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スペイン国債

スペイン国債金利上昇で、ニュースになっていますが、数日前まで6%を推移していたようですが、なぜ7.3%になってしまったのでしょうか?また、債権を買う立場からすると、上がってうれしい気がします。もちろん、政府としては借金の金利が高くなり財政が厳しくなるという懸念が生まれるのかもしれません。日本は0.835%だということですが、問題はスペインの経済が伸びているわけでもないのに、国債の金利があがるということでしょうか?

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  • human21
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回答No.2

スペインに限らず、国債は市場で売買されています。 株式と同じように毎日、価格が上下しています。 スペイン国債の金利が7%以上になったのは、市場で 国債の価格が下がったからです。 例えば、額面100万円の国債で利息が6万円だと6%の 利率になります。 この6万円という利息は、満期になるまで変わらず貰えます。 ところが国債の人気が落ちて市場で価格が下がり、100万円が 80万円になると、6万円の利息は7.5%の利率になります。 利率が上がると言う事は、国債価格が下がることです。 スペインは失業率が20%以上、住宅バブルが崩壊して 住宅価格が下降中、さらに自国の銀行を救済できないなどから 国債価格が下がっているようです。

その他の回答 (1)

  • pixis
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回答No.1

難しく考える必要はありません。 たとえば銀行でお金借りるとしますよね? 一人は家、土地などたっぷり資産があるとしますよね。 もう一人はド貧乏。 両方に同じ金利で貸すと思いますか? どう見ても返してくれないかもしれない危険なほうが金利が高くなりますよね。 片方は1.3パーセントで貸してくれるのに 貧乏人は4パーセントの金利を取られます。 危険負担、という意味ではごく当然です。 これも同じ、国債を発行するということは国が借金するということです。 貸すほうはかえしてくれないかもしれないのですからその危険負担として 金利が高くないと貸しません。 また、もしあなたが貸す側だったら、借主が困っていればいるほど 金利を高く払うなら貸してやってもいいよ! と高飛車に出るでしょ。 今日の夕方までに5万円用意しないとヤクザに殺される! という人なら月末に10万返すとしても 借りたいじゃないですか。 でも、腕時計をたまたま寄ったデパートでほしくなって買いたいけど今財布に5万がない。 うちに帰れば5万はある。という人があなたに「5万貸してくれる?」とったとして、 「月末に10万にして返してくれるなら貸すよ。」とあなたが言おうものなら 「じゃぁいいや、うちに帰って金とってくるよ。」といわれてしまうでしょ。 「ジュースおごってくれるなら貸すよ」だったらうちまで帰るよりジュースのほうが 安いや、と思って借りるかもしれませんよね。 同じ理屈です。 スペインは切羽詰っているわけです。また、危ないわけです。 国債の金利が高くないと人は貸してくれない(国債を買ってくれない)わけですよ。 同じなんですよ。 おっしゃるとおり、金利が高くなればそのままだと後日財政は苦しくなります。 しかし、国債を発行したということは手元のお金が増えるということです。 このお金で立ち直り経済が順調に動き出せば返せる、という計算の下、 金利計算しているのでしょう。 もし、ぜんぜん返せないのならいくら金利を上げても貸してくれる人(国債を買ってくれる人) はいないでしょう。 また7パーセントで借りて再生できなければ苦しくなるのは目に見えています。 たぶん、破綻寸前になれば世界(金持ってる国が)が助けてくれると思っているのでしょう。 また、それを投資家は知っていますのでおいしい金利なら食いつくのでしょう。