今までやっていた運動をやめ消費カロリーが減ったのに摂取カロリーはそのまま。だから太った…そういうパターン。
なので運動して消費カロリーをこれまで並みにするか、食べる量を調整して摂取カロリーの方を減らすか、太ってしまったんだからしばらくは摂取カロリーを減らしつつ消費カロリーを増やすか、ということですね。
食べる量を減らす一つの方法はよく噛む癖をつけることです。最初のうちは頭の中で1回、2回、3回、4回と4つまで数え、これを2回繰り返し1セットとして一口で4セット噛みます。これで32回咀嚼することになります。
毎回口に食べ物を入れるたびに8×4セット噛めば食べる速度が遅くなり、たくさん食べる前に満腹中枢が満たされます。お腹がいっぱいになったらそこで食事をやめます。
NHKの試してガッテンによると、咀嚼によりヒスタミンというホルモンが脳内で生成されて、これが満腹信号となるのだそうですが、実際にこれによって食べる量をかなり減らすことができます。あまり苦しまず(我慢せず)に食べる量を調節できるので、ぜひともやってみてください。
あとは食事の際に野菜から食べる。これで少ない食事量でもお腹が空きにくくなります。次の食事までにお腹が空いてしまって間食したり、次の食事の際にお腹が空き過ぎてしまってドカ食いしてしまうタイプの人は採り入れてみてください。
運動は毎朝早く起きてジョギングかウォーキングする習慣を身につけましょう。最初は30分でいいです。85kgでいきなりジョギングは膝を痛める可能性がありますけれど、ある程度動ける自信があるのなら、最初からジョギングでもいいかもしれませんね。
朝早く起きて運動するようになると夜も早く眠るようになります。早寝・早起きによって体のリズムが整えられますから健康になり、自律神経が快調になって体温があがり代謝もよくなります。代謝がよくなるという意味は何もしなくても体温を高めるためにエネルギーが消費されるので痩せやすい体質になるということです。