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機能性成分とは?
栄養学全くの初心者です。機能性成分の定義を教えていただけませんでしょうか? 3大栄養素、ビタミン、ミネラル、食物繊維はなんとなくわかるのですが、機能性成分(ポリフェノール、オリゴ糖など)が、たとえばビタミンとの違いがはっきりとわかりません。 どちらも3大栄養素の潤滑油に思えるのですが、基本的なことですがよろしくお願い申し上げます。
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ビタミン類は必ず摂取が必要です。それぞれ固有の役割があり、他の物質では代わりがつとまらず、人体が生成できない物質だからです。しかし機能性成分はそうではない。健康に有用な効果が期待できるといえど、摂取しなくてもビタミンと違って欠乏症にはなりません。ないならないでどうということもないのです。例えばオリゴ糖には善玉菌を増やす効果があるといわれていますが、それはオリゴ糖だけの役割ではなくて食物繊維などもそうなのです。だから必ずしも必須ではありません。ポリフェノールも同様で、強力な抗酸化作用があるといえど、他の物質でも代わりは勤まります。ビタミン類とは異なる扱いを受けているのです。 ただし栄養学は歴史が浅い発展途上の学問です。何にも確立されていなくて古い説が廃れて新しい説にかわったりします。ポリフェノールが注目されるようになってまだたったの20年しか経っていない。今後の新発見によってはビタミン類の仲間に加えられるポリフェノールが現れるかもしれません。 定義としては、前述のように必須かそうでないかの違いなのですが、個別の物質としては今後見直しされる可能性もあるということも承知しておいてください。人体は極めて複雑でまだまだ分からないことも多いのです。
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大まかに捉えると、栄養吸収に寄与する成分のひとつと考えても 良いのではないでしょうか。 http://unit.aist.go.jp/shikoku/kaiyou/manual/
お礼
ご丁寧な回答いただきありがとうございました。