・まず「基本」。
2次元は「点と線」でできている世界、高さがありません。アイテムは「ふたつ」
3次元は「点と線」の世界に「高さ」を加えた世界。アイテムは「みっつ」
言葉としては「1次元」から「6,7,8,9、数次元」がありますが、
普通の人が考えられるのは、2次元と3次元。
4次元は「点と線と高さ」に「時間」を加えて考えますが、今の科学では
構成不可能な世界です。話としては、瞬間移動やワープ、タイムマシーンが
考えられてますが、ファンタジーの世界ですね。
・第2ステージ。
2次元は「点と線」の世界で、「平面」です。「絵やテレビ映像」が代表的なもの。無味無臭。
3次元は「点と線と高さ」の世界。わたしたちの暮らしている現実の世界です。死があります。
・2次元と3次元を、よりスキャンダラスに書いてみると、
2次元的なものに「恋」をする・・・2次元世界のアイドルを、3次元に住む人のように思い込み
あこがれたり、実在する人のように扱う。コミックの主人公に本当に恋をする。のめりこむ。
主人公のフィギアを作ったり、映像にしたり、主人公のコスチュ-ムを作りそれを着て行動する。
世界に流行している若者の「文化」でしょうか。進むと「異常心理」の世界になります。病的です。
でも、これは、絵を描き始めた古代から、人間がしてきたことで、現代にだけ存在するものでは
ありません。昔でいえば歌舞伎の役者の絵を手に入れて楽しむ。
今なら、アイドルスターの写真、ポスター、ビデオを大切にする人は、世界に無数にいます。
・2次元的な「絵、写真、テレビや映画の映像」を、実際のアイドルと思い込み、同一視すると、
そこに異常行動が生まれます。ドラマのアイドルと、実際のアイドルとは違うのに、自分の
作り上げたイメージでアイドルを見てあこがれるので、ドラマとかけ離れた言動をとると
怒り出すフアンが生まれます。その思い込みの犠牲になってやせ細ったアイドルがいましたね。
・思い込みで作り出す「架空」のものを絶対視して、その正しさを主張する人も、困ったものです。
「学生はこうあるべきだ」「政治家はこうするべきだ」「夫なら、妻なら、親なら、子なら、先生なら」と
理想を勝手に作り上げ、正しいと思い込んで行動します。「マニュアル人間」とはそういう人です。
2次元的なものを「本当のもの」のように思い込んでいるので、おかしなことが常に起こります。
私の学生のころは、制服+制帽ナシで出かけるのは「不良だ」と、校長室に呼ばれたものです。
「良い環境、良い世界、良い国、良い社会、良い親、良い子、良い先生、良い生徒」・・・法律も含め
自分から動き出せないもの(=2次元的なもの)を盾にして、武器にして責めてくる人たちは、
普通に大きな顔をして、わたしたちの近くにたくさんいます。
・他人を「2次元のもの(本当と違うのにそうイメージされたもの)」のように決め付けて行動する人も
居ますし、「2次元的なもの」に恋してのめりこむ・・・これらは昔からある困った社会現象ですね。
『2次元的なものを3次元のもののように思い込む』・・・コミックアイドルに恋をする。
『3次元的なものを2次元扱いして白黒つけたがる』・・・アイドルを自分のイメージにハメ込む。
社会の混乱は、ここから生まれています。
●ここからは単なる説明です。ヒマなときにどうぞ。
・第3ステージ。[絵に描いた恋人たち]を例題にしましょう。
絵に描いたものは、ひとりでに動き出すことはありません。
2次元世界の恋人が、勝手に自分達で恋を進めることはありませんね。
3次元に居る人間が、絵を書き加えて、動かすことは出来ます。
こどもたちが、絵に描いたものを切り抜き、立たせても、ひとりでに動くことはありません。
犬を切り取って、話しかけることはできますが、返事は当然ありません。
グラビア写真やポスターのアイドルを好きになって、キスはできますが、お返しはありません。
異次元の交流は、より上位の次元から一方的にアクセスできるだけで、コミックに描かれた
ヒロインが、それを読む人に恋することは絶対にありません。2次元のものが、3次元のものと
交流することは、絶対に起こることはありませんね。
・第4ステージ。
でも、3次元世界に暮らすわたしたち人間は、「想像の世界」を作り出せます。
小さい子供が、紙の人形と話すように。「空想」ですから、恋もできるし、食事も出来ます。
想像豊かな人なら、その「夢の世界」でなんだってできるでしょう。
だからこそ、良いものが生まれたり、困ったことことにもなるのですが。
細かなことまで書きました。簡単なことに疑問を持ち、考えてみることは大切です。
イメージ豊かな人になってください。
あなたの明日にステキなことがありますように。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありません(>_<) 細かい事までありがとうございます(*^^*) 頭悪いので理解するまで時間かかりましたが 読んでいく内に解ったような気がします(^-^)/