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イギリスではsolicitorとbarrister

イギリスでは2種類の資格が区別されている様ですが、 日本で言うと solicitor(事務弁護士) は司法書士 barrister(法廷弁護士) は弁護士 の様な感じでOKでしょうか。 いつもお世話になります。よろしくお教え下さい。

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  • d-y
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回答No.1

英国の弁護士とはほとんど付き合いがないですが、香港・インドでの経験から回答します。 barristerは法廷弁護士、solicitorは事務弁護士とでも言えばよいのでしょうか。 伝統的な職務分担としては、直接クライアントの相談に乗るのがsolicitorで、裁判になったとき法廷に立つのがbarristerということのようです。 barristerは直接クライアントと接触せず、solicitorから事件の説明を受けて、それに基づき弁論を行うことになっているらしいです。 私の感覚では、barristerというのは要するに貴族みたいな格式の高いえらい人という感じです。 court(裁判所)というのは昔は宮廷ですから、そこに出るにはそれなりの格式が要求されたでしょうが、その名残を残している感じです。 日本の司法書士はsolicitorの制度をお手本にしてできた資格らしいですが、実際のsolicitorは司法書士よりもっともっと本格的な弁護士の感じです。 というか、我々が仕事上つきあう弁護士事務所にいるのは全部solicitorです。 訴訟になっても、法廷に出す書面の作成等は全部solicitorがやります。 barristerが必要になるのは法廷での弁論(hearing)のときで、そのときには弁護士事務所とつながりのあるbarristerに弁護士事務所経由でお願いすることになるようです。 アメリカにはbarristerとsolicitorの区別はありません。 イギリスでも、今ではsolicitorが法廷に立てるようになっており、両者の区別が薄らいできているようです。

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質問者

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ご回答ありがとうございました。