- ベストアンサー
うちのこは喘息?
- うちの子の咳がなかなかおさまらず、小児科を受診しました。薬と吸入器が処方され、喘息の可能性があるようです。
- 風邪から咳が悪化し、喘息の発作のような症状もあります。気管支炎や喘息の鑑別が難しいことも。
- 子どもの咳が続いていますが、元気に遊んで寝ているようです。中耳炎や副鼻腔炎も未だ完治していません。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
薬剤師です。 喘息という病気を説明すると「慢性の気道の炎症」です。慢性とは一年中、炎症とは「痛み」「腫れ」「発赤」の3大症状を呈するということです。気道には痛点がありませんので痛みは感じないのですが、慢性的に気道炎症があり気道が狭くなって呼吸が苦しくなる症状が出てくるのが喘息と考えてください。 慢性の気道炎症を呈する疾患には、他に「慢性気管支炎」や「肺気腫」といった疾患があり、COPD(慢性閉塞性肺疾患)とも言われますが、治療方法はどれも変わりません。また喘息性気管支炎とか咳喘息は喘息ではなく、一過性(急性的)に気道炎症が起きる疾患と考えても良いです。他の回答者にもありましたが「喘息」という診断を受けたかどうかは問題ではありません。 あなたのお子様が、喘息なのかそうでないのかは不明ですが、気道の炎症があり痰が詰まったりして呼吸が苦しい状態であるため、喘息治療に準じた治療がなされています。パルミコート吸入液が気道炎症を抑える目的です。オノンDS、ジルテックDSは抗アレルギー薬と言われる薬剤で、気道炎症を抑える効果+鼻水や咳を抑える効果が期待できます。アスベリンDSは咳止め、ムコダインDSは痰きり、メプチンDSは気管支を拡張させて呼吸を楽にする薬剤です。勝手に止めたりしないでください。中耳炎・副鼻腔炎は細菌感染が原因ですので抗生剤治療が主体となります。 小児喘息と診断受けたとしても成人喘息に移行する症例は多くないと考えてください。「喘鳴」は気道が部分的に狭くなっているために起きる音でこれが消失したら気道炎症が治まってきたことになります。喘息を怖がる必要はなく、しっかりした知識を持って治療に積極的に当たるべきです。医師の診断のもと確実に治療されますように。 なお、パルミコート吸入液は吸入ステロイド剤ですが全身の副作用はないものと考えてくださって結構です。ただ喉局所にカンジダなどの感染が起きることがありますのでうがいを丁寧に行えば問題ありません。うがいができないときはお茶などの水分を吸入後に取れば問題ありません。 風邪から喘息になることも基本的にありません。ただ今年流行しているRSウイルスによる乳幼児上気道感染は、ときに「気道炎症を残す」ことがあり喘息症状を呈することがありますので注意が必要です。何しろ小児科医師の指示通りに治療するのが最善です。
その他の回答 (5)
- pluto1991
- ベストアンサー率30% (2015/6674)
喘息はアレルギー反応ですから、アレルゲンがあるはずです。 例えば、家で猫を飼っていて、そのせいで1年に2回だけかならず喘息になる。 とか、 猫のいないおばあさんの家に行ったら途端に直ってしまった。 というような意外な原因もあるのです。 アレルゲンを特定する血液検査があるので、お医者さんに相談して受けて見てはいかがでしょうか。
お礼
なるほど納得です。 小児科を最初に受診したとき、症状がよくならなければ血液検査といわれてましたが、 血液検査はなく、吸入器レンタルでした。 なので、多分、今後の子どもの状況をみながら、血液検査が必要かどうか決断してくれると思います。 ご丁寧な回答かるがとうございました。 気持ちが少し楽になりました。
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
病気の診断というには、簡単そうに見えても、実際には 簡単にはいかない場合も多くあります。 喘息もその一つです。 たとえば、喘息と言えば、「喘鳴」というほど、喘鳴が診断の重要な ファクターであり、一般の方も「喘鳴」が出たので、 喘息ではないかと、疑う方が多くいます。 ですが、こういうことが落とし穴になるのです。 喘鳴のない喘息もあるのです。 喘鳴あっても喘息ではない場合もあるのです。 喘息の薬を出して、症状が治まるかどうかを見ているのです。 また、アレルギー反応があって、原因物質があるから喘息…… なんて単純なものでもありません。 実際、喘息の診断基準には、アレルギー反応の有無は、入っていません。 (Q)こんなかんじがかれこれ一ヶ月近くです (A)喘息の症状が1ヶ月もおさまらないのでしょうか? 不明な点が多くあります。 医師と相談してください。
お礼
喘息をかなり誤解している状態でした。 子どもの咳がきっかけで、いろいろ調べたり、ここに書き込みをし、お返事をもらったおかげで 喘息を理解できました。 ありがとうございました。
- KoalaGold
- ベストアンサー率20% (2539/12475)
風邪を引いたら熱が出るのは当然、気管支に白血球の死骸が出て小さいレベルで痰のような絡み方をしてゼイゼイしてしまうのも当たり前だと思ってました。 抗生物質はウィルスには効かず、併発症を患った場合だけバクテリアや菌を殺す事で拡張を防ぎますが、治療は自己治癒が基本です。 アトピー持ちの子を二人育てて私自身もアレルギーで喘息がありました。言われた通りに薬を守ると症状が悪化しました。いわゆる薬付けです。薬を切るとリバウンドします。 そうなる前に様子を見ながら薬から遠ざかる生活を心がけたらよいかと助言いたします。 私と子供たちは体力をつけてかつ化学薬品を生活から失くすと言う方向で健康維持をしています。症状が出ると体力は落ちます。そうしたらゆっくり快復を待ち(睡眠が一番)、その後は運動と食事です。 アレルギーは食品内の添加物だけでなく、輸入大豆やコーンの遺伝子組み換えでも悪化します。 一つ一つ自分たちで割り出して、避ける品目を決めてといいです。個人差があるのでここには書きませんが、工場生産物、中国産(ラベルに明記されない化学物質を使っている)あたりから始めて下さい。
お礼
薬から遠ざける・・・そのような考えもあるのですね。 お返事をみていると、こっちも前向きにがんばろうと思いました。 ありがとうございました。
- ShowMeHow
- ベストアンサー率28% (1424/5027)
気管支喘息と喘息性気管支炎(喘息様気管支炎)の境目ははっきりしません。 アレルギーの状態も成長やアレルゲンとの接触頻度などにより刻々変化するものですから、今、喘息という診断がつくかどうかは大きな問題ではありません。 今後、重症化して、小児喘息になるかどうか、はてまた、大人になっても喘息であるかどうかが、問題です。 アレルギー検査をして、ある程度以上のアレルギー体質であれば喘息である確立は上がりますけどね。 でも、現時点で治療法はほぼ同じです。 なるべく、原因物質などを避けるようにし、薬などを使いながら、苦しい状態(ゼーゼー、ヒューヒュー)にならないようにし続けるのことが大切です。
お礼
喘息は、見極めがむずかしいものなんですね。 通院している先生方が、断言しない理由がわかったような気がします。 ありがとうございました。
- todairisan
- ベストアンサー率0% (0/2)
ある時期になったら何に対してアレルギーなのか(アレルゲン)なのか特定できるかも知れないです。私はハウスダスト、虫などに対してアレルギーです。 よく言われるように水泳がおすすめです。呼吸能力が高まります。
お礼
そうなんですよね。 水泳はいいとききますね。 水泳、習わせてみようかと思います。 お返事ありがとうございました。
お礼
すごく分かりやすい回答ありがとうございます。 先生や薬剤師の人に、もっとつっこんで聞いてみたいのですが、そうもできずだったので こういう回答は非常にありがたいです。 参考にさせてもらいます。 ありがとうございました。