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「缶」のことを英語で”CAN”というのは

「缶」のことを英語で”CAN”というのは偶然なのでしょうか。 それとも英語の”CAN”の音から漢字の「缶」を当てはめたのでしょうか。 それとも英語以外の言語から来ているのでしょうか。 教えて下さい。お願いします。

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  • nabayosh
  • ベストアンサー率23% (256/1092)
回答No.3

「缶」の和語としての読みは「ほとぎ」です。もともとは楽器だったのですが、はじめにcanという語があって、そのcanというものが中国に入ってきた時、音をあてて罐・鑵って字をあてはめることによって、そのものを表すようにしました。この缶は楽器の缶とほぼ似ていたものだったのでこういう字が選ばれたのだと言えます。 さて、それが日本に入ってくる。最初は罐の字で入ってきたのですが、略字体で缶が定着し、新字体として認められるようになりました。 こういうのはいろいろありますよ。 明治時代にroadを訳すために路道という語ができて、それをひっくり返してみて道路と今使う形にしたとか。こういうのは遊び心ですね。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 ずばり解答していただきスッキリしました。 「道路」と”road”のお話もとても興味を持ちました。

その他の回答 (2)

  • Zz_zZ
  • ベストアンサー率44% (756/1695)
回答No.2

can (語源) [1000年以前. 古期英語 canne(ドイツ語 Kanne と同語源,おそらく<西ゲルマン語;cf. 後期ラテン語 canna 小さな器); 罐[罐]は同語源のオランダ語 kan に対する当て字から] (ランダムハウス英語辞典) ---------------------------------------------------- かん【缶・罐・鑵】 (本来「缶」は別字。「罐・鑵」の略字に用いる) (1)湯沸しの器。「汽缶・薬缶やかん」 (2)(英語 can の音訳字) 金属製の円筒状の容器。「缶詰・ドラム缶」 ほとぎ【缶】(古くは清音) (1)酒や水などを入れた、胴が太く口の小さい土器。 (2)湯殿で産湯に用いた甕(かめ) ほとぎ‐へん【缶偏】 漢字の偏の一。「缺」「罎」などの偏の「缶」の称。 《缶部》 ふたがあり、腹部がふくれた土器(=ほとぎ)の象形文字。字音「フ」。 罐 〔缶部17画/23画/7005・6625〕 〔音〕カン〈クヮン〉(呉・漢) 〔訓〕かま [意味] (1)金属製の湯わかし。かま。(同義)鑵。「缶子(かんす)・薬缶(やかん)・汽缶」 (2)ブリキなどで作った筒形・箱形の容器。「缶詰(かんづめ)・ドラム缶」 ⇒(2)はcanの音訳。 [解字]「罐」は、形声。「缶」(=ほとぎ)+音符「_」(=水を注ぎ入れる)。水・酒などを入れるかめ・ほとぎの意。「缶」は、本来の字音は「フ」だが、日本で「罐」の略字として用いられたもの。[_][_]は異体字。 鑵 〔金部17画/25画/7949・6F51〕 〔音〕カン〈クヮン〉(呉・漢) [意味]金属製の筒形の容器。(同義)罐。「薬鑵(やかん)・ブリキ鑵」⇒canの音訳。原義は、つるべ。 (広辞苑第五版) ---------------------------------------------------- かん(クヮン)【缶・鑵】 (元来は、オランダkan 英can「缶」「罐」「鑵」は当て字)金属の薄板、特にブリキ製の容器。 ほとぎ【缶】 (古くは「ほとき」) 1 昔、湯水などを入れた、腹が太く口の小さい瓦器。 2 湯殿で産湯(うぶゆ)に用いたかめ。 (小学館国語大辞典(新装版)1988)

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 いろいろ沢山調べていただき参考になりました。

noname#8250
noname#8250
回答No.1

広辞苑より かん【缶・罐・鑵】クワン (罐・鑵は英語 can に当てた漢字。中国を経て伝来) 金属、特にブリキ製の容器。 辞書をひもとけばある程度は分かるはずですがこれではいけないのでしょうか? では。

yuk2
質問者

お礼

お答えいただきありがとうございます。 参考にさせて戴きました。

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