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短縮言葉・・・短縮し過ぎ???
若い人がスノボに行く話をしていました。 「車にスタッドはいた?」 あれれ、昔スタッド付きのスパイクタイヤなるものがあり、それが粉塵公害を起こしたので、「スタッドレスタイヤ」なるものが開発され普及したんですよね。「スタッドレスのこと?」と聞くと、Yes。 スタッドレスタイヤを捕まえて「スタッド」とは・・・??? 「スタッドレスタイヤ」を「スタッド」というのは、本来の意味を無視した短縮のやりすぎと思いますが、どう思いますか?
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質問者が選んだベストアンサー
最近の若者は何でもかんでも短縮してしまう傾向が強いですね。 たぶんその場のノリだけで言葉を変えてしまい、 人と人との意思疎通など考えていないのでしょうね。 『過ぎたるは及ばざるが如し』の典型だと思います。 短縮言葉を多用してそれで通じていると思いこんでいる。 けれども、すべてが通じているわけでなく、 そのために知らないうちに心と心がすれ違っていく。 そのような状態で気持ちが通じ合うわけがなく、 全く以って言語感覚がずれているとしか言いようがありません。 ご質問の言葉についても短縮の乱用の典型だと思います。 スタッドレスとスタッドは相反する言葉であって スタッドレスをスタッドと省略することは スタッドレスとスタッドの区別をなくすることになります。 ホームレスをホームと省略すればすでに意味は通じません。 キーレスをキーと略しても同様です。 また、スタッドレスタイヤ以外にも スタッドボルトやスタッド溶接といった言葉などがあるので、 それらとも区別が付かなくなりますね。 スタッドレスタイヤという言葉は英語からの輸入になりますが、 英語だからどうだとか日本人が使うからどうだとか そういったレベルの問題ではないと思います。 冒頭で私は「最近の若者は」と言いましたが、 世界的な視野に立てば「日本人は」と言い換えることもできます。 AEDという心肺蘇生装置は最近よく見かけますね。 我々日本人はたぶん100%『AED』と呼んでいるはずです。 ところが欧米に行けば大抵の人が Automated External Defibrillatorと略さずに言っているのです。 アメリカに技術研修に行った時、日本人がDSPという言葉を 現地では略さずにDigital Signal Processorと言っていました。 すぐに略号や頭文字だけで表現したがる日本人に対して、 なぜ欧米人は略さずにきちんと言い表すのでしょうか。 彼らは自分の意思を相手に正確に伝えることを大事にしているからだ、 と私は感じています。 以上、ご参考になれば幸いです。
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#1です。 #5までの回答も拝見しましたが、やはり「そう思うです。」 それは、「なるほど。確かにそうだね。」という意味です。 その略し方は初耳ですが、粋に使った子は「おバカ」で、あなたは「あったまイイー」という光景が浮かびました。
お礼
再びの回答ありがとうございます。 やっぱり、「スタッドレス」を「スタッド」に短縮しちゃったらまったく意味が逆になっちゃいますよね。でも、今までの回答にあるように、変人(老人)扱いされてしまうのが、今の日本のようです。 おかしな言葉を使うようになったものです。
- staratras
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外来語の語源(元になった外国語の意味)がわからない(または忘れられた)定型的な例だと考えます。質問者様のように語源を知っている人が「おかしい」と感じるのもまた当然です。「スタッドレスタイヤ」を「スタッド」と略すことが定着するかどうかは、語源を意識する人がどれだけいるかによって決まるのでしょう。 余談ですが、私はスパイクタイヤからスタッドレスタイヤに切り替わる時期に北海道に住んでいました。当時は、新たに普及させる必要があった「スタッドレスタイヤ」を世に知らせることが、自動車業界だけでなく行政やマスコミなどによって広く行われていましたが、「スタッド」と略す言い方を耳にしたことはありませんでした。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、実際に生活でスタッドレスタイヤを用いるところでは、おかしな短縮はされないようですね。少し、安心しました。
- e_16
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言葉は時代と共に変わりますから、それに従っていくしかありません。 今、てふてふ、って言われたらすごい変でしょ? ステンレスをステンと言うのは、もう市民権を得てますよ アルミもそうだし
お礼
回答ありがとうございます。 「てふてふ」は、その時代に「ちょうちょう」と表記する方法が無く、文字で書くときに「てふてふ」と書いていただけですよね。 「てふてふ」と書いてあっても、実際に”てふてふ”と発音していたわけでは無く、”ちょうちょう”と発音していたと学んだような気がします。 少し、回答のピントがズレているような・・・
- SPS700
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これは借りたものは自分のもの、という「ことば」特有の規則があるからでしょう。 スパイクタイヤも。スタッドレスも、カタカナで書いた「日本語」ですから、「ーレス」が無くなるまで短縮すると意味が逆になる、という「英語」の場合とは別問題です。 しかも英語圏では stud は「飾り釘」とか「カフスボタン」(時には studdhorse の短縮形で「種馬」、あるいは人間なら「男っぽいところを見せびらかすMr.筋肉」に使い、タイヤの方は、snow tire で用が足ります。 ですから日本語になったものは、焼いて喰おうと煮て喰おうと(=どこまで短縮しようと)、日本人の勝手だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 日本語になったから、好きなように使っていけば良い。 →時代が進むと、人々が同じ事を言うときに逆の言い方をするようになるんでしょうね。 日本人はまったく・・・という気持ちです。
「やりすぎ」は、時代についてゆけない老人の戯言。 「スタッド」を冒頭に置く言葉が、「スタッドレスタイヤ」しかない場合は、スタッドと短縮するべきです。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 でも、英語になるとどうなりますか?意味伝わらないと思いませんか? 別に意味通じてるから日本の中では短縮してても良いかもしれないけど、伝わらない言葉は使う価値がないかも・・・ 老人といわれる年齢でもないんですけどね。言っている事が老人と言われているので仕方がないか・・・
そう思う
お礼
早速の回答ありがとうございます。 回答に、同感です。
お礼
的確な回答ありがとうございます。 回答の説得力に感銘しました。キーレスをキー、ホームレスをホーム・・・ そのうちそんな風に言い出しはしないかと思えてしまうような状況ですね。 スタッドレスとスタッドと言ってしまうのは、スタッドという言葉が、キー(鍵)、ホーム(家)ほど意味が認識されていないことを意味するのでしょうか? いずれにしても納得の回答です。ベストアンサーに選ばせていただきます。