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メチコバールはB12なのに何故副作用がありますか?
サプリメントのB12の説明を見ると、低毒性だし水溶性なので過剰摂取の副作用は報告がないとか、副作用の心配はないと書いてますが メチコバールになると、副作用の記述があります。 同じB12でも微妙に違うのでしょうか?
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医療用医薬品の場合、発売前にいろいろな臨床試験を行います。この際に患者を対象とした臨床試験を二重盲検試験という方法で行います。これは対象とする薬剤と見た目では判別できない偽薬(プラセボ)を用意し、処方する医師も対象患者とも対象薬剤なのかプラセボなのか解らない状況で効果判定することになります。この臨床試験は多くの医療機関を対象とし数多くの患者さんが対象となります。この試験を統括する医師(もちろんメーカーの方ではありません)が被検薬剤を投薬するかプラセボを投薬するかをコントロールしているわけです。臨床試験の投薬期間を終えた後、医師は効果判定しますがこの際に先入観で影響が出ないようにし、公正な判定をさせるためにこのような方法を使います。 さて副作用に関してですが疑わしきは副作用と考えます。その薬剤による副作用ではないと完全に否定されなければ副作用としてカウントすることになります。全症例の副作用集計し、副作用の重症度判定、頻度、場合に応じて対処方法を医薬品のDI(ドラックインフォーメーション)に記載することになります。メーカー側からみた場合、医師・薬剤師をはじめとする医療関係者に副作用を注意喚起せずに副作用で患者被害が出た場合、責任を問われることからPL法の観点から見ても積極的に副作用報告を呈示し、注意喚起することになります。もちろん発売後に新規の重篤な副作用が報告されることもあり、このような場合、副作用救済基金といった患者救済システムを構築している訳です。 つまり医療用医薬品は疑わしきものをすべて副作用として網羅する。健康食品・サプリメントの場合は完全に副作用と認定できるもの、もしくはかなり確率が高いものに絞って記載するということになります。プラセボでも副作用が20%程度出ることはあります。 メチコバールはご指摘のとおり、ビタミンB12がサプリメントと変わりある訳ではないと考えて差し支えありません。
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- narigon
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サプリメントはサプリメント…薬じゃ無いんですよ。所詮、食品の括りなんです。たいした薬効もありません。 あったら、食品として売れないですからね。 同じ物でも用量が全然異なります。まぁ厳密には物が違うかも知れないのですが。 サプリメントは1日100μg程度ですよね。 医薬品は1日に1500μgです。これだけ見ても15倍違います。 メチコバールお医者さんや薬剤師さんも副作用はほぼ無いって見解をされてますよね。っと言うか私はそう言われました。 実際の症例を見てみても、 副作用の報告は15180 例中で146 例です。つまり1%弱。 しかも副作用は消化器系の食欲不振や悪心・嘔吐、下痢が合計して0.88%です。 気持ち悪くなった人がちょっといたって感じですが、サプリメントはこう言った調査をこんな人数ではやってませんしね。 ちなみに上にも書きましたが、メチコバールとは「メチルコバラミン」と行って、一般的にある4種類のビタミンB12(コバラミン)の一種です。 他にはシアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、アデノシルコバラミン等があります。 サプリがどれ使ってるか知りませんが、その違いと言うよりは用量が低いって言うのが違いだと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございました
- mekuriya
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ビタミンB12の1日推奨量は2.4μgです。μgというのは1gの100万分の1の単位です。ところがメチコバールは1錠で500μgです。いくら水溶性ビタミンは過剰摂取しても排出されるだけだから害はないとはいっても、ものには限度がある。何事も程度問題です。 どうしてこんなに含んでいるんでしょうかね。無知蒙昧な現代人には多ければ多いほど売れるからでしょうか。
お礼
たしかに多いですね。でも風邪の時はビタミンCを多めに摂取するといいとか言いますね。治療目的の場合は多めが基本なんでしょうかね。 無知蒙昧と言われない様に気をつけねば。 回答ありがとうございました
お礼
フラセボでも出るんですね サプリメント気分で気軽に服用します。 詳しい説明ありがとうございました わかりやすかったです