文法的には間違いではありません。
ただ、内容的には間違いと感じる人がいますね。
格助詞「は」は、「は」の前後がほぼ等価・同等であることなどを示し、数式の「=」とほぼ同じです。
従い、「ビールはまずい飲み物です。」は、「ビール=まずい飲み物」となります。
しかし「ビール=まずい飲み物」は、「1+1=2」みたいに、万人にとって真理と言える様な「=」ではありませんから、内容的には違和感を覚える表現ですね。
従い、「は」で構築するよりは、「ビールをまずい飲み物と感じる人がいる」などとした方が、共感が得やすい文章になるかと思いますよ。
ただ、逆接的な強調であれば、面白い使い方・表現ですよ。
「学校はバカを育てるところ」と聞けば、「正反対では?」と感じますが、それだけに気を引く効果があるワケです。
「ビールはまずい飲み物です。」も、「だからみんなで沢山飲んで、地球上から絶滅しちゃいましょう!」などと続けたら、ビールのCMコピーとしても使えそうな、気を引く面白い文章が作れるかと思います。
お礼
文法的には間違えではないのですね。万人に共通する表現でなければ、『私にとって』などの文を追加しない限りあまりいい文ではないということですね。 例えの文、面白いですね! わかりやすかったです。 どうもありがとうございました^^