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野島断層の神戸側

阪神大震災で野島断層は、淡路島で地表活断層てして観察出来ました。しかし、神戸側では、野島断層が確認出来ていないと思います。 まず、本当に、神戸側では野島断層が確認されていないのか、それを知りたいと思います。 次に、神戸側では、トレンチ調査をしたのでしょうか?自分はやったけれど野島断層を確認出来ていないと記憶しているのですが、あまり自信がありません。どなたか、はっきり分る方がいらっしゃれば教えて下さい。

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回答No.2

toshinekoさんの回答の通りだと思います。 断層の構造的な?こととは別になりますが、「○○断層」というのは、固有名詞のようなものでもあるのでしょう。「○○池」という場合、どこまでをその池の名前で呼ぶのかを考えると、池の岸で区切られると、そこで終わりなのではないかと思います。 野島断層というのは、1995年以前にも存在が確認されていた断層の名前らしいです。 で、1995 年1 月17 日の兵庫県南部地震で、地名の野島の付近で、既存の野島断層に沿って出現した北東一南西走向の地表地震断層を、また野島断層と命名したそうです。 この断層の続く範囲の調査などが、このPDFに載っています。 http://topo.earth.chiba-u.jp/afr/backnumber/No14/14%E5%8F%B7%E3%80%8009%E6%9E%97%E3%81%BB%E3%81%8B.pdf   断層は、亀裂なので、どこまでを一連とみなすかということなのでしょう。 野島断層は、その地元の名前なので、範囲の認定も、そうした視点でなされるのだと思います。 http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?longitude=134.97665253188&latitude=34.587482819722   地殻変動と絡んで断層を考える場合には、そうした小さな地域の断層を集合的に認識した方が適切なので、「六甲・淡路島断層帯」という名称をつけているのだと思います。 http://www.jishin.go.jp/main/chousa/katsudansou_pdf/79_rokko_awaji.pdf ・六甲山地南縁一淡路島東岸区間  野畑断層、昆陽池陥没帯、伊丹断層、西宮僥曲、芦屋断層、  五助橋断層、岡本断層、諏訪山断層、元町擁曲、須磨断層、  横尾山断層、仮屋断層、楠本断層、東浦断層、野田尾断層、  仮屋沖断層など   ・淡路島西岸区間  高磯断層、野島断層、水越僥曲、浅野断層など   野島断層は、六甲・淡路島断層帯の淡路島西岸区間にある一つの断層だそうです。

  • toshineko
  • ベストアンサー率44% (258/575)
回答No.1

Q1:神戸側では野島断層が確認されていないのか? A1:はい。神戸側に野島断層はありません。    野島断層は、淡路島北西部を走る総延長10km程度の断層です。    六甲・淡路島断層帯を構成する一断層であります。    神戸側には、高磯断層・横尾山断層・須磨断層などがあります。 Q2:神戸側でトレンチ調査をしたのか? A2:はい。平成8年度から平成16年度にかけて実施されています。    神戸側では顕著な地表地震断層は認められませんでした。    おそらく活動した断層の上に、軟弱地盤が厚く堆積しているため、    地表面まで達する変位が確認されなかったようです。

参考URL:
http://www.jishin.go.jp/main/yosokuchizu/katsudanso/f079_rokko_awaji.htm

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