さではなく向きを持った速度です))の総和は0です。 投げられた後の球の運動量P1は、球の速度の方向を正とすると P1=1・10=10[kg・m/s] 投げ終わった直後のAさんの速度をv,運動量をP2とすると P2=50・v[kg・m/s] 運動量の和は0のままのはずですから P1+P2=0 これより v=…[m/s] vが負の数になったのは、球の速度の方向を正としたからです。速さは、速度の大きさ(絶対値)ですから、求める速さは… 2.「釣り合いの位置」というのが、どのような状況下でのことなのか疑問なので、回答することは不可能です(何らかの質量を吊した状態などというのが、釣り合いの状態ですが、質問文にはどんな状況なのか説明されていません。ですから、条件が足りません)。 それとも、「自然長の状態」の間違いかな? それなら解答できますが… 3.力積(=加わっていた力の平均値・力が働いていた時間)=運動量の変化 という関係が成り立ちます。運動量,力積、共にベクトルですから、ベクトル計算することになります。 打たれる前の球の運動量P1=0.5・20[kg・m/s] の大きさで、水平向き 打たれた後の球の運動量P2=0.5・20[kg・m/s] の大きさで、真上向き ∴運動量の変化=ベクトルP2-ベクトルP1 =0.5・20/cos45° の大きさで、水平から上向きに45°の方向 =力積 力積の大きさは、力積ベクトルの大きさそのものですから、… 4.位置エネルギーは、基準点の設定の仕方によって値が異なります。問題文には基準点が明記されていませんから、位置エネルギーの値がいくらになるか計算できません。ですから、これにも回答することができません。元の問題文には、「地面を基準の高さとして…」などという記載があったのではないでしょうか。 5.床に直角にぶつかった時の反発係数e =-(跳ね返った直後の速度/床にぶつかる直前の速度) =(跳ね返った直後の速さv'/床にぶつかる直前の速さv) e=(v'/v) 地面からの高さh[m]から自由落下した物体が、地面に着く直前の速さvは v=√(2・g・h) です。この落下運動を時間反転してみると、速さv’で地面から上に向かって上昇し始めた物体は v'=√(2・g・h') を満たす高さ h' まで上昇可能です。 球の質量は、関係がありません。3つの式をまとめると e=√(h'/h) なので、h'=… 6.α線とは、He原子核そのものですから、その質量数=4 です。 質量数はその名前の通り、原子の質量の目安になる量ですから、質量数204,196,4の原子の質量は m1=204・k[kg] m2=196・k[kg] m3=4・k[kg] と表現できると仮定して構いません。ここでkは適当な定数です。kの値がいくらかを知っている必要はありません。 また、エネルギーの単位として[MeV]が使われていますが、こちらもあまり気にする必要はありません。通常使う[J]との関係は 1[MeV]=10^6・1.6・10^(-19)=1.6・10^(-13)[J] と換算されるだけのことです。 問題で扱われているのは、核分裂ですが、問題1と同様ですから、こちらも運動量保存則が成り立ちます。 α線が飛び出す前の全体の 運動エネルギーの総和=204・k・0=0[MeV] 飛び出したα線の速さがv[m/s],生成した元素の速さがV[m/s]とします。問題1と同じに考えて、vとVとは正反対向きのはずですから 分裂後の運動量の和=196・k・V-4・k・v 運動量保存則より 196・k・V-4・k・v=0 ∴ V=(4/196)・v 式(ア) α線の運動エネルギーK1=(1/2)・(4・k)・v^2[J] 生成した元素の運動エネルギーK2=(1/2)・(196・k)・V^2[J] 式(ア)を用いると 生成した元素の運動エネルギーK2=(1/2)・(196・k)・{(4/196)・v}^2 =((1/2)・(4・k)・v^2)・{…} (1/2)・(4・k)・v^2 が、4[MeV]ですから、K2=…[MeV]
お礼
ありがとうございます。
補足
2.は「自然長の状態」で、 4.は地面を基準の高さとして、地上10mにある質量5kgの物体Aの重力による位置エネルギーは、地上5mにある質量8kgの物体の位置エネルギーの何倍か?です。
お礼
ありがとうございます。