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「玄関の鍵をかえて表札も旧姓へかえた」の「かえた」
「離婚した姉は、玄関の鍵をかえて、表札も旧姓へかえた」 という文章の二つの「かえた」は、どの漢字がふさわしいですか? 「変えて、替えた」?「変えて、換えた?」「変えて、変えた?」 「換えて、変えた」? などなど、色々と考えてしまうのですが。
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横入りすみません。 変える=変化、変更 位置が変わる、色が変わる、生まれ変わる、住所が変わるetc. 換える=AとBを交換、換金、置換、転換など 言い換え、置き換え、取り換え、乗り換えetc. 替える=前の物事をやめて別の物事にする、新しいものにする 入れ替え、移し替え、買い換え、額を掛け替える、詰め替え、並べ替えetc. 以上、『記者ハンドブック』から(用例は一部抜粋)。 鍵も表札も、前のものをやめにして、新しいものにする(付け替える)ですから、「替える」がふさわしいということになります。 「変える」は「チェンジ」「変更」なので「鍵を変える」でもよさそうに思えますが、この「変」はどちらかといえば、「そのものが別のもの(違った形)にかわる」の意味合いが強いと思います。 ○○隊員がウルトラマンに「変身」するのは、隊員が姿を変えてウルトラマンになるので「身を変える(変身)」なわけです。 鍵の場合は、鍵自体は何にも変化しません。「鍵をかえる」のは、人間が別の鍵を持ってきて「付け替える」のであって、今ある鍵が「しゅわっち」と叫んで全然別の鍵に「変身」してくれるわけではないので、「替える」の方がふさわしいということになります。 こういう言葉の使い分けは、ネットの検索結果はあまりアテになりません。 日本語変換ソフトが一番最初に出した変換結果を、何も考えずそのまま使う方が多いからです。 間違えて使っている方が多ければ多いほど、Googleの予測変換も間違ったものがトップに来ることになります。 先に挙げた『記者ハンドブック』とか、「用字用語辞典」といわれるものを見るのが確実だと思います。 それでも使い分けに迷うことは多々で、今、ここまで書いておいて、「鍵を換える」では何故いけないのか、という疑問に突き当たりました。 とりあえずこの回答はこの回答として、「鍵を換える」にすべきかどうかもう少し考えてみます。
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- bakansky
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どちらでなければならないということはないと思いますが、あえて理屈をつければ、「玄関の鍵をかえた」 の場合、「壊れたからとりかえた」 のニュアンスでは 「取り替える」 でしょう。「交換した」 ということになります。今までは南京錠だったけど、あんまりなので電子ロックの錠にした場合、「今までとはまるで違うよ」 というニュアンスを持たせて 「玄関の鍵が変わったよ」 と書けると思います。 普通は 「取りかえた」 の意味で用いる場合が多いと思われるので、それなら 「取り替える」 で、Windows の IME で 「とりかえる」 を変換させても 「取り替える」 とは出ますが、「取り変える」 というのは候補に出てきません。 表札は、具体的なモノで、それを交換するという行為はやはり 「取り替えた」 と表記できます。旧姓に変えることは、「旧姓に戻す」 とは言いますが、「旧姓にかえる」 とは普通は言いません。その場合とは違いますが、「名前を変える」 というと、犯罪者が仮の名前を使うような印象を与えるので、あえて 「改名する」 などとむつかしい表現を用いたりします。 「姉は離婚後、玄関の鍵を交換して、表札も旧姓のものに取り替えた」 などとすればいいかな、と思います。
お礼
回答ありがとうございました。
- bin-chan
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前者の、玄関の鍵を「とりかえて」、だから「替えた」 後者は、表札を「かけかえた」だから、こちらも「替えた」 "表札"が無くて"旧姓へかえた"だけなら、「変えた」 と思います。
お礼
回答ありがとうございました。 表札は今現在の姓の表札から旧姓の表札にかえた、という意味です。 「鈴木→田中」というふうに。 また、文句を言うようで申し訳ないのですが、 グーグルで「玄関の鍵を」と入力すると、「玄関の鍵を変える」 という言葉が最初に出てきます。検索結果も 「替える」より「変える」のほうが圧倒的に多いです。 それについても、もしよろしければお答えください。
お礼
回答ありがとうございました。