定まった定義というものは存在しません。人によって異なるものです。
以下も一説と捉えてください。
神には3つの解釈があります。
一つは創造主という意味、あるいは根源とも言えるでしょう。これは森羅万象は全て神のよって作られているという意味ですが、神の意思によって作られているという意味ではありません。
何十もの実を持つ幾重にも枝を張った大きなりんごの木もたった一つの種から生まれた。その種という意味です。
一つは支配者という意味。これはキリスト教に代表されるような森羅万象の上に立つ神です。
キリスト教の天地創造は支配者としての神と創造主としての神が一つになったものと考えるべきです。
一つは文字の意味そのもの。神という文字は人智を超えた存在という意味があります。神道におけるイザナギ・イザナミ以降の神の多くはこれに類するといえるでしょう。
仏は本来人間の生きるべき道を説くものでした。従って天地創造は含まれません。
人間が自然とどう関わりながら、どう生きていくべきか、またどう生きるものなのかを説いたものが仏教であり、人間の究極の目標、つまり悟りを得た姿が仏です。
大宇宙の生命。この場合は宇宙そのものを生命として捉える考えという意味でしょう。
それは生成と破壊を繰り返して流れていく時間と物質の変化を命になぞらえたものです。
これに上記の意味を持たせることもありますが、本質的には比喩でしかありません。
お礼
ありがとうございました。 やはり違いが有ったのですね。