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ガラスの製造について
色ガラスを作るとき 酸化マンガンや酸化銅、酸化コバルトなどを 使いますが、なぜ『酸化』した金属なのですか?? また、砂を溶かす温度を下げるために ソーダ灰や四ホウ酸ナトリウムを 使いますが、何がどのように影響することにより 砂を溶かす温度を下げているのですか??
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硫酸銅がきれいな青色なのはご存じかと思います。この青色は銅イオンCu2+の色です。 色ガラスでも、遷移金属のイオンの色を利用しています。なおガラスを溶かすとき高温になりますので、硫酸塩で入れても塩化物で入れても酸化物になります。 酸化した金属イオンでなく金属(0価)の状態で色ガラスになるのは、金銀銅などの貴金属の細かい粒(コロイド)のみです。金赤ガラスなどが該当します。 砂(ケイ砂)はケイ素と酸素の結合が強くて(連なった網目を形成していて)溶融温度が大変高いため、ソーダ(酸化ナトリウム)などを加えて適度に結合を切断して溶融温度を下げます。 -Si-O-Si + Na2O → 2 -Si-ONa といったような反応です。 各添加物の役割は、たとえば参考URLを見てみて下さい。
お礼
回答ありがとうございます!! お礼が遅くなってすみませんでした( ´△`) 詳しく説明していただいて 本当に助かりました(^^) また、力を貸していただけたら、 幸いです(*^^*)