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原発がなくても大丈夫と思いませんか?
原発は現在、停止中を含めて日本全国で54基あると言われています。 当時は最先端の発電方法だったと思いますが、東日本震災でその安全性が問われています。 当時は原発に反対することは左翼的といった考え方もあり、あまり心配する人もいませんでしたが、 当時の原発の建設費を考えると、地熱や、風力、太陽光、などかなり大規模なクリーンな発電施設が いくらでも出来たのではないかと思われます。(今となっては後のまつりですが) 知識人、科学者、などの意見を取り入れて、余り予算をかけなくても電力がまかなえれば面白いと思いますが、 皆さん、いかが思われますか?
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原発を再稼動しないと、電力不足で生産に支障が出るとか 政府はさんざん訴えて、強引に再稼動したが、結局、この 酷暑の夏でも、発電量に余裕がありました。 政府は、この大嘘の責任について、全く知らんぷりです。 そもそも、原発によって発電量に余裕が出たため休止してい る火力発電所がいくつもあり、これを再稼動させれば問題は なかったところ、「再稼動するのに数ヶ月かかるから夏場に 間に合わない」と、寸前になってから騒ぎ始めて、原発の方を 再稼動させた経緯もあります。 そんな事は、前から分かっていたはずであり、電力会社の 利益のために原発を優先し、国民の安全を犠牲にしたのが 実態です。 そもそもその「電力会社の利益=原発の方がコストが安い」 というのも大嘘で、地元への巨額の補助金は国庫(国民の 負担)から出ており、また福島で見られたように、15m級の 津波が指摘されていたにも関わらず自前の調査で6mという 津波の想定を採用したように、安全への備えを怠る事による 「低コスト」なのです。 自然エネルギーの多くは、エネルギー密度が低く、コストが かかりますが、地熱発電は高温が得られ、それも原発や 火力発電に使うタービンをそのまま使えるなど、コストダウン が可能です。 これまでは、蒸気の発生源(温泉源)が必要で、立地が限ら れ国立公園内で自然破壊が問題になったり、温泉が枯れる 心配があったが、水より揮発しやすい液体(ペンタンなど)を 地中に送り込む事で熱を回収する「バイナリー発電方式」が 開発されており、日本中どこでも深く掘れば上昇する地熱を 利用して発電できるようになっています。 ただ、上記の設備を造っている企業の多くは、同時に原発を 造っているので、アメリカ政府>日本政府>原発メーカー> 電力会社と連なる原発利権構造の前に、冷遇されています。 しかし、この発電方式であれば、世界中どこでも石油を要さず 発電ができ、有害な廃棄物(CO2や放射能)も出ません。 このクリーンで経済的な技術を完成させ、世界中に普及させ る事で、日本は環境に貢献しつつ、新たなビジネスにもなる のです(欧米の石油メジャーによる経済支配も打破でき)。
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- kanfusion
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>当時の原発の建設費を考えると、地熱や、風力、太陽光、などかなり大規模なクリーンな発電施設が > >いくらでも出来たのではないかと思われます。(今となっては後のまつりですが) >知識人、科学者、などの意見を取り入れて、余り予算をかけなくても電力がまかなえれば面白いと思いますが、 引用部をまとめるとクリーンな発電施設が、予算をかけないで建設できたのでは?と想像されているようですが、その可能性はかなり低い、というか、有体に言って絶望的なのではないかと思います。 まず、原発ですが、私の知る限り世界中15ヶ国程度で稼動しております。建設費も含めた総稼動コストがクリーンエネルギー系発電施設の総稼動コストより遥かに低いから、採用実績にこれほど差があると思うわけです。 また、日本がクリーンエネルギー投資開発を行っていれば、という仮定ですが、世界各国もまるで研究をせずにボーッとしていたわけではなく、予算の高低はあれ、オイルショックあたりから継続的に研究を続けて現状があるわけです。今の技術レベルで提示されている発電方式から逸脱した凄いものが出来ているか?と問われても否定的な回答しかでない気がします。 さて、個別に再生エネルギーを見てみると、以下のようなことが常識です。 ・風力 水力を除いた再生エネルギーの一番メジャーな方式ではないでしょうか?例えば太陽光システムの実際の発電量は最大発電量/7で考える、と言われていますが、風力は/5で計算するのが普通であり、その分だけ効率はいいと言われ、世界中で採用されています。ですが、残念ながら原発や化石エネルギーの発電方式に比べるとコストおよび設置面積当りの発電量は勝負にならないため、再生エネルギーとしては有望でも、現在まで主力の発電システムにならなかった経緯があります。これは世界最大の風力発電機と、原発施設の発電量・設置面積を比較してみれば分かると思います。風力発電機は発電量当りでは既存の化石系燃料施設に比べると圧倒的に広大な土地が必要で、それはコストに跳ね返ります。 日本の場合では、山と人口密度が多いため、設置場所を人間の居住区域と食い合うため、発電量当りのコストがさらに高くなりがちです。その上、日本は山の所為で平均風速、風向状況とも悪く、あまり効率がよくないというのが現状です。 アメリカでも砂漠地帯を利用して風力を発電していますが、実は多額の補助金がついており、この補助金の撤廃をめぐってモメたばかりです。ニュースによると大手の発電メーカーが「補助金無しだと採算性がない」と発言したとか。砂漠は風力発電にとってはある程度有利な環境ですが、それでも補助金が欠かせない、という現実があります。 ・海上風力 日本は海が広く、海は風が強い上に風況がよいので、日本にむいた発電方式に見えますが、風車が潮風に痛めつけられますし、陸上に送電するのも課題があり、採算性が取れる方式を開発したところは私の聞く限りではありません。現状では世界中でまだ研究レベルを出ていない段階ではないでしょうか。 ・太陽光 多分、現時点で一番日本向きな方法と思われます。日本はヨーロッパよりは日照時間が長いので、太陽光を大々的に導入したドイツより多少有利です。ただし、ドイツは原発も稼動中であり、太陽光買い取り価格は14円と、日本の買取価格より遥かに低く、それでいて日本より電気料金が高い国であることを忘れてはいけないと思います。 太陽光の効率の議論で問題になりやすいのが、各国生産のパネルのいいトコ取りでバラ色の未来が描かれることがあります。具体的には世界の太陽光システムの価格下落率が7%で、このペースならグリッドパリティが達成される日が近い、などという言説ですが、実は安いパネルは数年で発電量が激減し、ヨーロッパ各国で問題になっています(PID現象)。そのレポートではドイツの数社と日本メーカーのパネルでは発電量低下現象は発生しない、とのことですが、例えば日本の太陽光システムの価格下落率は甘く計算して4.7%がいいところでした。 ・地熱 日本で今後の伸びしろが一番大きい発電方式であると思われます。日本の火山数は世界2位であり、地熱の潜在的なエネルギーは大きいのですが、現状の技術では大規模化が難しいのが課題です。ただ、発電コストは計算方法によりますが、かなり低いと言われ、また、今後の大規模化の可能性もあり、有望なのではないかと思われます。 問題は地中での出来事なので、まだ未知の部分が多いことです。地震よりの深度や活断層の発見など、最近の地質研究でわかったことも多いですが、これはある程度予算がついた範囲での研究で、現時点程度の予知や観測しかできないわけですから、地中の学問というのはそれほど難しいものです。 例えば、地熱を開発したら、温泉が止まったとか、予想もしないところから高熱の水蒸気が噴出して、技術者が死亡したりという事故が実際に起こっています。事前調査は非常に入念に必要で、それはコストと建設期間に響きます。それが難しさです。 --- 長々と書きましたが、各種、再生エネルギーも合理的な選択のもとに採用されたり、されなかったり、という現在があるということをお伝えしたかったわけです。結論としては、我々のような素人が「技術課題の是非」について論ずるのはナンセンスだと思います。具体的にはこの部分です。 >知識人、科学者、などの意見を取り入れて、余り予算をかけなくても電力がまかなえれば面白いと思いますが、 電力は国の生命線の一つなので、世界中の国の科学、政治の枠組みを利用して出てきたものが、現時点のものです。そこを素人が「別の枠組みを準備すれば、もっと良いものができるのじゃないか?」というのは客観的に見てみると、無理があるのではないでしょうか? むしろ、我々素人が考えるべきは評価形態と評価情報が明示されているかどうか?ということだと思います。あの事故から1年半も過ぎるというのに、原発がどうであれば安全であり、どうであればダメなのか、という基準すら示されず、最近事故調の声明で「安全基準を策定する」と言われた程度です。まず、基準が無ければ原発をやめるか、続けるかの議論すらできないでしょう。議論がこのクラスでダメダメであり、そこをニュースも国民も指摘しないわけです。 つまり、事故がおきて被害が甚大だったからといって、一般的な議論の順序を無視してはダメだということです。根本的には国のエネルギーに対する評価体制がダメダメだったことが問題にあり、それを無視して「新しいエネルギー」などといっても、そのエネルギーだって万能のものではありませんから、かならず失敗がでます。比較的安全な風力も、補助金目当ての自治体が事前調査無く始めて赤字を垂れ流すのはおろか、それを隠し続ける、などという事例もあります。 そうなると客観的な評価基準なくして、新しいエネルギーに飛びついた挙句、全国自治体で赤字頻発、エネルギー供給体制はガタガタ、などという事態も想定できるわけです。つまり、一足飛びに結論に飛びつくのではなく、プロジェクト全体の前提議論がスカスカでは何をやってもムダという事実を認識してから、新しい解決策に眼を向けたほうが効率的だ、ということです。
お礼
原発はデメリットがあるので、すぐに代替エネルギーを・・・とはいかないようですね。 同じような震災が起きた時、再び同じように破損する訳ではない、という人もおられますが、火山大国ですので、本当に十分な対策が必要かと思います。
- since_1968
- ベストアンサー率24% (254/1053)
原発に問題があること、クリーンエネルギーなど他の電力を進めて行くこということは理解できます。 今回の震災でわかったことが、日本には全電力を賄える電源が複数あったことです。 原子力、火力、水力などがあり、原発が止まっても他の電源があり、逆に全火力が止まっても原発でカバーできたと思います。 輸入に頼っているうちは、電力の供給の安定をはかるためには複数の電源が必要です。 現状、火力でほぼ全ての電力を供給しており、もしも石油、天然ガスの供給が止まるようなことがあると危機的な状況になるでしょう エネルギー危機管理のために原発にすぐに再稼動とは思いませんが、クリーンエネルギー等の次の電源がある程度供給できるようになるまでは、原発は再稼動出来る状態には保つべきとおもいます。
お礼
分かりやすいお話しを有難うございました。 先日、新潟県のかなり深い地層の岩盤から、石油が出たそうです。 代替エネルギーはもう少し、研究と、時間が必要なのかもしれませんね。
- dogday
- ベストアンサー率29% (2313/7949)
>原発が無かったころは、そんなに不便だったのでしょうか? 日本発の原子力発電所が稼働した昭和38年って、国民三種の神器がカラーテレビ、クーラー、車の3Cの時代ですよ。 まだ冷蔵庫も洗濯機も普及し終わっていない時代。 照明以外、全部の家電を捨てるまで文明放棄すれば運用可能。人口も2000万人くらい死に絶えないと無理か。 知識も科学も知らず、当時も思い出せない、考えもしない人の意見ですね。 そもそも1979年にも1986年にも同じ実行に移すこともできたはずなんですが、チェルノブイリから26年も何を考えてたの?
- globef
- ベストアンサー率17% (1306/7306)
>原発が無かったころは、そんなに不便だったのでしょうか? 原発が無かった頃に 携帯電話、パソコン、インターネット等普及していましたか? 人口も今より 少なかったのですよ >ほとんど火力発電だったと思いますが、 >クリーンエネルギーにはそんなに期待が持てないのでしょうか 現状だと持てません! 夜間 ソーラーで発電できますか? 台風の時に 風力発電したらどうなるかご存知?
お礼
原発にお世話になった部分もあると思います。 しかし、将来的には、代替エネルギーに期待しても良いのではないでしょうか。 もう少し、研究と、時間が必要かもしれませんね。
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
クリーエネルギーと言われている太陽光発電、太陽光発電では先進国のドイツは使いものにならないので数年後には電力を買い取らない方針だそうですし、アメリカも砂漠でやっているもの以外は、失敗だと行っています、また風力発電、やはり先進国のオランダでは、観光の景観が壊れ風車の回る振動が数十キロ先まで伝わり、神経障害になる人が増えているので、止めようと言う運動まで起きています、特に日本では安定した風が吹かない、風が強ければ風車が壊れるので羽をロックします、から1年で意外と発電できる期間が短い、地熱も火山活動で圧力が不安定なため突然高圧になり減圧弁が耐え切れなくなり破損したりしています。しかもどれも1日中安定した電力を供給できないのでその穴埋めのために常に火力を最大出力に耐えられるだけの発電所で動かしておく必要があるのです。 だからといって急に足りなくなったから、といってすぐに発電できる訳でもないので、常に動いたまましかも半分近くの発電をしておかないと、大型台風で空が曇って発電できない、風車が回せない等に対応できないのです台風の多い日本では切実な問題です。 だからと言って大飯発電所のように老朽化して一旦引退した火力をいつまでも動かすことは困難なのは確かです、冬場など水不足になれば、水力も期待できません、原子力がダメなら火力しか無いですが、鳩山さんの25%削減どころがCo2の量は増えている現状で、言い出しっぺに多額の炭素税を支払わされる事になっても良いのかと言う事を考えなければなりません。 実は貴方の意見以外の発電、海の波を使った波状発電、潮の流れを使った潮流発電などあるのですが国は金を出しません、両方共安定した発電が可能です、後は山の整備や、被災地の廃材を使った木材火力発電所等も磐梯山や、長野にあるのですが、一向に使おうとしませんし、拡大しようとしません、燃料をつかって他県に持って行き、ゴミとして燃やすなら地元に大型のバイオ発電プラントを作り木材火力を行えば安定した電力と木材は切られる前にCo2を光合成で使っているので燃やしても足し引きマイナスになる本来Co2対策の要なのです、ドイツなど、麦わらで発電しています。 日本は森林整備、雑木をはらって綺麗な山にするだけでもかなりの燃料が確保できますし、燃料自体毎年増えるものです。ソフトバンクのボロ儲けしか考えていない、社長の太陽光に踊らされて、それを吹きこまれた、菅総理が大々的に世界に発表、回らない風力発電、津軽の風が強すぎて回せない風力発電、火山活等で吹き飛んじゃった地熱発電そんなもんばっか、何が自然発電なのか、担に利権が絡んでるものだけの自然発電なんていらないでしょう、太陽光パネルを韓国から大量に買い込む計画をソフトバンクは考えてるし、申し越し皆冷静になるべきです。
お礼
分かりやすい解説、有難うございました。 デメリットがあるからといって、簡単に代替エネルギー・・・とはいかないものなんですね。 もう少し、研究と、時間が必要なようですね。
- mekuriya
- ベストアンサー率27% (1118/4052)
日本以外に世界には200を超える国と地域がある。電力を使っている国は日本だけですか?知識人・科学者は日本にしかいないのですか?世界には人口密度が低くて土地が有り余っている国はいくらでもある。 あなたには日本しか見えないのか?この広い地球で。
原発に反対するご意見はよくわかります・・でもしかし、 日本はエネルギーがありません海外から海を通って輸入しています。 太平洋戦争はそのエネルギールートを封鎖されっために座して死を待つより備蓄のある間にと戦争になりました。 原発はウランは輸入ですが一度輸入すればほぼ国産エネルギーとなります。 原発を持って稼働させる技術は核技術なので核抑止にもなります。 その気になれば原爆を作れるのです。世界が日本の核技術を評価しています。 石油ショックの時、日本はアラブでなくイスラエルを国策として応援してましたが変更しなければ敵国とみなすと言われ一夜にして国の基本姿勢を変更せざるをえませんでした。 今の中国のキチガイじみた行動を見ていると、エネルギーの大部分は中国が内海としょうする南シナ海を通ってきます。 そりゃあ 原発なんてないほうがいいですが、日本の周りのキチガイ国を見ると不安なのですよ。 それから 太陽発電なんて アホ みたいです、まあ コストダウンはいいでしょうが、ホタルを万匹集めれば明かり取りになる程度の馬鹿げたものだとおもいます。
お礼
昨日でしたでしょうか? 地下のかなり深い岩盤から、石油が出たとか。(新潟だったと思います。) 今後の進展が楽しみです。
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
風力は風まかせ、太陽光はお天気まかせ、いずれも安定して大電力の発電ができません。また、どちらも大きな問題を抱えています。 そして補助金がなければ、在来エネルギーと競争できません。太陽光発電パネルの商法がそれを証明しています。 地熱も大電力発電は望めないでしょう。 原発は、私たちの生活、そして企業には、現在のところ必須です。
- globef
- ベストアンサー率17% (1306/7306)
>皆さん、いかが思われますか? ・左翼的? それだけじゃないでしょう ・原発の建設費を考えると? 大規模なクリーンな発電施設を作っても 当時の技術力では 原発と比べて コスト面で採算とれません ・余り予算をかけなくても電力がまかなえれば面白い 面白い?エネルギー問題面白いとは 不謹慎な発言ですね 科学者ならともかく 知識人とは、 具体的にどんな人を指して、 具体的にどのような有意義な意見が言えるのでしょうか? >原発がなくても大丈夫と思いませんか? 当然 今より不便な生活をすれば全然問題ありませんよ
お礼
原発が無かったころは、そんなに不便だったのでしょうか? ほとんど火力発電だったと思いますが、クリーンエネルギーにはそんなに期待が持てないのでしょうか?
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お礼
有難うございます。 大兄のお話し、大変勉強になりました。 代替エネルギーでは十分な電力は賄えない、といった意見が多かったのですが、現実は、私の住んでいる街でも、日々、風車の数が増え、メガソーラーの計画も進んでいるようです。 つまり、そこに住んでいる住民の多くは、クリーンで、経済的な発電方法があれば、そして、コストもあまりかからなければ、そちらを選択する事は言うまでもありません。 住民の皆さんも笑顔になると思います。 今現在は、原発に加えて、代替エネルギーも取り入れている感じです。 原発に代わる画期的な発電はきっと見つかると思いますし、期待しています。