ANo.7再度です。
大空を自由に羽ばたくとか、飛行する動物(鳥)に対してどうしても人間目線で一種の憧れを持って特別視してしまうから不思議に思ってしまうのでは無いでしょうか。
元を辿れば生物自体が海から発生して、全く環境の違う陸地に上がる事の方が生物としてはもっと大きな変革だったのでは無いでしょうか。
植物は動物より前に陸地に上がっていました。
動物も陸に上がれば捕食者から逃れられ且つ豊富な植物(食物)を手に入れられる。
先に回答した空への進出とも同じ事では無いでしょうか。
>何故、前足が羽に成ったんでしょうね?
アノマロカリスの様な口のシステム(形)の動物は現存するものの中にはいません。
これと同じでもしかすると発見はされていませんが、進化の過程で後ろ脚を翼にした動物がいたかも知れません。
但し、効率やら構造上の問題で直ぐに淘汰されてしまったとかも考えられます。
キリンの話ですが、植物も単に食べられるだけの存在ではありません。
動物に食べられないために毒を持ったり、棘をつけたりして防衛します。
更に背を高くすることによって低い部分は木化して堅く食べ難くして草食動物からの害を避け、ついでに周りより多くの光を浴びる事が出来るようになります。
新芽は柔らかく栄養も豊富ですから動物にとってはいの一番に食べたい部分です。
植物はそれを守るためにも上へ上へと伸びて行きます。
そうなると背が高く首の長いキリンは有利となります。
つまり、キリンは動物同士の食物の取り合いの競争だけでなく、食べられまいとする植物に合わせてもいるし植物自体も生き残りの競争しているのです。
同じ様に見えても草食動物も草を食べるもの、低い樹木の葉を食べるもの、高い枝の葉を食べるものと、ある程度の棲み分けをしています。
お礼
有り難うございます色々面白く読ませていただきました。