同性愛者が養子を育てることについて
日本では法律上同性愛者に養子は無理だという法律等は抜きにして、単純に貴方は同性愛者が養子を育てることについて賛成ですか?反対ですか?
私は同性愛者なのですが、養子を育てることについてはっきりと賛成を言えず悩んでいます。よければ皆さんの意見が聞きたいです。
もしかしたらこれから恋愛をしていく中でパートナーができてその人と一生を共にするかもしれません。その時にふと思ったのが子供でした。日本では同性愛者が養子を育てるのは難しいので現実に育てることはできないでしょう。でももし日本でも同性愛者が養子を育てることができたら?
ここで似たような質問がありましたが、殆どの人が賛成でした。
私もできるならば子供が欲しいです。でも私はどうしても同性愛者が養子を育てることに対してハッキリと賛成だと言うことができません。
私は、もし子供ができたらその子に降りかかる害はなるべく払ってあげたいと思っています(過保護になるという意味ではなく。時に厳しさは必要だとわかっています)。同性愛は世の中ではまだ差別や偏見の残っています。それは当事者である自分も身にしみています。その中で子供を育てること。それは自分が嫌だと思っていること(子供になるべく害を与えたくない、自分が受けた差別を子供にも与えてしまう可能性を)を子供に与える行為にならないのか?子供が欲しいというは結局自分のエゴでしかなく、そのエゴのために子供にも差別を受けさせてしまっていいのか?それは高慢なんじゃないか?といつも悩んでしまうんです。
それに幼い子供には父性・母性の両方が必要だと聞きました。同性愛者ならばどちらかが一方しかないのに、子供を育てられるのだろうか?という気持ちもあります(母子、父子家庭を否定しているわけではありません)。
世の中には同性愛者が養子を育てて円満な家庭を築いているという本もありますし、同性愛者が養子を育てることは悪いことではないとわかっています。私もそうなれたら…と思っています。でも同時に自分の中で子供が欲しいというのはエゴではないの?といった矛盾を抱えているんです。
この気持ちを整理するにはどうしたらいいのでしょうか。