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国債の金利上昇=政府の利払い費が増える ←???

『欧州各国の国債が格下げされれば、欧州各国の財政運営にも大きな影響が出る。国債が値下がりし、その分、金利が上がるため、借金の利払い費が増えるからだ。』 ↑市場で売買された結果いくら国債価格が下がろうが(金利が上がろうが)、政府が新規の国債を売ったのはとうの昔の話であって、政府が支払い期限が来た時に国際保持者に支払うべき金利(+新規国債発行額)は、新規の国債を売り出した時に決めた通りで変わらないのではないんでしょうか? 初心者です。基本的で優しい回答をお願いします。

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  • tyatoran2
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回答No.1

短期国債から長期国債まで様々な期間がありますからね。 どこの国も償還資金は新たな国債発行でまかなうのが殆どでしょう。 返すだけの資金的余裕があるのなら国債なんて発行しませんから。 ですので国債価格が下がり金利が上がると困るのですよ。 1万円を借りている状況で利子が3パーセント これを返すのに新たにどこからかお金を借りたい でもあんたは信用ならないから1万300円貸すけど利子は10%ね と言われれば 借りているお金は1万300円と殆ど変わらないのに利息は1030円となってしまします。 これがでかい規模で起きています。

jointdry
質問者

お礼

>どこの国も償還資金は新たな国債発行でまかなうのが殆どでしょう。 >これを返すのに新たにどこからかお金を借りたい >返すだけの資金的余裕があるのなら国債なんて発行しませんから。 質問文の新聞からの引用を書き換えると、 「~欧州各国の財政運営にも大きな影響が出る。すでに流通している国債価格が値下がりし、その分金利が上がるため、信用問題から、新たな国債を発行する際の利払い費が増えることになるからだ」 ということですね? ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.6

>政府が支払い期限が来た時に国際保持者に支払うべき金利(+新規国債発行額)は、新規の国債を売り出した時に決めた通りで変わらないのではないんでしょうか? その通りです。発行額は別として、金利は償還時まで変りません。 しかし、国債は市場で売買されます。そして、新聞で上がった下がったなどという金利はこの市場での金利を指します。 例えば、売り出し価格90円、償還金額100円で国債を発行した場合を考えます。10円が利子相当分ですから売り出し時の金利は約11%です。 もし、この国債の人気が高いとすれば市場価格は上昇します。もし、95円になったとすれば償還金額が100円ですから利子相当分は5円になり、従って市場金利は約5%に低下します。 逆に、人気がなければ価格は下落し市場金利は上昇します。 日本国債の市場金利は最近20年ほど世界最低の金利、言い換えれば世界最高の価格で取引されています。即ち、世界で一番信用のあるのが日本国債です。但し、これは日本経済の長期間のデフレがもたらしたものであり、あまり喜ばしいことではありませんが。

  • kanrishi
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回答No.5

「欧州各国の国債が格下げされれば」⇒「その分(新規発行の国債の金利が上がるため」⇒「借金の利払い費が増えるから」⇒「欧州各国の財政運営にも大きな影響が出る」。 まともな日本語ならこうなるところでしょうか。言っていることは至極当たり前のことなのですが、多くの目を引きたい魂胆が透けて見えます。。 新聞(マスメディア)はインパクトの強いことばを前に出したがるために、因果関係があいまいになるような表現をよく使いますからご注意。 こういう下品な表現方法は決して真似をしないでください。

jointdry
質問者

お礼

あまりにも、その世界にドップリ漬かった生活をしている人にとっては、当たり前のことすぎて、何かを人に説明するときに主語を初めとして色んな言葉を省略して言ってしまうことは良くあることです。 この件はそのケースだと私は思うのですが、 物書きの人は、どこまで優しく言葉を補足するのか、逆にあえて省略してスペース(字数)を削るのかということが仕事の難しいポイントになってくるのでしょうね。 ご回答ありがとうございます。

回答No.4

あとはお金を刷ってチャラにしたり、少しの増刷で負担軽減するなどの方法もありました。そうなれば当然通貨の信用は失われ通貨暴落で輸入品を中心に価格が暴騰したりもします。EUの場合個別国に通貨印刷の権利はないのでその選択肢はありませんが。

jointdry
質問者

お礼

アドバイスをありがとうございます。

回答No.3

その通りです。なのでその後は新規国債発行を減らすか、高金利の新規国債発行を行うのかのどちらかになります。 つまりは国債をしてその資金を何に使用してるのかでその後の国の実負担が変わってきます。例えば、国債発行をして道路だけを作っていたなら、道路を作るのをやめればよいだけとなりますし、国債発行をして減税政策をしていたなら減税をやめればよいということになりますし、国債発行で福祉政策を行なっていたなら福祉政策を削ることになります。

jointdry
質問者

お礼

アドバイスをありがとうございます。

回答No.2

合ってますよ。ただし、今年の償還分を返せるなら。 日本を例にすると、今年償還を迎えた国債額以上に借りますから、金利の厳しいローンにわざわざ借り換えるようなモノで、今年すぐに困ることになります。そして、今年の国債が売れなければ償還出来ないわけなので、どんなに不利な条件でも今年の国債を売らなければなりません。 もし、償還のための資金が用意出来なければ、それをデフォルトといい、破産状態とみなされるわけです。

jointdry
質問者

お礼

質問文の新聞からの引用を書き換えると、 「~欧州各国の財政運営にも大きな影響が出る。すでに流通している国債価格が値下がりし、その分金利が上がるため、信用問題から、新たな国債を発行する際の利払い費が増えることになるからだ」 ということですね? NO.1さんへの返信と同じ内容ですいません。 ご回答ありがとうございました。

jointdry
質問者

補足

新聞の文が『借金の』が『新規国債の』だったら理解できたと、今になってはそう思います。 「新規国債の利払い費が増えるからだ」