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ナイロンとビニールの違い

日常生活でよく混同されるものにナイロンとビニールがあります。 この二つはどう違うのでしょうか? 化学式ではなく、見分け方のポイントを教えてください。

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noname#216458
noname#216458
回答No.2

もともとの構造が違います。 ナイロンはアミド結合によって長く繋がった細い糸状に加工して、 それを編みこんで生地にした多合成繊維ですが ビニールは(ビニル基)の付加重合によって長く繋がった合成樹脂です。 ナイロン樹脂は軟化点が180度前後ですが、 ビニル(塩化ビニル樹脂)は軟化点が80度前後です。 たとえば、ちょっと熱めのお湯に浸して、柔らかくなったらビニール、と見ればよいでしょう。 傘などでみれば、 ナイロン製の傘とビニール傘では、質感が違います。 ビニールは、ナイロンより格安のため、安い傘は、殆どこれです。 決定的な違いは、ナイロンは、表面に特別な処理でもされていなければ、水を通しますが、 ビニール素材のものは生地自体は水を通しません。雨合羽に採用されることが多いのも うなずけますね。(笑)

yingtao7
質問者

お礼

ありがとうございます。 最初の方の説明より分かりやすいですね。

その他の回答 (1)

  • sayapama
  • ベストアンサー率37% (3925/10438)
回答No.1

●ビニール;ポリ塩化ビニル(PVCまたは塩ビ)の一般呼称です。 塩化ビニルモノマーを(ラジカル)付加重合して作ります。 ポリマー自体は硬いため、配管や日用雑貨(水回り品)などに用いられます(硬質塩ビ)。 可塑剤とよくなじむため、可塑剤をたくさん入れて柔らかくして使用することもできます(軟質塩ビ)。比較的安価の樹脂なので、雑貨(おもちゃ、日用品)や電気コードに用いられます。 透明が存在します。 ナイロン樹脂よりも一般的に柔らかいです。 摺動性はナイロンに劣ります。 ●ナイロン;ジアミンとジカルボン酸(またはジカルボン酸クロリド)の縮合重合により作られるポリアミド樹脂です。 繊維は切れにくいため、パンスト用に使われています。 ガスバリア性に優れていることから、100円ライターのガスケット(白い部分)にも使用されています。 上記のビニールよりも高価な樹脂です。 12ナイロンなどの特殊なもの以外では透明がありません。 摺動性がビニールよりも高いので、ビニールよりも滑りやすい樹脂です。 完全ではありませんが見分けるポイントとして、安価で柔らかくて、透明の商品があり、滑りが悪めの方がビニールです。 その逆がナイロンと考えて、ほぼ合っています。

yingtao7
質問者

お礼

ありがとうございます。

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