高校の音楽教師になるには、大学で「教職課程」を履修しなければなりません。
「教職課程を設けている音大・総合大学の音楽系学部」
「教育学部の音楽専修・コース」
いずれかに進学する必要があります。
>1.音大に通いながら管打楽器の知識を増やし、個人的に教育免許を取る勉強をする
教職課程を設けていない音大では、いくら「個人的に~勉強する」としても教員免許は取得出来ません。
音大を志望する場合は、大学HPで「取得出来る資格」に「教員免許・音楽(中・高)」があるかを確認しましょう。
>2.教育学部がある大学に行き、独学で吹奏楽について学ぶ
教育学部だと、「小」「中」のみで「高校」の免許が取れない場合もあります。
教育学部を志望する場合は、大学HPで「教員免許・音楽(高)」も取得出来るかどうかを確認して下さい。
又、大学の部活動で吹奏楽団や管弦楽団があれば、そこで活動し、実力をつけられるかと思います。
>また、偏差値の高い学校の教師になるには
その質問は、何の為でしょう。
「教えやすい、素直な生徒がいい」
「偏差値の低い馬鹿者どもの相手なんかしたくない」
という事でしょうか。であれば、貴方に教師としても資質はありません。
生徒は、「貴方の為に」存在しているのではありません。
「各学校の、各生徒に適した・応じた指導(学習、生活、進路、部活動)」をするのが
「教師の仕事」です。
最初、「偏差値の低い学校」に赴任し、何年か働いていれば異動があり、
その時「偏差値の高い学校」に移る可能性はあります。
又その何年後かに異動があり、今度は「偏差値が中位の学校」へ移る可能性もあります。
「東京芸術大学」を卒業したとしても、「吹奏楽部」に力を入れている学校(偏差値は高いか低いか分かりません)に赴任出来るかは分かりません。
そもそも、「音楽教師」の採用数は、何年もない事もあり、あっても若干名だったりします。
「偏差値の高い学校の教師」になりたいのなら、
先ずは、採用試験に合格する事です。
そして、採用後は「偏差値の高い学校」に異動する時まで、
投げ出さず、手を抜かず、「音楽教師」としての責務を果たし続ける事です。
>偏差値の高い学校の教師になるには自分はどうあればいいのですか?
偏差値で職場を選んだり、偏差値の高低で生徒を差別しない人間になる事です。
そして、偏差値の低い学校でも、偏差値が中位の学校でも、
その学校の生徒に合った指導が出来る教師になればいいのです。
なる為に、教師になってからも日々勉強を続ければいいのです。
そうすれば、偏差値の高い学校の生徒に合った指導も出来る教師にもなれて
偏差値の高い学校へ異動する事も可能でしょう。
どうぞ、お励み下さい。