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土壁の素材

伝統的な土壁とは、純粋に土だけで作られていたものなのでしょうか? それとも、つなぎ材やセメント、小舞などの下地と常にセットなのでしょうか。 土と水だけで壁を塗り固める場合には強度が落ちたり、塗厚の制限などでてくるのでしょうか。 宜しくお願い致します。

みんなの回答

  • qwe2010
  • ベストアンサー率19% (2193/11072)
回答No.4

壁は、10~15cm角の柱が1メートルおきにあります。 柱の上下に穴を開けて、板を横方向に長く通します (この板が通らないところは、窓と、出入り口だけです) この板に、竹のわった物を縦横の格子状に荒縄で止めながら組んでいきます。 その上に、赤土に、藁を短く切った物をいれて練ります。 (赤土に藁を混ぜることにより、赤土が乾くと強く固まる性質が生じます) これを竹で編んだ壁の表裏に塗って乾かします。 これを5回ほど繰り返して塗って仕上げますが、 最後になるほど、赤土のきめを細かくして、スサなどを混ぜたり、石灰をいれたりしながら仕上げていきます。 壁が仕上がると厚みが8cmくらいになります。 丁寧に作られた壁は弾力粘りがありとても強度があります、壊そうとしてもなかなか壊れません。 この強度は、板、竹、赤土、その他繊維との組み合わせによる物です。

  • CC_T
  • ベストアンサー率47% (1038/2202)
回答No.3

そもそも木舞などの下地が無いと『塗って仕上げる』左官作業は出来ませんよね。 板の上で粘土を伸して、乾燥してから壁にはめる?…無茶でしょう。 中東のように日干し煉瓦積んで間を粘土で繋ぐって方法はあるかな。 土壁は乾燥に伴い、必ずひび割れます。 水田や水たまりが干上がってひび割れるように。 このため、繋ぎがないとポロポロと脱落しちゃって、穴あき壁になっちゃいます。 シュロを塗り込むこともありますね。天然のガーゼみたいなものですから。 アフリカやアドベ壁では土に草食獣の糞を混ぜるってのもありましたっけ。あれも未消化の繊維が繋ぎになるのでしょうね。 土蔵や土塀などは木舞が荒めになります。厚みがあるので貫通穴は空きにくいし、漆喰で上塗りするからでしょう。粘土には強度UPのために石灰やふのりも混ぜ込み、突き固めて作ります。内部に瓦を積んで強度UPや耐火性向上を図ることもありますね。

参考URL:
http://www.sanuki-ie.com/event/event-tutikabe.htm
  • arukie
  • ベストアンサー率32% (716/2188)
回答No.2

土と藁と竹が必要です。 鉄腕DASHのDASH村でも古民家再生をやっていました。 「DASH村」で検索 サイト内 「作り物」→「建物」→「古民家」→「土壁」

  • tnk2011
  • ベストアンサー率30% (73/237)
回答No.1

土と水だけで土塗り壁は出来ません。 私の家は、家族で柱の間の貫に小舞竹を縄で組み付けました。 そのあと、粘土質の土に刻んだ藁(スサ)を入れて荒壁を塗り、充分な乾燥の後に、左官に下地、仕上げをやってもらいました。

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