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リチウムイオン二次電池の危険性
リチウムイオン二次電池は何故危険なのでしょうか? 危険性を防止するためにどんなことがやられているのでしょうか?
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noname#216458
回答No.1
リチウムに腐食性が有ること、水と激しく反応する禁水性の物質で、リチウムイオン電池は、+極と-極との間でリチウムイオンを交換して充電や放電を繰り返し行える電池ですね。 二次電池(バッテリー)の充電時に電圧が上がると、+極と-極が極めて強い酸化状態・還元状態に置かれますが、これは+極や-極の材料が、ほかの低電圧の電池に比べて不安定化しやすいので、そのためにリチウムイオン電池は充電の際に数十 mVのレベルで充電電圧を極めて高い精度で制御する必要があります。 で、これがうまくいかないと、過度の充電により+極側では電解液の酸化・結晶構造の破壊が起きて発熱します。 一方、-極側では、金属リチウムが溶け出して電池を急激に劣化させて、最悪の場合には爆発や発火に至ります。 ですから、リチウムイオン電池では、過充電や過放電、過電流を防ぐための保護機構を内蔵した 「電池パック」の形で売られているのが一般的ですね。 ついでに・・・ 「リチウムイオン二次電池の安全で正しい使い方」ってページもありました。 http://www.baj.or.jp/safety/safety16.html よろしければ、ご参考までに(笑)