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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:9月下旬にふさわしいコーデと季節先取について)

9月下旬にふさわしい着物コーデと季節先取について

このQ&Aのポイント
  • 9月下旬にふさわしい着物コーデと季節先取について悩んでいます。海外で着物をおしゃれ着として着ている者です。着物の集い用のコーデを考えているのですが、質問したいことがいくつかあります。
  • 着物の季節に関する情報を調べたところ、残暑厳しい日本の事情とは異なり、当日の予想気温は26度~17度で湿度も低くて快適なので、季節に関してはどのようなコーデがふさわしいのか迷っています。
  • 質問としては、着物の単衣に合わせる帯の選び方と、小物についてのアドバイスが欲しいです。候補の帯は花柄の八寸名古屋帯と鳥と唐草の八寸名古屋帯です。また、着物の季節についても疑問があり、季節を先取る基準や地域による違いなどを知りたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ka28mi
  • ベストアンサー率41% (969/2315)
回答No.3

No.1で回答した者です。 もう終わってしまったかな、とは思うんですが、楽しい話題ですので、もう少し参加させてください。 葡萄の帯もお持ちなんですね。 季節的には、確かに9月末から10月初めに素敵ですよね。 単に合うかどうかは、素材と質感しだいでしょう。 袋帯でも、重厚な感じがするもの、厚ぼったい感じがするものでなければ、大丈夫だと思います。 私の場合は、着物や帯に迷った場合は、ポイント制で決めています。 色々な観点から、「これに+1点」「これ、-1点」と考えて、一番ポイントが高くなったのに決めるわけです。 まずは、来ていく場所や会のTPOですね。 「こじんまりとした着物の集い」「着物に通じた人が集まる」「フォーマルでもない、お茶会でもない」ということですから、唐織りや錦のような重厚な帯、半幅の博多帯、絣の帯といった、礼装用や家庭着用は向きませんね。 質問者さまが選んでおられる、紬ではあっても更紗の花鳥柄という洒落帯、金糸の入った八寸、焼き箔の袋帯、というのは、いずれもお洒落で素敵な選択だと思います。 次に、着物が決まっているわけですから、その着物に合うかどうかです。 これは、先の回答にも書きましたが、置いた感じで合っていると思われるなら、まず大丈夫です。 フォーマルの場合は、色々ありますけれど、カジュアルは、意外と人の感覚って間違わないものですよ。 先の回答者さまもお書きですが、自分の感性を大事になさるのが一番です。 そして質問者さまがお困りの、季節にあっているか否か。 これも、見て、「暑そう」「肌寒そう」という感じを持つなら、避けた方が無難です。 そして「柄」ですよね。これが一番悩みどころだと思います。 一応、着付け師さんのサイトなどで、下記のようなものもあります。 http://kimono5.jp/kimono-of-seasons.html http://kimonokitsuke.jimdo.com/着物の柄と着る季節/ ただ、こういう季節って、必ずしも決まっているわけではありません。 宇野千代さんが一年中桜をお召しだったのは有名ですが、それ以外でも、「抽象化していれば季節を問わない」とも言いますし、牡丹に限れば「百花の王だから年中OK」と仰る方もいらっしゃるそうです。 後は、本当に自分の好みですね。枚数がない時には気にしなかったのに、手持ちが増えると、ついつい気にしてしまいますし、それも楽しみの一つですけれど。 余談ですが、私は着物好きな方ほど、人がお召しになっているものについて、「この季節だったら素敵」「こんな着物/帯と合わせると、もっと綺麗」という人はいらっしゃっても、「季節外れ」「変」という方は少ないんじゃないかと思っています。 希望的観測、なのかもしれませんが、自分の周囲の方が幸運にも、そんな方たちでしたので。 時々、「え?何?」と思うような着方を若い子がしていても、意外とお茶の先生や着付けの先生は寛容なんですよね。「若い子は色々と工夫するのね~」って笑っています。 内心では、「おいおい」と思ってらっしゃるのかもしれませんけれどね。 ケチをつけているのは、着物を着ていないオバサマ、オジサマ方です。 最後に、もう一つ。 先の決め方が一番ルール通りですが、そこまでで決めきれなかった場合、私が考えるのは、話のネタにできるかどうかです。 下手をすると、これを前提に考えてしまったりもします。 たとえば、ワインの会だの、ワインがお好きだのなら、葡萄柄がいいですよね。 「ワインを楽しみに、ほら、帯まで葡萄にしちゃったの」 鳥を飼ってらっしゃるお宅に伺うなら、鳥が入っている更紗がかわいいです。 「○○ちゃんに対抗しちゃって、帯に鳥が入ってるのにしてきたのよ~」 牡丹の柄にするなら、同席する相手によっては嫌味に聞こえるので、相手を選びますが 「季節はずれは承知だけれど、百花の王の、お力を借りて壁の花にならないようにと思って」とか 短歌がお好きな方がいらっしゃるなら、木下利玄の歌を借りて、 「ちょっと、静かにしていようと思って、牡丹なの。咲き定まりて静かにしているね。」とか。 小物に唐獅子のものをお持ちなら、一緒にお持ちになって、 「ほら見て、帯とこれとで、唐獅子牡丹」とか。 話のネタにできそうな組み合わせも楽しいですよ。 着ている自分の自己満足とも言いますけれど。 ルールがあるように見えて、はっきりしたルールがないのが、着物のお洒落の辛いところですけれど、同時に楽しめるところでもあると思います。 海外でも楽しんでいらっしゃるんだと思うと、せっかく日本にいるんだから着物を着ようという気になります。 ぜひ、楽しんでくださいね。

その他の回答 (2)

回答No.2

こんにちは。海外でお着物を楽しむなんて素敵ですね。 お集まりの方々が外国人なら季節は気にせず場に合うものを用いれば良いと思いますが、お着物好きの日本人の方々なんですね? それなら強いて言えば更紗調のほうがより季節を問わずいいのかな、と思います。 個人的な好みでもそっちが好きです! 葡萄の帯も柄としてはタイムリーで良いですね。 実は私もこの週末に着物の集まりがあります。 アットホームな会ですが着物には並々ならぬこだわりのある方ばかり。 でも「あら牡丹なの~」なんて言う人はいないですが(笑) 関東ですが昨日あたりから朝夕はめっきり涼しくなって秋を感じる気候になりました。 なので斜子織り地の染め名古屋帯で稲穂が描かれたものにしようと思ってます。 着物の楽しみ方やポリシーはそれぞれ自由で良いと思います。 迷った時はルールよりも自分の感性を大切にしています。 しかし残暑ですが9月中旬以降に絽というのはやっぱり私もピンときません。(たとえ半衿一枚でも) 先週出かけた際も絽の方は見かけませんでした。 蒸し暑くはありましたけど風は秋の風が吹いてました。 太陽光線の角度が変わるのでもう夏の日差しの元で映えるものはそぐわないと感じます。 着物を楽しむのは季節を楽しむことだと私は思ってます。 決まりやカレンダー通りでなくあくまでも実感で。 些細な季節の変化を見逃さない敏感さこそがオシャレの真髄かも知れませんね。 余談でした。どうぞ楽しいお集まりを。

viany
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 「着物を楽しむのは季節を楽しむこと」というの、私もそう思います。 稲穂の絵柄、ステキですね! なかなか四季を通じて季節感のあるものを揃えるのは難しいですが、 だからこそ、今、これ!というのがある時は、そちらを優先したいと思います。 というわけで、結局、葡萄で行ってきました(笑) ちょうど栗鼠のブローチとドングリのチャームがあったので、 ブローチを帯留めに、ドングリを急遽帯飾りにして、、、というのがやりたくなって、 季節も問題ないしということで決定です。お騒がせしました(笑) 「あら、牡丹なの~」と言われることはないと思いますし、 私の知り合いの着物好きの方は、みなさん、着こなしもハートもステキな方ばかりですが 知らない人と初めて会うこともある機会なのと、 問題じゃなくても、一応知っておきたいのとで質問してみました。 ここで質問すると、着物好きでよくご存じの方が詳しく答えてくださるので、 とてもありがたいです。回答がつくと、わくわくします! たいへん参考になりました。 これからもまた質問させていただきますので、その節はよろしくお願いします。 こちらはニューヨーク。すっかり涼しくなりましたので、袷の季節がはじまるのも楽しみですが、 1ヶ月しかない単衣の月なので、また来週、単衣ででかけたいと思っています^^

  • ka28mi
  • ベストアンサー率41% (969/2315)
回答No.1

遊びで着物を着ている大阪在住者です。 まず、根本を否定してしまうようですが、海外にお住まいの方は日本の季節のルールに余り縛られない方が良いと思います。 極端な話ですが、南半球の方が寒さに震えながら薄物ってナンセンスでしょう。 それに日本の着物のルールは、根本がどこにあるかといいますと、明治の軍服のルールと、京都や東京の花街のルールです。 ですから、それほど古くからというわけではありません。 フォーマルな場は、他人の気持ち優先ですから、今のルールに従うべきかと思いますが、カジュアルの場は、お洒落感優先、体感温度優先だと思いますよ。 お住まいの地域の温度って、日本の季節にすれば春か秋の気候ですよね。ぎりぎり単、袷でもいいくらいだと思います。 実は、単って夏のものなんですよ。 夏は単、その中でも特に暑い時期は薄物、 秋から春は袷、紅葉が色づいてからと桜が咲くまでは羽織物を使って、真冬は裾にふき綿を入れる、というものだったそうです。裾に綿なんて、今はしませんけれど。 「季節先取り」というのは、おもに柄で半歩先だとお洒落というところから始まったそうです。 たとえば今の季節だったら、ウサギや月、ススキなんかがモチーフになっていると、そろそろお月見だもんねー、と思いますよね。そういったところからだそうです。 ですから、先取りしすぎるとヤボになります。悩むくらいなら、しない方が素敵です。 実際の体感気温に反した先取りは、あまりしません。 着物のルールで言いますと、6月と9月が単シーズンです。 質問者さまが、お調べになったサイトでも同様です。 ところが、5月に先取りで絽の帯や襦袢を使うのに、9月は絽の帯や襦袢を引きずっていて袷の先取りは帯くらいですよね。 帯に袷と書かれていますが、私はあまり、9月の単に本当の真冬物の袷帯をしている方って、おみかけしません。結婚式などのフォーマルで着物も袷の場合は、とうぜん帯は袷ですが。 10月頭に単をお召しの方は袷帯をしてらっしゃいますが、櫛織りとか博多とか綴とか、比較的薄い帯が多いです。裏がありますから、袷と言えば、確かに袷ですけれど。 以前、年配の呉服屋さんに聞いたところ、「だって暑いでしょう」と言われました。 「季節先取りは、見た人が『ああ、そんなシーズンだね』と思えるから素敵なのであって、無理をしているようだと見ていても辛いからね」ということでした。 結論を言いますと、私の個人的価値観では、お住まいの地域の季節感に合わせるべきだと思います。 ノースリーブや半袖の季節は薄物。 長袖ブラウスが綺麗な季節は単。 ジャケットを羽織るくらいなら袷の帯付き姿。 コートを羽織る季節になれば、羽織物。 海外にお住まいの方なら、「日本はこんな季節よね」と偲ぶために日本の季節感を、というのは有かもしれませんが、無理をなさると、周囲の風情に合わないと思います。 着物が「季節を楽しむ」と言われるのは、周囲の季節に合わせているからだと思いますよ。 典型例が「桜」でしょうけれど、お洒落な人に、カレンダーでは桜を着る時期を決めないと言っている人がいます。 本当の桜前線や桜の木の様子を見て、蕾がつけば桜柄を着、花が咲き始めれば花弁柄にし、散り始めれば着ないのだそうです。 せっかく、海外にお住まいなのですし、お住まいの地域の気候や風土を取りこんだお洒落の方が、格好良くないでしょうか。 ご質問に戻りまして、帯ですけれど、私でしたら右の牡丹の帯にします。 牡丹だとは思いますが、明らかに春を思わせる描き方をしていません。ですから、特に季節を定めずに使うことを考えている帯だと思います。 もう一方の鳥と唐草の帯も確かに秋らしくて素敵なのですが、紬地なのですよね。 なんとなく、私の感覚ですが、お召しに紬って合わない気がします。もちろん、実物を見ていませんから、載せてみられて「合うじゃない?」と思われるなら、こちらも素敵でしょうけれど。 紬地のイメージは、ほっこり、ざっくりというものですので、紬の着物や絣調の着物に合わせる方が印象が合いそうな気がします。 お召しで、しかも鮫小紋なら、もっとスッキリした帯の方が合いそうな雰囲気です。 帯だけ、着物だけでお考えになるよりも、実際に載せて見た雰囲気でご判断なさるのが、一番間違えないと思います。 お召しになる予定の着物をひろげて、帯を載せて、5,6歩離れたところから見てください。 それで素敵と感じる方が、お勧めの組み合わせです。

viany
質問者

補足

たいへん参考になるご回答、ありがとうございました!! しかもとても詳しく、感激です。 確かに南半球だったり、熱帯エリアだと日本の季節感にそぐわない、気にしない で、すむのですが、住んでいるのは北半球で、四季もあり、 多分、住んだことないんですけど 緯度が青森くらいなので、日本の東北のような感じかなと。 日本の生態系に近く、同じような種類の花が、比較的似通った時期に咲いています。 今だと朝顔やひまわりは終わって、ケイトウが(よそのおうちの庭で^^;)満開です。 着物の集まりには、日本人で着物に通じた方が着物で集まるので、 日本の着物に通じた人の常識感覚を身につけたく、質問しました。 「先取りしすぎるとヤボ」は全く持ってその通りだと思うので、 かっこよく先取がしたいです! ノースリーブや半袖の季節は薄物。 長袖ブラウスが綺麗な季節は単。 ジャケットを羽織るくらいなら袷の帯付き姿。 コートを羽織る季節になれば、羽織物。 というのはとてもわかりやすい説明でした。 今、長袖の人がほとんどで、朝夕は肌寒いので 何かもう一枚上に着るものを持ち歩くという感じです。 単衣の長襦袢に単衣の着物という、まさに日本の昔ながらの衣替えカレンダー通りで快適、 単衣があるのでわざわざ着ないけど、袷しかないならそれでも暑すぎで無理ということはないです。 なので、何着ればいいの?と調べても、 「だって暑いでしょう?」的日本発の情報にしか当たらず、解決しません。 お召しは、鮫小物柄が細かく織り出されているため、鮫肌のように(笑)ざらざらしていて 紬の方の帯も、私の眼にはしっくりきます。 どちらの帯も、持っている中では一番よくこの着物に ファッション的には合うと思って候補として考えています。 やっぱりこのお花、牡丹ですよね。。。 光沢があって、金糸も入ってるし、パーティー感はこっちの方があるんですけど、 あら、牡丹ね~とか言われたらイヤかなぁ。。。(笑) フォーマルじゃないし、お茶席でもないんですけど、 いらっしゃると思うんですよね、堅い感覚の方も。口に出さなくても。 後出しですけど、袋帯の焼き箔葡萄蔓柄 (色やデザインが牡丹帯の方に似ています。  これほど薄手じゃないですけど)もありでしょうか? なんとなく袋帯が重いなーと思って考えていなかったんですが、 季節のモチーフとしては9月末にいいような。。。 まだ悩んでいます。。。

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