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イオン交換膜法による分離について

Cu(II)やZn(II)をFe(III)と分離すりにはどんな溶離液を用いたらよいか? という問題です。沈殿などは使わず、イオン交換膜法で分離したいです。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • Saturn5
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回答No.1

ところで、イオン交換膜とはどのようなものかご存じでしょうか? 簡単にいうと、スルホン酸で陰イオン性をもたせたり、アルキルアンモニウムで 陽イオン性を持たせた樹脂です。 これらの樹脂で半透膜をつくると、同じ電荷を持つイオンは反発して通りにくくなります。 ということで、一般的な陽イオン交換樹脂にとっては、Cu2+もZn2+もFe3+も 大きな違いはないように見えます。 ですから、これだけで分離をするのは難しいです。 現在、セシウムの除洗などで特定のイオンだけを取り込む物質(ゼオライトなど)が開発されて います。これらはまだ完全に実用段階になっていません。また、企業秘密であって学会にも 大きな発表は無いようです。 ですから、一般人にとってはイオン交換膜だけで陽イオンを分離することは不可能に近いです。 電気泳動の速度の違いを利用して、濃度差をつくっていくならば可能かもしれませんが。

sairback
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 問題に間違いがありました。すみません。イオン交換膜ではなく、イオン交換樹脂でした。