> 三食、炭水化物を食べるのはやっぱりまずいですかね?
三食、炭水化物を食べないとまずいのです。もちろん、食べ過ぎてはいけませんが、少なすぎてもいけないのです。
脳のエネルギーは炭水化物です。脳の血管の入り口は細くなっていて、ブトウ糖しか通らないのです。
脳の血管はブトウ糖だけが通れて蛋白質や脂肪は通れないので、脳のエネルギーになる栄養は炭水化物だけなのです。
脳は1時間に6グラムのブトウ糖を消費します。1日では144gです。ですから、炭水化物を1日に144g食べなければ、脳は一日中食べ物のことばかり気にして集中力がなくなります。
144gの炭水化物はご飯3杯でとれる量です。ご飯は食べ過ぎれば太りますが、一日に3杯は食べなければ、脳のエネルギーが足りなくなるのです。
> 朝、一口か二口くらい。昼一口か二口ほど。夜、二口ほど、食べませんが、三食食べたらやはり太りますか?
病院の食事療法では、ご飯1杯が110gです。
運動をしない人の場合は、110gのご飯を1日に3杯食べてください。
もしも、炭水化物の摂取量が144gを切ると、脳のエネルギーが不足します。
脳は人体でもっとも重要な臓器です。
脳のエネルギーが不足すると、脳のエネルギーが途切れては致命的ですから、身体は筋肉を分解してブトウ糖を作り、脳に供給します。このことを糖新生といいます。
断食をすると、体脂肪も減りますが、筋肉もみるみる細くなります。これは糖新生によるものです。
朝、一口か二口くらい。昼一口か二口ほど。夜、二口ほどしか食べていないのでしたら、糖新生が起こって筋肉が少しずつうしなわれているはずです。もっと、ご飯を食べなくてはいけません。
筋肉が分解されると細胞内のカリウムが溶け出すので、身体が浮腫み、ひどくなると駅の階段が上れなくなります。
ご飯を食べないと便秘します。
一日3杯のご飯を食べても、脳が使ってしまうので決して太りません。便秘も治ります。
野菜とヨーグルトとご飯をたべてください。