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2.5次元CAMとは?
- 2.5次元CAMとは、ナスカなどのCAMに関する概念であり、3次元空間の情報を2次元の表現で取り扱う手法です。
- 具体的には、平面上に書かれた絵や模様が、空間的な立体感を持つように見える技術です。
- 2.5次元CAMは、立体と平面の中間の表現方法として、映像やグラフィックデザインなどの分野で活用されています。
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『4軸、5軸』の話が出てきたので整理しておきますCADでの2次元3次元と機械の2軸3軸とは全く意味が違います。 CADでの次元は定義できる作業空間の次元を表し、機械の軸数は(移動)可動軸数を表します。一般的にフライス、MCでは3軸以上が現在では標準です。2軸の機械というのは彫刻用あるいはルーターなど特殊なものに限られるでしょう。 大半が3軸で当然制御機も同時三軸移動可能なものです。 一部の特殊なものに4軸、5軸オプションが用意されてますが3軸以上の付加軸の付け方により主軸周りの旋回、チルトなど。 ワークテーブルの旋回、傾斜など。 CAD側から見ると3軸以上は皆3次元CADが必要になります。実際にはNCデータを作るにはそれぞれ対応した軸数をサポートするCAMが必要になります。
その他の回答 (7)
一般的にマシニングといえばあたりまえに同時に3軸動きます。 ナスカに代表されるいわゆる2.5DCAMは、基本的に二次元的な輪郭とXZ,YZ方向から見た断面だけで動きます。3Dモデルは必要ありません。2DのCADデータ、DXFがあればOKです。 簡単な形状の加工ならこれで十分で、ウチの金型の8割ぐらいはこれで加工しています。金型加工、一見複雑そうに見えても、良く見ると2.5D形状で捉えられるものはたくさんあります。 しかし個々の形状が2.5Dでもそれらが複数あって、互いに重なり合ってたらどうでしょう?これは3Dモデルを作って3DCAMで加工したほうが早いです。2.5DCAMしかなければそれでなんとかするしかありませんが、マシニング(特に最近のもの)は3DCAMなしで動かすのはもったいない。 ストックを認識して効率よく荒加工する、工具の最短突き出を決め冶具の干渉チェックをするといったことは、最新のMCを効率よく使うためには必要不可欠なものだと私は思っています。これらは3DCAMでなければできません。
- 参考URL:
- http://ameblo.jp/cadcam/
お礼
ありがとうございます。 >ストックを認識 とはどのような意味でしょうか?
回答5のものです。単純に3軸ではだめなものもあります。そのため4軸、5軸、複合加工機、精度が必要であればジグボーラーなど、機械もいろいろとあります。ソフト自体もやはり高価になります。 3軸以上必要なケースについては下記URL参照下さい。 http://www.ai-sols.co.jp/product/5ax_ppt07.htm
補足
ありがとうございます。 つまりCAMがあって、自由曲面を含んだ形状のCADデータからパスをだし それをマシニングで読み込んで、加工しようと したときに、3軸のマシニングでは加工できないことがあるということですね? 3軸のマシニングで加工できないという場合はデータがよほど複雑な場合ですか? 形状的に簡単な自由曲面でも 3軸のマシニングが古いからということで、3次元加工ができないとかいう ことはないのでしょうか? 機械がデータを読み込んだあとの話ですが、 問題があるとしたらどのような点でしょうか? よろしくお願いします。
ちょっと見方を変えて、2.5次元形状的なもの下記URL参照下さい。 完全な3次元形状だと機械も高価になりますが、実際そこまで必要な加工が少なかったりします。
補足
ありがとうございます。 >完全な3次元形状だと機械も高価になりますが CAMソフトがということですか? それともマシニングなどの機械もでしょうか? マシニングならたいてい同時3軸の動きに対応しているのですか?
ウチの感覚では皆さんの回答で100点だと思います。 後、具体的な説明を追加させてもらうと習いフライスで加工したもので立体形状(加工の仕方)は2.5軸、NCやMCは3軸が出来る。 もっと言うと 同時2軸で加工でする立体形状は2.5軸。(2軸半) 同時3軸で加工でする立体形状は3軸。 ウチでは加工の仕方によって2.5軸や3軸といいます。 つまり、NCやMCでも等高線加工は2.5軸、ペンシル加工は3軸ということになります。(走査線加工でも斜めに動かせば3軸) 参考になれば幸いです。 回答に書いていますが、あくまでも加工の仕方が同時何軸かというのが問題になります。 等高線加工でも設定変更で同時3軸動かせます。 ですが、あまりメリットはないと思います。
お礼
ありがとうございます。 >NCやMCでも等高線加工は2.5軸、 等高線加工はまずZが動いて高さをきめそれからXYが動くからですよね? スタートの時に XYZが同時に動くことはないのでしょうか? Zを決めながらXYの加工が始まるときです。
回答(2)に補足です。 同時三軸移動とはNCデータの1ブロックにXYZの移動命令が含まれ機械も三次元空間上を斜め?に動きます。 2.5の場合はXYとZが交互に動きます。例えばXYで4角を動いた後にZを少し動かして次にまたXYで4角を動かしますこのとき前回より少し小さい四角を動かすと、これを何回も繰り返していくと結果できるのは四角推になります。 でも『2.5次元』という表現自体そんなに厳密な用語ではないので多少営業的使われてるようです。
お礼
ありがとうございます。 参考になりました。
四角推、三角錐、などZの変化に対してXYの変化が一定のものでは難しい自由曲面の式でなくても単純な代数式で計算出来るので本格的3次元CADが普及する前に自動プロの世界で盛んに使われた。 その名残で完全な3次元形状ではなく、簡易的にブロック(立方体)や球体などを組み合わせて立体を定義して主に同時三軸移動命令を使わないNCコードを出す簡易3次元CAM
補足
ありがとうございます。 >主に同時三軸移動命令を使わないNCコードを出す簡易3次元CAM 同時3軸移動命令を使わないとは XYが移動していてもZが移動していないとかいうことですか? XYZすべての値が動いたときが同時三軸移動ということでしょうか?
2次元、3次元はお解かりですか? 一般的に2.5と言えば、XY移動のデータにZが追加されたデータと言う事になると思います。 ソフトによっては2次元に近いもの(Zの高さが変わるだけ)から 3次元に近いもの(3次元CADデータを元に等高線加工が出来る)までありますが ナスカの場合は、丁度その中間位だと思います。 3次元CAMは立体のCADデータが必要ですが、ナスカでは平面図形のみで立体形状を作成しますので複雑な形状は出来ません。 複雑な形状は出来ないけど、立体形状のデータを作成できるのが2.5次元CAMだと思えば宜しいかと思います。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありががとうございます。 よくわかりました。