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USB接続の、マイナスイオン発生器
USB接続の、マイナスイオン発生器を買ったんですが。 その説明書で、 マイナスイオン発生濃度: 2.0 x 10 の 6 乗 /cm3 オゾン発生濃度: 0.048ppm 以下 とありました。 そこで、素朴な疑問なのですが、 ●マイナスイオン発生濃度については、なぜあんなまどろっこしい計算方法みたいな書き方がしてあるんでしょうか。思わず電卓で計算してしまいましたが、10 の 6 乗とか、それを2倍にしたりする経緯とか、根拠があれば知りたいです。 ●オゾン発生濃度については、どうやら体積で表示してあるらしいと、ここのログを見てわかったんですが、オゾンは個数にあらわすことってできないんですか? ●上記の数値の場合、実際にはどちらの密度が大きいことになりますか? 以上、お時間の空いた折にでも、お答えいただけたらと思います。よろしくお願いします。
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マイナスイオンと聞いて飛んで参りました。 マイナスイオン濃度とオゾン濃度でわざわざ単位を変えている、なんということでしょう。 #1さんの回答は残念ながら違います。 理想的な気体の場合、22.4リットル=22400 cm3中に気体分子の数は6.0*10^23個(6.0x10の23乗)個含まれます。1cm3あたりに直すと、2.7*10^19個あります。 これに対するオゾンの割合ですので、 オゾンは 2.7*10^19 個/cm3 * 0.048 *10^-6 = 1.3*10^12 個/cm3 1.3*10^12 個/cm3(1兆3千億個/cm3) だけ含まれています。 これに対してマイナスイオンは2.0*10^6 個/cm3(200万個/cm3) ですからオゾンはマイナスイオンに対して65万倍多く含まれることになります。 さて、オゾンはこれだけの量でも、その毒性は問題ではありません。 つまりさらに65万分の1しか含まれないマイナスイオンに、健康がどうのこうのと言えるほどの効果は全くありません。 あるとすれば、鰯の頭のように、効いた気になることで心が安らぐことでしょうか。
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- Ichitsubo
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#2Ichitsuboです。 書き方が悪かったようで、誤解させていまいました。 まず最初に繰り返しますが、#1さんの計算は誤りです。 濃度単位としてのppmは全体に対しての重量比や体積比で表すものです。ここでは単位体積あたりです。 リスクすら評価できないほど効果は認められません。 このマイナスイオン濃度は、食塩1gを51億トンの水に溶かしたときの食塩の濃度とほぼ同じです。これをあると見るかないと見るか。 また、健康に良いという効果がそのマイナスイオン発生器にあったとして、65万倍も多く存在するオゾンのせいであることを否定しうるのか。 そもそも、マイナスイオンが健康に良いという科学的な論文は出ていません。なぜならば、マイナスイオンなどという科学用語はないからです。 ではなぜこのような言葉が出てきたか、それは参考URL「市民のための環境学ガイド」のうち「高校の先生へのマイナスイオン」の項を御覧ください。 このページは回答内容の参考ともさせていただきました。
お礼
2度めの書き込みありがとうございます。 なんだかやはり私には(^^; よくわかりにくい話ですが、途方も無い感じがしますね。 もし何か良い効果が感じられたとしたら、オゾンのせいだという方があり得るってことなのかな? オゾンは空気より軽いハズ、と思って、結局自分が吸う空気の中にあるかどうかはあんまり気にするまい、と思ってたんですが…。 マイナスイオンは、いわゆる陰イオンのことだと思ってました。その発生してるオゾンが電解質とかになって、マイナスイオンになってるんじゃないか、とテキトーに思ってたのですが…、用語説明のサイトを見た限りでは、「負に帯電した空気」とあったので、そういうものでもないみたいですね。(よくわかりませんが;;) まあ、オゾンにしろマイナスイオンにしろ、空気清浄効果はいくらかあるそうなので、そっちに期待して使ってみることにします。ちょうど、これを付けだしてから、鼻のとおりが異様に良くなってるんで、目に見えないハウスダストっぽいモノぐらいは吸着(どこに?^^;)してくれてるんだろう、と思っておきます(^▽^;) ご回答、ありがとうございました。
- nitscape
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■2.0 x 10 の 6 乗 という書き方 これは「有効桁」を表すときによく使われます。 例えば「200万円」と言えば「201万円」とは違いますよね。でも「2.0×10の6乗 円」と言った場合には2.0を示す"10万の桁"までが有効(1万の位で四捨五入した結果)なので「201万円かもしれない」というような意味です。 ■オゾンは個数にあらわすことってできないんですか? できますが、この場合の「0.048ppm以下」というのは「マイナスイオンを生成する過程で生じるオゾンの割合」を示しているのだと思います。つまりマイナスイオンに含まれるオゾンの量です。 ちなみにppmとは、parts per million の頭文字で「100万分の1」のことです。 つまりオゾンの密度は (2.0 x 10 の 6 乗 /cm3) * 0.048ppm =(2.0 x 10 の 6 乗 /cm3) * 0.048 * 100万分の1 =(2.0 x 10 の 6 乗 /cm3) * 0.048 * 10のマイナス6乗 =0.096/cm3 になります。 ■上記の数値の場合、実際にはどちらの密度が大きいことになりますか? ということでマイナスイオンの方が全然多いですね。
お礼
おおー、スゴイ。と、読んだ瞬間思わずつぶやいてしまいました。 あの計算式っぽい表示にはそういう意味があったんですねー。そういえば200万個以上もの、ていう記述がありました。それを表したかったんですね。 やはり聞いてみて良かったです(^^)勉強になりました。 ご回答、ありがとうございました。
お礼
あら(汗)そうだったんですか(^^; 確かに、それだとわざわざ単位を変えることにも意味というか、メリットが出てくるので、そうかもしれないですね。 買った立場としては、#1さんの書いてくださった視点も捨てがたいのですが、実をいうと説明書では WHO 基準(0.1ppm以下)、TUV.UL 基準(0.05ppm以下)を比較に出していたので、それらの公的基準がどういう視点のものかが鍵だったのでしょうか。 放電式の発生器には、やっぱりリスクの割合の方が多いってことなのかな?(^^; マイナスイオン放出と謳った家電も今たくさん出てますよね。これに似た他の製品の分も、ぜひチェックしてみたいと思います。 ご回答、ありがとうございました。