• ベストアンサー

買ってはいけない大論争について。。。なにがホンマなん??

「買ってはいけない」のように商品名を挙げて批判する本がはやってました。自分も企業はいいことしかいわないという思いや、消費者にもっと情報が伝えられるべきだと思ってそんな本を結構信用してたのですが、「『買ってはいけない』は買ってはいけない」がでたりともうなにがほんとなのかわかりません。どんな情報も怪しく思えます。真実はどこにあるのでしょうか?どこから得た情報なら信用できるのでしょうか?アドバイスをお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • genmai59
  • ベストアンサー率45% (1214/2675)
回答No.5

薬学部出身で、医薬品の安全性試験にかかわる仕事をしていた者です。 多少科学を勉強したものから見れば、「買ってはいけない」は、科学的に見て間違いだらけです。ものごとを批判的に見るか肯定的に見るかという問題ではなく、科学的な基礎知識がない人が、ろくに勉強せずに数字を勝手に解釈して勘違いして騒いでいるだけの本だと思います。 もちろん、「科学者は専門家なのだから、言うことをすべて信じろ」などというつもりはありません。科学者の勘違いや間違いはあるし、産業の利益のために都合のいいデータだけを持ってくることだってありえます。 しかし、誰かが安全だと言っていることを、実は危険だと主張するなら、まず、どういう根拠があって安全だと言っているのかを、きちんと理解するべきでしょう。それから、判断は総合的にするもので、一部の数字が大きいとか小さいでは判断できません。 「買ってはいけない」のような方法で批判するなら、すべての薬は危険なので、飲んではいけないことになります。 生協や一部の市民団体は、自分たちの費用で専門家を雇って食品を分析するなど、努力を重ねています。まじめにやっているところは、やっているのに、「買ってはいけない」のような本が注目されると、真剣にやっている人まで疑いの目で見られるので、残念です。 科学は万全ではないし、時代によって学説も代わります。絶対信用できる情報なんて、ありません。でも、多くの情報にふれて、それぞれの言い分を聞けば、どの主張が説得力があるかは少しずつ見えてくるでしょう。そのうえで、批判的か肯定的かという意見の違いはでてくると思いますが、それは議論を重ねて判断するべきでしょう。ともかく、本当のことを知ろうとすれば、お金も時間もかかるし、頭をつかわなくてはいけないんです。 1人1人が勉強するわけにいきませんから、より安全な情報を得るためには、市民の立場で勉強してくれる人を見つけて支援していくしかないですね。それにも、手間やお金がかかるという具合です。安全はただではないってことでしょう。 実は厚生労働省は、私たちの安全を守るために税金で雇っているはずなんです。厚生労働省が産業育成よりも市民の安全を優先するように、有権者として監視もしなくては行けません。 大切なのは、片寄った情報を鵜呑みにしないことです。特にセンセーショナルに騒ぎ立てているものは危険です。

tomtaichan
質問者

お礼

参考になる意見たくさんありがとうございました。 >本当のことを知ろうとすれば、お金も時間もかかるし、頭をつかわなくてはいけないんです。 とても共感しました。

その他の回答 (5)

  • delsol2
  • ベストアンサー率43% (25/58)
回答No.6

発売当時本屋で働いていましたが、ほんとによく売れてました。 個人的に見た感想は、「こんなの信じたら何食って生きていけばいいんだ?」「他メーカーからなんか見返りでもあるのか」と感じました。 現在手元に文庫版「それは違う!」って本がありますが、これを読んだ限りは、鵜呑みにするのは危険だと判断しました。 見解には相違はあると思いますが少なくとも「買ってはいけない」側は、話し合いの場に出てこないようですね。持論が正しければ結果はどうであれ、出てくるとは思います。 基本的に「真実のねじまげ」とこの本は書いてます。 もっともこの本も100%信用できるのかって言われると「?」ですが、少なくとも買ってはいけないよりは真実味があります。 個人的にもっとも信用できなかったのが、「それなら何ならOK」という実名の商品が書かれてないし。不安だけを煽り、それで雑誌を売ろうとしてるとしか感じられなかったんで。仕事では売上に貢献してくれましたが。 最終的には他の方も書かれているように、自己責任で使用するべきではないのでしょうか。環境や人体に害のない製品を作ることに一生懸命になっている企業の製品を購入するとか。否定だけするのは、結構簡単なことだと思いますし。

tomtaichan
質問者

お礼

 >否定だけするのは、結構簡単なことだと思いますし。 同感です。自己責任で使用していきます。ありがとうございまいた。

  • tama4622
  • ベストアンサー率32% (67/205)
回答No.4

すごく同意!私も「買ってはいけない」を読んだ後「買ってはいけないは買ってはいけない」を読んで(立読みだけど)、どっちもどっちっでなんや信用ならんなあ、と。 物事を「否定的」に見るのと「肯定的」に見るのでは同じ対象物を論じてもこうも結論がちがうのかといういい見本ですね どちらサイドも「自分達の主張に都合のいいデータ」だけを、都合の悪い部分は無視(あるいは軽視)して本を構成している姿勢が散見されてイヤでしたね で、結論ですが、私は以下のように受けとめました ・大量に販売されているナショナルブランド製品でも実はかなり問題ありとされる添加物が使われていることは事実 ・でもそれがどの程度人体に危険かは専門家でも意見の幅があり、危険とされる添加物でも実験方法が違うと「全く安全である」との結果がでたりもする ・専門家でも意見がわかれているのだから「ここから得た情報なら信用できる」というのは極論すると有り得ない ・したがって生活防衛上、自分としては無関心でいることは避ける、かといって神経質にならずに、「かなり危ない」という主張と「いや留意する必要はあるけどそれほど神経質になることはない」という主張の両方をつまみ食いしながら、買う時の選択の参考にする というものです(できるだけ生協の商品などを活用して、安易な人工添加物食品は避ける努力はしていますが) 私の場合「物質文明の便利さ」と引換えに必要最小限の有害物質の体内摂取には目をつぶるという妥協です。それがイヤで一切の妥協をしたくないのなら、行き着くところ山奥で自家農園もって米も野菜も味噌も醤油も牛乳も肉も石鹸も自給自足生活をするか、となってしまいそうな気が、、

tomtaichan
質問者

お礼

>行き着くところ山奥で自家農園もって米も野菜も味噌も醤油も牛乳も肉も石鹸も自給自足生活をするか ほんとにここに行き着いてしまいそうですよね!!いろんな角度で物事を見るという姿勢が大切ですね。 >自分としては無関心でいることは避ける あたりまえのことなのに僕の周りにはこういうことができてない人種が多いと思います。まだ学生だからでしょうか?  とにかく共感してもらえる人がいてよかったですありがとうございました。

回答No.3

「買ってはいけない2」持ってますが、あれって中味をよく読むとはっきりと「買ってはいけません!」と書かれているものはそれほどありませんよ。どちらかというと「買わないほうがいいんじゃないの?」というような書き口です。 中味は「この商品には、規制こそされてないけどこんなに毒性の強い原料が使用されてます」といったような内容がメインです。タイトルと目次だけ見て「ああ、これは買っちゃいけないんだな」というのではなくて、「この商品にはこういう添加物が含まれているらしい」という風に使う本ではないかと。 本のタイトルは「買わないほうがいい」では締まらないからそうしてるだけのような気がします。 あと、「『買ってはいけない』を買ってはいけない」は(持ってないですけど)「買ってはいけない」を100%否定する本ではありません。「買ってはいけない」では、商品の危険性を強く主張したいがために、危険な添加物の毒性の試算などでかなりダイナミックな数字を仮定したりしています。そういう部分をついている本で、「買ってはいけないを100%信用しちゃダメですよ」という本です。ただ、「買ってはいけないを100%信用しちゃダメですよ」というタイトルだと締まらないのでそうしてないだけかと。 結局、 ・企業のコマーシャルも ・「買ってはいけない」も ・「『買ってはいけない』を買ってはいけない」も 100%信用してはいけません。 というか、そういうステレオタイプの消費者が多いから、こういう警告書が出版されると考えたほうがいいでしょう。 あくまで判断の1材料として、使用するべきかと思います。最終、買うか買わないかを決めるのは貴方です。 たとえば、「この商品は100年取り続けたら死にます」という商品、30歳の人なら別に買ってもいいでしょう? 赤ちゃんに使うのはよくないかもしれませんが。 そういう点も含め、消費者が「賢く」ならなければならない時代が来ているということだと思います。

tomtaichan
質問者

お礼

>100%信用してはいけません というdaibutudaさんのスタイルは、客観的な視野を常にもたれているのだと感じました。自分も取り入れたいと思います。ありがとうございました。

  • nobugs
  • ベストアンサー率31% (1061/3349)
回答No.2

情報は、そのまま受け入れるものと、自分で選択すべきものがあります。 商品情報は、批判的な書き方が、どの様な視点で書かれているかが、重要な判断材料になります。 問題があると言われている商品でも、利用者としてメリットが大きければ、大した問題にはなりませんよね。 食品でも、様々な添加剤が使われていますが、もし使われなくなった場合の弊害が大きいので、一種の必要悪とも言えます。 ただ、自己責任が強く要求されてきていますので、何らかの問題がある事を承知しているのと、知らずに使っているのとは、大きな差がありますので、いろいろな情報を仕入れるのは大変重要なことです。

tomtaichan
質問者

お礼

>どの様な視点で書かれているか ここがとても重要だと自分も感じました。 >もし使われなくなった場合の弊害が大きいので、一種の必要悪とも言えます。 自分にはない視点でした。考えが狭いと思いました。ありがとうございました。

  • dai2004
  • ベストアンサー率32% (28/86)
回答No.1

全然回答にならないかもしれませんが…自分で見たり聞いたりして体験したことだけは信用できるものだと思っています。でも、最近は偽装やら、学歴詐称みたいに嘘がはびこってますからね。絶対正しい情報なんてないのでは? 僕は、yahooニュースやgooニュース、その他新聞やTVで情報を得ますが果たしてその情報は正しいのかというのも結局分からないですからね。 本なら立ち読みすればある程度は分かりますけどね。 アドバイスになってませんね。すいません。

tomtaichan
質問者

お礼

正しい情報を得るって大変なことなんですね。ありがとうございました。

関連するQ&A