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喪中における得意先の社長交代のお祝いについて
得意先の社長様が亡くなられ御子息が新社長に就任されました。 早速お祝いをと思いましたがまだ喪が明けておりません。 早速、お祝いをお渡しすべきかと思いますが喪中での慶事は避けるべきかとも思います。 ご存知の方がおられましたらお教えください。
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- yanhua
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遠慮なさらずに御祝をお届けして問題ありません。 喪に服すのは身内に不幸のあった親類縁者。 古来「不幸のあった家の火で煮炊きしたものを食べるのは縁起が悪い」との考えにより、 世間に「汚れや死霊の災いを及ぼさないように」との趣旨です。 -昔は催事は自家で飲食を提供した- 従って服喪中は己が世間様との接触を控えるのであり、他人の行動を制約するものではありません。 例えば、訃報を出し年賀状を欠礼しますが、「自分は欠礼します」という通知です。 不幸を知らずに年賀状を出しても、出した人が責めを負う問題でも非礼でもありません。 喪中に年賀状を受けた側にとっても、自分の服喪に影響するわけでなく、縁起の是非に関わりありません。世の中の新年を心で賞でていれば済むことです。 親しい間柄では、他家の不幸を知っていても「心情を斟酌しつつ新春の挨拶をする」場合があり、それがむしろ相手への心遣いとなることもあります。 一方で社長就任は社会的仕組みとそれに伴う行動ですから、個人の意思に関わるものでなく、法人として社会に対して明快にすべきことです。 よって、祝をする側は特段の斟酌は無用です。 ただ、個人企業で親の不幸に起因する場合は、ご当人も控えめになさるでしょうし、祝う側も心情面での配慮は必要でしょう。後任社長としての健闘を期待して励ます意味でも、是非祝をしてあげてください。 その新社長の周辺で、やっかみ半分で陰口を言う舅姑小姑がいたとしても、新社長ご本人は服喪中に花が咲いたようでお喜びになるでしょう。 中元歳暮は服喪中でも贈って構わないのですが、慶事扱いではないからです。社長就任も個人ごとではなく、社会的役割としてのことですから問題ありません。 といいつつ、のし紙は地味なもの又は白の奉書紙に上書きするだけがよろしいでしょう。 配慮を示すためには、 「社長就任を記念して」、「貴社のご発展を祈念して」などと書くのもよろしいですよ。 あなたの人柄を表わすのに良い機会です。 熨斗の選び方については、 一流百貨店で訊く、鳩居堂で訊く、超一流ホテルでコンシェルジェに訊く、なども方法です。
お礼
大変参考になりました。 喪中の意味のみならず、お祝いを渡す際の配慮の方法まで教えて頂きまして 感謝いたします。 早速お祝いを届けたいと思います。 本当に有難うございました。