>オーストラリアの検査体制はどうなってるのか、知りたくなってきました
オーストラリアで日本の全頭検査にあたるような検査はやっていません。しかし、だからといってオーストラリアの牛肉が危険だとはいえません。なぜなら、肉骨粉の飼料への使用をとうの昔(私の記憶では20年くらい)に禁止し、原因を断っているからです。BSEは異常プリイオンを接種することにより感染します。それが飼料に入っていなければ感染しない。したがって検査も必要ない、となります。
>なぜ米は『全頭検査は非科学的だ』といえるのでしょうか? 危険部位ぞ除けば大丈夫というからでしょうか?
アメリカは非科学的と言っていますが、そう言ってることこそ非科学的です。現にBSEは発生しており、その対策を強化してはいるもののまだ不完全です。アメリカとて危険部位は除いて肉にしています。しかし、その方法は大胆で機械で行います。結果、危険部位がまき散らされ肉に付着します。アメリカの市民団体?が調査したところによると肉のうち30%に危険部位の組織が見られたということです。
アメリカがBSEの検査を緩めることができるとすれば、何年か(牛の寿命が尽きる位)の間、全頭検査を実施し、やっている施策が本当に有効なものであると立証されてからだと思います(日本が検査を緩められるのにも同じような条件が必要だと思います。緩めるかどうかはいろいろな事情が絡むのでわかりませんが)
お礼
>アメリカの市民団体?が調査したところによると肉のうち30%に危険部位の組織が見られたということです。 う~ん・・・それは、興味深いはなしですね。 ハンバーガーをたくさん食べる国なだけに、困ったことですね・・・。 ありがとうごわいました。