- ベストアンサー
真贋鑑定についての疑問
- 真贋鑑定についての疑問を解説します。専門家の鑑定は必ずしも100%真贋を判定できるわけではありません。
- テレビ番組の「お宝鑑定団」が人気ですが、番組では専門家による鑑定が紹介されています。しかし、番組には難しい判定が出てこない可能性もあります。
- 最高の鑑定士の権威が基準とされることもありますが、真贋鑑定は常識だけでなく主観的な要素も含まれます。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
3です。 誰が責任者は書いていなかったのですが、品物はわかるようにはっきり書いていましたので録画などがあれば誰の鑑定かはわかると思います。 鑑定の責任は鑑定士がとるという事になっているはずです。そのための安くないと言われている出演料でしょう。 しかし中島誠之助の本によるならば、鑑定間違いはもちろん、品物が偽作とわかっていて売りつけたとしてもそれで詐欺だという問題にはならない習慣の世界のようです。(「にせもの師たち」参照) 手に入りやすい贋作についての本 メトロポリタン美術館元館長 トマス・ホーヴィングの「にせもの美術史」 朝日文庫(底本としても使われていると思われます) 中島誠之助「にせもの師たち」 講談社文庫・単行本 大宮知信 「スキャンダル戦後美術史」 平凡社新書 そういう物を読む限りと中島誠之助があちらこちらに書いていることから 1)はそうとは言えない。専門家でも最後まで迷う物、あるいはいまだに白黒不明の物はある。 2)けっこうぶっつけ本番であるし、そういう仕事だとのこと。 ただあの番組を見ていると出張鑑定でその場では結論を出さずに「スタジオへ」という展開をする場合があります。その本当の意味はわかりませんが、そういう事があります。 3)あの番組に出ている専門家が最高権威であるという見方は良くないでしょう。 以上私の意見に過ぎませんが。
その他の回答 (4)
- cbm51901
- ベストアンサー率67% (2671/3943)
こんにちは。#1です。 私はマンガの方は読破しておりませんので詳しいことはわかりませんが、「お宝鑑定団」関係の内容のものもあると想像します。少なくとも私の知っている中では、「ギャラリーフェイク」第11巻の中に、”お宝鑑定の会”をもじったエピソード、「からくり奇譚」が収録されています。ただ、このストーリーはSFチックな”あそび”で、真贋鑑定をテーマとした”真面目”な作品ではありません。 マンガの方は当たり外れが多いのですが、アニメの方では良作が厳選されているので、こちらはお勧めです。 真贋鑑定(鑑定書)をテーマとした作品の中で私が個人的に好きなのは以下のエピソードです(リンクから視聴することが可能なはずです): 「顔のない自画像」 http://anihan.info/videos/6984111 「レンブラント委員会の挑戦」 http://anihan.info/videos/6888099 ちなみにマンガの32巻ですが、特に推薦というわけではなく、たまたまアマゾンのウェブサイトに紹介されていた画像です。
お礼
再度のご回答恐れ入ります。というかこちらでお願いしたのですが(汗;)。 ギャラリーフェイクは面白そうなのでこの機会に大人借り(レンタルで)をして読ませていただこうとか思っています。 アニメも見れるのですね。これも面白そうなので拝見したいと思います。 どうもお手数おかけしました。
- Postizos
- ベストアンサー率52% (1786/3423)
あの番組では過去に鑑定違いを訂正していたことが何度かあります。 文字で短時間ちらっと出るだけですので内容までは憶えていないのですが。 NG集というのをやると非常に参考になりそうなのですが、そういうのをやる気はないようです。 番組としては権威付けは必要なのでしょうが、どんな人でも間違いはあるというアピールも大事だと思うのですけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >過去に鑑定違いを訂正していたことが何度かあります。 文字で短時間ちらっと出るだけですの おお、そうなんですか。やっぱりあるんですね。 どんな間違いだったのか、誰が責任者なのかまでは出さなかったのかもですが、興味ある例ですね。 彼らも完璧ではなかった。それを認めることもしたということですね。 >どんな人でも間違いはあるというアピールも大事だと思うのですけどね。 その通りですね。 私が見るときの鑑定士は100%自信をもって贋作を一刀両断、血も涙もない裁定ばかりで、ちょっと疑問を持った次第です。 「私は「NG 95%」と見たが、あるいは「GOOD」かもですよ」といった温情裁定がたまにはあってもいいかも、という偽問なのです。
- fuefue12
- ベストアンサー率38% (457/1192)
出演している鑑定士さんが「私だけでは真贋ハッキリさせられない」ものはテレビに出さないと思いますよ。 鑑定士さんに限らず、弁護士であったりお医者さんであったりTVに出演するという事は自分の仕事の宣伝にもなります。特に「何でも鑑定団」の場合真贋かどうかハッキリ査定するという事で「自分は良い目利き」というアピールにもなります。 勿論1人で鑑定しているわけではなく、TVには出演しない人に協力を要請して参考にしているという事も考えられます。 「分かりませんでしたー」だと番組的にも面白くないですしね。 なので1)と3)の回答ですが・・・ 例えば家に有名な陶芸家のツボがある TVに出演している鑑定士さんに見てもらったならある程度信頼できる鑑定結果を出してもらえると思います(因みに正式に本物と診断されると鑑定書がつくみたいです) とは言えかれらの技術が最高峰かと言うとこれはまた別の話で 彼らはどちらかと言うと「キャラクター」を売りにしている部分もあります。 勿論鑑定士としての腕はある程度確かなものだと予測できますが TVの場合無口で淡々と評価する鑑定士さんだけだと面白くなりません 鑑定団の中島誠之助さんみたいに優しそうな雰囲気で「良い仕事してますねぇ~」という台詞が言える人を求めているところもあります。 ちなみに骨董品業界は意外に横の繋がりが密接です 真贋能力が低いとすぐバレ、お互いのコネやツールを共有したりもしているみたいですよ。 個人的には「おせん」と言う漫画でちらりとそんな世界の話が描かれているのでオススメです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 回答としては 2)ですね。 でもそれは番組には出したくない。鑑定士の沽券に関わる。なので番組の建前としては 1)、潜在的には当然 3)もあるということでしょうか。 でも本当に鑑定士に自信があって、それでも灰色としかいえないというのなら番組で堂々といってもいいような気もしますが。ミステリアスな、奥深い鑑定の世界がむしろ強調されるような気もします。 だめでしょうか? いずれあそこで決められたら鑑定書を発行されたようなものですが。 「おせん」また読ませていただきます。
- cbm51901
- ベストアンサー率67% (2671/3943)
真贋鑑定の在り方については、「ギャラリー・フェイク」というマンガ・アニメを読むと(見ると)造詣が深くなると思います。結構面白いですよ。 → 「ギャラリー・フェイク」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF http://www.aniplex.co.jp/galleryfake/ http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF-32-%E7%B4%B0%E9%87%8E-%E4%B8%8D%E4%BA%8C%E5%BD%A6/dp/4091873928
お礼
早速のご回答ありがとうございます。「ギャラリーフェイク」ですか。面白そうですね。いずれ拝見したいと思います。
補足
ギャラリーフェイクは雑誌連載中に数編見たことがあるのですが、「お宝鑑定団」関係の内容もあるのでしょうか。 32巻をご推薦ですが、このあたりが真贋判定一般の参考になるということなのですか。いずれ全巻通してみようとは思いますが。
お礼
再度のご丁寧なご回答ありがとうございます。 >誰の鑑定かはわかると思います。 たしかにそうですね。鑑定士が責任をとるのでしょうね。 彼らは、確かに一旦TVで放映されたら逃げも隠れもできませんから、もちろん人格を賭けて鑑定をしているはずで、実績がある鑑定士がたとえ間違っても「詐欺」とかに問われることはないというのもわかります。 先日そのTVでやっていたのですが、ブラジルに居た中国人の大家がよくできた贋作を連発して困らせたということをいっていましたし、 >専門家でも最後まで迷う物、あるいはいまだに白黒不明の物はある。 そういうものはやはりあるのですね。 ただ、あの番組では見たことがなかったので疑問に思ったのですが、力の在る鑑定士にはやはり極めてまれなものなのだろう(判らないとは立場上やはりいえないでしょうね)ということでおさめさせていただきます。