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ラウエ装置にゴニオメータは必須ですか?
現在,大学でラウエカメラを製作して、単結晶材料の結晶方位を測定したいと考えています。 その際,試料台にはどのような構成にすればいいかを現在考えています。 XYZ、θ、ゴニオステージのどれが必要になるのでしょうか? もし、ゴニオメータが必要ですと、それが何故必要なのかも教えて頂きたいです。
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- freulein
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回答No.2
ANo1です。ご質問が明確でないのでおよそのご回答を致します。 試料ステ-ジをXYZ-θとした場合には、試料を回転させた場合に「試料-フィルム間距離」が変動することを覚悟してください。 特に実験的な強い要請がない場合のようです。管球タイプのX線発生装置をお使いのようです。特性X線を利用しようとする場合には、管球はそのままで「フィルター使用」により特性X線を取り出すことができますよ。デバイ法その他X線応力測定法などを行うことが出来ます。デバイカメラは比較的安価です。
- freulein
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回答No.1
結晶方位を知るだけならばゴニオ台は不要です。もしも、結晶をある方位に置く、あるいはある面で切り出したいなど結晶配向の目的があるならば、ゴニオ台が必要になるでしょう。XYZの他に3軸の回転が必要でしょう。かなり高価になります。ゴニオ台が無くては結晶を目的の方位に配向させることが困難・不可能です。 通常第一回目の方位測定の後に、目的の方位に三軸回転させ、ついでこれを確認するための方位測定をするというプロセスを繰り返すわけです。
お礼
返信ありがとうございます。 レスポンスが非常に早くて助かりました。 三軸のゴニオを購入するには高価ですので、XYZステージとθステージだけにしようと思います。 ただ、結晶配向には回答して頂いた様な切り出し等の実用的な需要がありますが、結晶方位を測定するだけの場合というのは、どのように役に立つのでしょうか? 結晶方位から結晶構造が分かるということでしょうか? また結晶方位を測定する為だけではなく、応用が効く装置にしたいと考えました。 ラウエ装置は連続X線を用いて単結晶の結晶方位の測定になると思いますが、管球を交換して特性X線を使えば、他にも測定出来る物理量はありますか。 まだまだ知識不足ですので、どうかよろしくお願いします。