病院の対応に憤り
末期癌の父が入院している病院に疑問があります。二ヶ月前に足が痛いと言うのでとある病院で色んな経緯を踏み数週間後に内臓に問題があるかもしれないということで精密検査を受けました。二週間の間、痛みに苦しみながら待ちました。担当医師からは明確な癌告知は受けず「肝臓に腫瘍がある。家族とよく話し合って」とだけ知らされ、それを父から聞いた私はすぐに癌だと思いました。その間、痛止め等の薬は処方されませんでした。消化器内科の担当医師の言うままに、整形外科へ翌週行きました。私は入院させて欲しいと訴えたのですが、整形外科では入院許可を出せないと痛み止めだけ貰い門前払いでした。数日後呼吸困難の兆候が現れました。再び一人で消化器内科へ行くとあっさりと受付の看護師が「それはすぐに入院させましょう」と言いました。そして父の希望もあってその翌日に入院することができました。整形外科医師のせめて「消化器内科へ行けば入院許可がおりるかもしれない」と言ってくれれば父は化学療法が受けれたかもしれないと思うと悔しくて仕方がありません。末期癌の父は本当に検査結果の出る二週間もの間を待たなくてはいけなかったのでしょうか。父はもうなす術なく死を迎えるのみです。その後、消化器内科担当医師からは胃癌だと言われ入院後ゆっくりと検査をする日々を送りました。推測ですが胃癌なら進行が遅いと余裕をもっていたのでしょうか? しかし結果は驚くべきものでした。肺癌だったと言うのです。胃には全くがん細胞がなかったのです。潰瘍の部類だと言われました。セカンドオピニオン先の医師も入院している病院の担当医師も「末期癌になるとどこが原発かなかなかわからないんだ」と言われました。それが本当なら私は問いたいです。「では、どうして胃癌だと最初に言ったのか? 多いい事例ならどうして肺癌かもしれないと予測して検査をしないのか?」 また、検査の承諾書も渡していないまま検査をしようとするので「まだ承諾書を渡していませんが」と言うと、何故か「先生の手を煩わせないでください。先生は忙しいんです」とひどく怒られました。もう、このころから不信感でいっぱいでコミュニケーション不足になり始めていました。その後、現在の担当医師に呼び出され「ご家族の方はもしもっと早く肺癌と気付いていれば抗癌剤治療が受けれたのに…と思われるでしょうが、どのみち余命は変わらなかったでしょう」と言われました。そうかもしれません。それは医学知識のない私たち家族には全くわからいことですが、しかしそれでももしかしたら…と腸が煮えくり返ります。自分の住む市立病院がこんな状態で恥かしく思います。家族の視点から言えば、技術か熱意かのどちらかが秀でていれば許せるように思います。勿論両方あることが理想ですが。私はこのままこの病院を許すことができません。