電解コンデンサの放電、理論値とのずれ
電解コンデンサの放電時の極板間電圧の降下する様子を実験で調べました。
実験回路はコンデンサと抵抗と電池を直列につないだシンプルなものです。
コンデンサの電気容量をC,回路の抵抗をRとし、放電開始から時間t後の極板間電圧をV(t)とすると、
V(t)=V(0)*e^(-t/CR)なので、両辺、常用対数をとると、
log10(V(t)/V(0)) = -t/CR*log10(e)
となって、傾き -log10(e)/CR の直線を表す、というのが理論ですが、
実験の結果、放電開始後はじめのうちは理論通り直線上にきましたが、放電完了が近づくと段々直線から上に乖離して行きました。
これについて、どうして放電完了に近づくにつれて理論からずれていくかがわかりません。コンデンサの構造上の問題でしょうか。
よろしくおねがいします(__)