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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:Zn電解の過電圧について。)
Zn電解の過電圧とは?
このQ&Aのポイント
- Znの電気化学反応での過電圧について疑問があります。実際の電解では水素過電圧がZn析出電位よりも卑ないため、Znの方が優先的に析出します。
- Hgを用いたソーダ電解の場合、水素過電圧が卑に偏倚してNaの電解採取が可能ですが、Zn電解では表面粗さは関係なさそうです。水素イオンの拡散が関与している可能性もあるのですが、詳細は不明です。
- 質問内容に詳しい方からのご教授をお待ちしています。また、関連する参考書などがあれば教えていただけると助かります。
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水素過電圧は「あると便利な理論」ですがその実態については完全にわかっていません。 ただ、温度や電流量、水溶液の濃度などのいろんな要因で変化するようです。 最も大きな要素はH2の体積でしょう。 Na+、Ag+、Cu2+、H+などのイオンは水溶液中では体積は無視できるものです。 しかし、H2のみが単体になると非常に大きな体積になります。 われわれは1気圧のもので実験をしているわけで、ルシャトリエの原理より、 H2 → 2H+ + 2e- へのバイアス(平衡を移動させる力)を 受け続けていることになります。 ですから、逆に、2H+ + 2e- → H2 は1気圧下では、過剰な電圧が必要なのです。 CuやAgの単体も体積があるので、わずかながらにこの現象が観察できるでしょう。 電極にHgを用いた場合は、Naなどはアマルガム(Hg合金)になり、体積変化は単体の 生成よりも小さくなります。ですから、Hg電極ではNaアマルガムが生成するのでしょう。