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幼保一体化について!困っています!
幼保一体化は、良いか、悪いかについて、プレゼンするのですが、 私は高3なので、イマイチわかりません。 幼保一体化のメリット、デメリットはわかりました。 でもその改善策をかんがえなきゃいけないんです。自分の考えでいいらしいのですが。 なかなか浮かびません。 幼保一体化は、幼稚園に保育園が合わせる形なのでしょうか? わかり易く教えて欲しいです。 おねがいします。
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- tododesu
- ベストアンサー率36% (28/77)
学校法人立の幼稚園、社会福祉法人立の保育園の理事長・園長をしている者ですが、勘違いしないでほしいことがあります。 幼稚園に保育園が合わせるとありますが、全く違います。 むしろ逆です。幼稚園が時間を長くして保育園化することを幼保一体化と言います。 学校とつくから教育をしていて、福祉の保育園だと教育をしていないと勘違いしている人が多いのですが、保育園も幼稚園に負けないくらいしっかりとした幼児教育をしています。 幼稚園だろうと、保育園だろうと、どちらも子どもが1日の大半を過ごす施設ですから当然です。 (託児しかしていない保育所もありますし、教育になっていない幼稚園もありますが、それらは淘汰されていくでしょう。) ほとんどの保育士さんは、幼稚園教諭の免許ももっていますし、幼稚園・保育園の教育内容を規定した幼稚園教育要領、保育所保育指針ともに、内容的にはほぼ同じです。(法律の規定) 因みに、私のところの保育園には40人ほどの保育士さんがいますが、幼稚園教諭免許をもっていない人は2人だけです。 幼稚園には教諭が20人いますが、保育士資格をもっていない人はゼロ。 むしろ、保育園の方が圧倒的に保育時間が長く、年齢も幅広いですから、幼児教育の深さや範囲ははるかに広くなります。 幼稚園も保育園も幼児教育のレベルは同じです。 今、大都市圏では保育需要が急増して待機児童が増えています。 保育所(園)はどこも満員で、いくら作っても待機児童は減りません。 一方、幼稚園は定員割れしているところが多く、定員の半分もいかない園も多くあります。 そこに目をつけて、幼稚園に保育機能をもたせることによって、お金をかけないで保育園を増やそうとしたのが、幼保一体化の正体です。 そして、政治家がそのための大義名分として「保育所(園)は教育をしていないから教育ができるようにする。」と言っただけなのです。 団体の仕事で、政治家に陳情に行って直接お話したことも多々ありますが、ほとんどの方はご自分の子どもは幼稚園に入れていて、保育所(園)のことは全く知らない・・だけなのです。 たぶん、行政の高位の方々もそうだと思います。 一部の学者たちもそんなことを言っていますが、彼ら(彼女ら)は全く現場を知りません。 いろいろな学者さんの論文も読んでいますが、現場を知らない教授は全くとんちんかんな事を書いています。 改善策を考えるのは学生さんの仕事ですから、すみませんが具体的には言えません。 むしろ、学生さんのフレッシュな、ありのままの感性での意見を聞きたいように思います。 現場の立場から言えることは、幼稚園だろうと、保育園だろうと、子どもは同じですから、同じ教育を受ける必要があり、かつ、個々の状況に応じて必要な時間の保育を受けられる体制は必要です。(幼保一体化の目的) また、保護者の立場からの利便だけを考えると、子どもの権利はどうなるのか・・・という問題もあると思います。 それから、保育園、幼稚園、こども園にしろ、働く人を確保できないかぎり、どんな政策も絵に描いた餅になるということを言いたいと思います。 法律が可決されていますから、幼保一体化は必ず進んでいくと思いますが、介護等の福祉の職場と同じように、人手不足(幼稚園教諭・保育士)がネックになるでしょう。 または、利用を制限するか・・・ですが、国の全体の政策上はそれはできないでしょうね。(労働政策上)
- over_the_galaxy
- ベストアンサー率25% (104/408)
単にメリットデメリットにだけ目を向けるのではなく、一連の事柄を1セット考えましょう。 ・幼保一体化とは何か? ・何のために始まったのか?何の問題を解決するために始まったのか? ・メリット、デメリットは何か? ・幼保一体化を推進した場合、当初の問題は本当に解決するのか? ・現在どこまで進んでおり、今後いつまでにどこまで進む予定なのか?
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
こんばんは。「幼保一体化」を推進し「こども園」を創設する。これは前総理大臣および前々総理大臣が好んで使っていた言葉ですね。けれども残念ながらあの二人の方々および所管大臣である文科大臣と厚労大臣も幼稚園と保育園を管轄する法律に関する理解すら持っていなかったことを、スローガンが発表される段階から教育現場に携わる人間は見抜いていました。 保育園を所管するのは厚労省、幼稚園を所管するのは文科省です。学校教育法で規定される「学校」に保育園は含まれません。また新たに「こども園」を学校として法的な根拠のある教育機関とするには、そのための法的手続きが求められることも必要です。となれば当然のように法改正や立法のための法案を議会に提出するとの手続きが前提となります。 たとえば「保育園」にあって「幼稚園」にはない施設、つまり園側に設置が義務づけられている設備とのことになりますが、こうした部分を質問者は調べていますか?。この問題のキーワードは「給食」であり「1日の保育時間」です。保育園の保育時間は原則8時間ですから、朝から夕方の間に乳幼児を預ける形となり、そのため給食の時間が必要となります。給食設備が必要ということは、調理師や栄養士・栄養管理士の資格を持った人間に委ねるとの条件を前提とします。 「幼保一体化のメリット、デメリットはわかりました」といっても、それが新たな施設の設立趣旨に関しての議論に関してネットの情報などをちょこちょこっと検索しただけでは全く意味をなしません。そもそもこうした問題が議論され始めた背景が何であるかに目を向けてみると「待機児童数の増加」があり、その背景には「子供を預けての夫婦共働き家庭の増加」や「女性の社会進出」「労働形態の変化」などの多彩な要因が密接に関連することで、こうした問題を構築していることも容易に理解できるはずです。このように具体的に考えてみるならば「メリットやデメリットを理解している」などの言葉が如何に空しいものであるかもおわかりでしょう。 「幼保一体化問題」をテーマとするならば (1)両者の違い-法的根拠やシステムと現実の間にあると考えられる問題点 (2)その問題が生まれてきた背景 を「具体的に」調べ(地方自治体の窓口や図書館に行けば資料を貸し出してくれる)、そこから問題点を整理する作業を必要とします。この時にネットの情報に頼ることは論外です。資料を読んで「自分の言葉で」整理する、これが「議論するために材料を用意する」との授業の意味です。女子高生がプレゼンなんぞという言葉を使うこと自体がチャンチャラおかしい、それこそ臍が茶を沸かす様な話です。
- ennalyt
- ベストアンサー率29% (398/1331)
保育士さんが幼稚園教諭の資格を取るの、 ムリなんちゃうかな、って感じの人がかなり居ます。 あんまり勉強しなくとも取れる資格だったからなんだけど、教諭はそうはいかんから。 この保母さん達をどう処遇すればいいのかが問題となりますね。 どうしましょ?
- spiko14
- ベストアンサー率21% (237/1099)
保育士免許持ちで、幼稚園に子供を預けて働いている母です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BC%E4%BF%9D%E4%B8%80%E5%85%83%E5%8C%96 こちらは既にお読みかと思いますが・・・ 今、子供と子育て中の親を取り巻く問題は何だと思いますか? 何を解決すれば幼保一体化は実現すると思いますか? そして私個人ですが、 保育士免許持ちで、保育園の実情を知っているのに 何故幼稚園に子供を預けて働いているのか? この理由を簡単に言うと、 保育園のデメリット>>>幼稚園のデメリット ・・・なわけです。 一番大きいのは、保育士一人あたりの子供の数。 幼稚園の先生が担当するより遥かに多いんですよ。 そうなるとどうなるか、少し見えて来ませんか? でも、 >>幼稚園に保育園が合わせる形 ともちょっと違うと思います。 幼稚園に保育園が合わせて欲しいとも思うし、 その逆もまた然り。 しかし縦割り行政がそれを阻むので まずは行政担当をどうにかしてくれねぇか、 というところです(あ、言っちゃった)。 でも民主党には無理というか 既に匙投げられちゃってる有様なので・・・ 政治・行政から語れたらいいプレゼンできますが、 まずは身近な問題、待機児童の解消という面で クローズアップしていけばいいのではないでしょうか。