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句法は関係なく、白文の読み方がよく分かりません
例えば 未嘗不問知其詳 未だ嘗て問ひて其の詳を知らずんばあらず こういう問題では「知らずんばあらず」を設問の中心にしていると思うのですが、 「未だ嘗て問其の詳を知らずんばあらず」のように「問ひて」と読むことができません 「詳を」と読むことができるのも怪しいです。 なにかルールはあるのでしょうか?
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問の前に不がつているのですから、ぼくとしては、問わざるとしましたが、この問題の方では、問うと知るを一つの動詞のように考え、問ひて知らず、としています。問ひて其の詳を知らずとなっていますが、その詳を問ひて知らずということです。 不の次に来るのは、動詞的用法の漢字と見るべきでしょう。問(とい)を名詞のように訳すのは、ちょっと的外れです。
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- bgm38489
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回答No.1
白文から素直に読めば、未だかつてその詳を知ることを問わざるにあらず、という風になりますね。不問で問わざるにとしてみました。未は、未だ~あらず。 返り点など何もついていない、漢文の原文(白文)は、どう読もうが構わないのです。返り点などは、日本人が、そのまま読めるように、勝手につけたものなのですから。ましてや、読み方など、別になんでもいいのです。ま、学校で習った通り読んでおけば、間違いはないのですがね。 という僕は、詩吟をやっている者なのですが、流派によって、漢詩の読み方は違います。有名なのは、李白の白帝城の三行目の転句。 両岸猿声啼不住 これを、うちの流派では、りょうがんのえんせい、ないてやまず、と読むのですが、別の流派では、りょうがんよりの、と読むところもあれば、ないてやまざるに、と読むところもあります。 ルールに縛られるのは、返り点などがついているときだけ。
補足
なるほど!それはためになることを聞きました!! では、 未だ嘗て問其の詳を知らずんばあらず でもOKなのでしょうか?