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博多献上らしき帯の表裏
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ええ、確かに、下の画像が本来の表ですね。 ただ、もとの地が白いので、「表」に何がしかの「瑕疵・傷・汚れ」があって 裏表にしたとも考えられます。 リサイクル品ということなので、それ以前にもワンサイクル回っている可能性もありですから。 実際に、帯ではないですが、私は、普通に反物を裏表にして使うことも多いです。 プリントでなく、染なら、裏のほうが、多少ぼけっとしたのが味わいがあったりして面白いから。 思い出しました、裏にして使っている帯がある。 やっぱり献上ではないですが、縦縞ですが、表はあまりにはっきりと縞が出るのですが、 裏は輪郭?が多少ボケる感じがするので、こっちを’表’にして、お太鼓として私はかがりました。 どれに合わせてもあまりにはっきりと「し・ま」というのが目立つような気がしたので。 ソレと、焼けているものは、裏返すと、大丈夫ということもおおいですから、 この帯、焼けているのかもしれないですね、表にうっすらとヤケが入る。 帯の最初の反物のときにヤケが入ると、ぼけぼけのなんとなくのヤケではなく、はっきりすっきりと段だらに ヤケが入るので、目立つから。 でも、裏返すとわかりませんので。 別にそのままお使いになってもいいと思いますよ。 絹の命をきちんと生かしてやってください。 昔は徹底的に利用しましたから、裏返しにして使うというのは普通にあったことです。 洋服だって、表がくたびれると、裏表にして男性のスーツなども仕立て直したのです。 帯も限られたとこが傷みますから、いいとこどりもするし、裏返しも出来るならします、当然のお針作業です。
お礼
丁寧なご説明ありがとうございます。 やっぱり裏ですよね。 ほどけば汚れや焼けの有無も確認できるんでしょうが、まあ、これはこのまま使ってみることにします。 昔、祖母に縫ってもらった丹前は、古い着物を裏返しにして使い、裏地はいろいろ継ぎ足しでした。ご回答を読んでいるうちに思い出して懐かしくなりました。 ありがとうございました。