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カウンセラー、心療内科、精神科の違いは?
心の問題を扱う医療機関として、カウンセラー、心療内科、精神科があると思いますが、この3者間にはどのような違い、どのような特徴があるのでしょうか?
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・カウンセラー 日本では法整備が進んでいないので誰でも名乗れる資格。 前世療法やスピリチュアルなんちゃらなどもカウンセラーに含む。 医療現場で心理療法を担当したり、学校現場でスクールカウンセラーを行っているのは、 大学院レベルの勉強をした「臨床心理士」という人々で、カウンセラーのごく一部分のみ。 臨床心理士もレベルは色々で、無意識や宗教性の観点からカウンセリングを行うものもいれば、 薬物療法と同等以上の心理療法を取得したものもいる。 ・精神科 医学部を卒業した医師が担当している。 医学、つまり身体の構造や身体で起きている化学反応などの観点から心の問題を捉えることを得意とする。 主に薬物療法が中心だが、臨床心理士、精神科ソーシャルワーカーなどと協働する場合もある。 ・心療内科 元々の意味は心理療法も行う内科。つまり、心の問題が原因で起きた身体の問題を扱う専門家。 ストレスで生じる胃の痛み、腸の問題、拒食症など。 医学部を卒業した医師が担当している点では精神科と同じ。 しかし、心理療法をやっても儲からないので、殆どの心療内科は薬を使って治療を中心にしている。
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- green351
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いろいろな分類が出来るでしょうが、大雑把に分けると、 ○ カウンセラー さまざまあ資格が存在するが、カウンセラーであるための特段の資格は必要なし、カウンセラーを自称することは誰で可能。診察・病名付け・投薬は医師法違反なので出来ない。厳密に言えば、たとえ病院で働いていても、医療関係者ではあっても“医業従事者”とは呼べない。 ○ 心療内科、精神科 医師免許があればどの診察科を名乗ろうが自由。精神科が表現の柔らかく見える“心療内科”という言葉を使うこともアリ。 本来は心療内科は身体的な疾患も含めて診察するのが基本で、精神科医はまずはメンタル面からアプローチする違いがあったが、今はほとんど変わらない。
お礼
>カウンセラーを自称することは誰で可能。 ⇒カウンセラーを選ぶときは用心しないといけませんね。 それぞれの科を受診するときの参考にさせて戴きます。 ご回答ありがとうございました。
お礼
とても詳しいご説明、よくわかりました。 それぞれの科を受診するときの参考にさせて戴きます。 ご回答ありがとうございました。