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イオン濃度の計算
化学がわからない素人の質問です。 仕事でマグネシウムイオンの濃度が500ppmの水溶液を作る必要が出てきて困っています。 手元に水酸化マグネシウム水溶液(10.0w/v%)があるのですが、マグネシウムイオン濃度が500ppmの水溶液を1l作るのに、水と水酸化マグネシウム水溶液をどの様な比率で混合すればよいのか教えて頂けませんでしょうか。 あくまでも計算上で構いません。 よろしくお願い致します。
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何だかよくわからないものを原液として水溶液を調製すると、何だかよくわからないものができあがるのがふつうなので、避けたほうが無難でしょう。以下は代替案です。 ■提案1 水酸化マグネシウム懸濁液(水溶液ではない、はずです)を購入した人(あるいは調製した人)に相談する。 ■提案2 (1) 硝酸マグネシウム六水和物(JIS試薬特級, 式量:256.41, Mg含有量:9.48%)または、塩化マグネシウム六水和物(JIS試薬特級, 式量:203.30, Mg含有量:11.96%)を購入する。 (2) 硝酸マグネシウム六水和物ならば 0.500g÷9.48%=5.27g を 塩化マグネシウム六水和物ならば 0.500g÷11.96%=4.18g を量り取る。 (3) 量り取った試薬にイオン交換水(脱イオン水)または蒸留水を加えて、1.00kgにする。 水は超純水でもかまわないが、水道水や井戸水は不可。 ■提案3 1000mg/Lのマグネシウム標準液100mLと200mLのメスフラスコを購入して、イオン交換水または蒸留水で2倍に薄めると、マグネシウムイオン濃度が500ppmの水溶液が0.2Lできる。 提案1が不可能なら、提案2が手軽でおすすめです。純度は購入した試薬瓶のラベルで確認してください。お金に余裕があって少量の水溶液で十分なら提案3が楽です。
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- ORUKA1951
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No.です。ちょっと訂正・・ No.1の計算では、水酸化マグネシウムの質量容積濃度でしたね。 イオンの濃度は物質量--モル濃度--を使用し、質量濃度は通常使わないのでちょっと早とちりしてました。 >手元に水酸化マグネシウム水溶液(10.0w/v%)があるのですが、 本当にイオン濃度をppmで指示されているのですか???水酸化マグネシウムの溶解度は、1.2 mg/100 cm³ ですから密度を1としても約1.2 w%しか解けないですよ。 そもそも、w/v%なんて使うこと無いです。w/v・・12(g/L)とします。理由はお分かりのように分子と分母の単位が異なりますから・・ いずれにしても、とっても現実にはありえない問題です。ppmでしたら、水酸化マグネシウムのイオン濃度ではなく質量/質量濃度のはずですから、No.1の回答で良いです。 そうではなく、マグネシウムイオン濃度でしたら、mol/Lになりますから、ppmは使わない。
お礼
化学の事はわからないので表示されているものしか記載しておりません。 とにかく見当違いのもので実行しようとしていたことがわかりました。 ありがとうございます。
- ORUKA1951
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ppmは、1000000分の一、%は1/100ですから、10⁻⁶/10⁻² = 10⁻⁴ ・・・一万倍に薄めると、1%が1ppmになる。 10%を10ppmだと同じ一万倍、500ppmですから、500/10 = 50ですから、50*1/10000 = 1/200 簡単に説明すると、10/100 を 500/1000000 にするのですから、(10/100)を(500/1000000)で割るということ。 (10/100)/(500/1000000) = (1/10)/(5/10000) = (1/10)/(1/2000) = 2000/10 = 200 (倍) 濃度10%のものを濃度1%にするときは、10%/1% で10倍にしましたよね。同じ計算です。化学じゃなく算数の問題ですよ。 1L必要なのですから、1000mLの200分の一、5mLを1Lに薄めればよい。 ★ppmは兎も角、「マグネシウムイオンの濃度」なんて言葉に惑わされたらダメです。
お礼
代替案を解り易くお教え頂きありがとうございます。 薬品が手に入るかどうか、検討してみます。